五話 蘇生後の中学校でトラブル
「行ってきまーす…」
さぁ、学校に行くか…って血痕まだあるし!さっさと消えろや…
っと、獣人の身体能力とやらを試してみるかな?
5秒後…
ヤバっ!これはヤバい!
一瞬で踏切まで着いてしまった…
てか学校通り過ぎてるし!まじでやばいなぁ…
学校に改めて行くか…
3分後……教室内……
「おはようございまーすっと」ん?
教室内が騒がしい。何故だ?ちゃんと
性別を男に戻して耳も尻尾もしまってるぞ?
「お…お前…死んだんじゃないのか…?
本当にお前か?」
あーそれか、それね。
「あぁ…どーせ俺のそっくりさんがそのまま逝ったんじゃない?当日俺は腹痛くて休んだし」
これは嘘だ。俺はしょっちゅう腹を壊すが、事故当日はちゃんと登校しようとしたからな。神様の手違いで一回死んだけどね。
「そ、そうかあ、まぁいいや」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り朝学習となる…
「おはよ…大丈夫かお前!」
あ、先生。どう言い訳すっかな…?
めんどいし話そかな?後ろ盾は欲しいからね。
「先生。後で話すんで出来れば個室を用意してください。あと、先生1人だけてお願いします。」
「で…でも今話さn」
「お願いします。今、ここでは言えないんです。わかってください」
「わ、わかった。後で個室を用意する」
は〜よかった。とりあえずみんなの前で正体をバレるようなことが無くて。実際側からみるとすっごく怪しそうだけどね!
実際先生こんな大人しく引き下がらないと思うけどね!ご都合主義ってやつです。