三十九話 ツリスのお願い(後編)
うん、みんなが言いたいことはわかる。
投稿遅くならないようにするって言ったのに4日間投稿しなかったか。
うん、サボってました。すいません。ま、まあ、今日は後一つ投稿するから…(汗)
あいつ…サタンが入ってきて2時間。今更だけどあいつおもいっきし遅刻してんだよね…
さてと…本当にどっかで見たような顔してんだよなサタンは…やり返したいけど閻魔さんにどやされるのもやだしね…
サタン「おいお前!これやれ!」
はぁ…大人の監視が離れたらこうだよ…これぞ隙あらば何々かな?この場合、隙あらば仕事押し付けだと思うが。
非雨「なぁパイセン、あんた一応私の先輩…なのかな?そうだったら後輩の私に良いところ見せてくださいよ…」
もうこれから職場内でサタンの名を呼ぶ時はパイセンと呼ぼ…様付けなきゃキレるあいつもこれなら…
サタン「その言葉遣いは何なんだよ!なんだパイセンって、俺より偉くなったつもりか!?」
……これ、私が知る限りでは、こう言う歳上とかのDQNとかヤンキーに『パイセン』って言うと思うんだがなぁ…ただ単に私がヤンキーとかの情報を集めて無いだけか、こいつが頭が私にとにかく口答えされたくないだけかどっちかは分からないが。
サタン「わかったんならさっさとやれヤァ!」
私に対して書類を投げつけてきた。うん、ツリスや閻魔さんが言うように、こいつ、やばいな…とりあえず、メモ帳に『サタンは正確がクソ悪い上司の様に、仕事を押し付けてくる…』と書こう。
てか、どっかのアニメキャラに正確が似ている…いや、下界の性格悪い上司がやりそうな手口を私が受けているわけだが、どっかのハゲが社員に自分の仕事押し付ける状況と似てない?
職場男A「大丈夫かい非雨ちゃん?あいつになんかされなかった?」
非雨「見てたんなら助けてくださいよぉ…ま、仕事押し付けられただけで他は何も無いです。」
職場男A「おぉ…あいつこりゃまたすごい量の仕事を押し付けていったなぁ…手伝うかい?」
非雨「いや〜自分の仕事能力向上として全部やっていきますよ!優しい先輩のお陰で機械類のいじり方分かりましたし!あっ…あいつには内緒で…」
職場男A「ん?何をだい?」
非雨「サタンをあいつって言っていることと、あいつが私に仕事を押し付けて来た時に、あまりのおかしさに笑ってしまったことを…ね…?」
職場男A「おう!後昼飯の時、話してー事があんだ。」
非雨「はいわかりました。」
私は押し付けられた仕事ごとやり始める…
…
…
…
閻魔「皆の者、よく聴け!今から昼飯の時間だ!」
職場男A「あー、お腹すいたー…」
職場女A「私も〜…早く食べよ…」
閻魔「ちょいと非雨、こっち来い。」
非雨「ん?はーい。」
私は閻魔さんに着いて行く。
閻魔「さて、偵察して4時間と半が経ったわけだが、どうだ?私の部下は?」
あー、やっぱ気になるよね部下のこと。
非雨「過保護なんじゃないかってくらい優しく丁寧に接してくれます…あいつ以外。」
閻魔「あー、そうかあいつか…なんかされたか?」
非雨「えぇ、出会って数秒で自分を様付けして呼べって言った上に、私が断ったら逆上して蹴りを入れて来たり…後は仕事の押し付けを食らってますね…ま、自分の仕事能力向上に繋がるんで良いんですが。」
閻魔「おぉぉ…蹴りか…とりあえず、あいつ…サタンには注意しておく。」
非雨「叱っちゃってくだせぇ閻魔兄貴ィ!」
閻魔「ん?今なんて?私は君と兄妹になった記憶なぞないのだが?」
非雨「あ、すいません。こっちの話です…」
閻魔「まぁいい…そういや非雨は腹空いたのか?」
非雨「まぁそれなりに。いうて弁当も何も持ってませんけど…」
閻魔「よし、なんか買ってやる。何が食べたい?」
非雨「へ?」
閻魔「いやだから、なんか食べる物買って来るから、何が食べたいかって聞いてるのだが?」
おぉ…閻魔さん太っ腹ぁ…流石社長。
非雨「じ、じゃ沢山食べれる物で…」
閻魔「わかった。買ってくる。あと部屋から出て私の部下と話しているといい。」
非雨「ありがとうございます!ゴチになります!」
閻魔「気にすんな。」
さて、閻魔さんは部下思いだって事がわかった事だし、話に行くか。
…
…
職場女A・B「「羨ましいなぁ〜」」
非雨「いや〜すいません…急に来たもんでね…弁当用意し忘れてたんですよ…」
てか朝から晩まで監視するって言うのに弁当を忘れる私のアホっぷりよ…
職場女A「閻魔さんに言われなくても、私が奢ってあげたのに〜…」
…部下…いや、後輩思いがここに一人…いやいや、四人いることを忘れてたな…
非雨「…どうでもいいこと聞いていいですかね?」
職場女A「んぇ?(ん?)はゃんひゃい?(なんだい?)」
話しかけた女の人はブロッコリーを口にしながら話した。とある宇宙人が言ってた言葉を言いたい…
非雨「みんな凄く仲良いですけど、その関係性を教えてくださいな。あと失礼ですが、お名前を…」
んー、こう言う関係を聞くのは野暮ってもんなんかな?
職場女A「まー私達四人は昔っからの仕事仲間かなー。あ、私の名前は狐藍だよー。」
職場男A「俺の名前は蛇太郎だ。まーこっからもよろしく。」
職場女B「私の名前は栄猫。よろしっく!」
職場男B「俺の名前は波豪だ。いやー、こう言う自己紹介って緊張するねー。」
非雨「わっかりましたッ!」
閻魔「買って来たぞー。」
非雨「あっりがとうございまっす!」
お食事中…
非雨「ゴチになります!」
閻魔「うい。仕事頑張れよ。」
非雨「はーい。」
…
…
…
…
食事して6時間が経った。サタンは仕事を押し付ける癖にグースカ寝てやがる。うっぜ。
お、グースカサタン様(笑)が起きたな。さて、何を言うのだろうかね。
サタン「おいチビ!俺の奴隷になれ!」
非雨「はぁぁぁぁ!?」
いや、待って待って、奴隷だと?ふざけているなこいつ…
サタン「いいから言うことを聞けチビ!」
非雨「うわっ!」
サタンが私の腕を掴んできた。良し、透明+獣人化で怪我させよう。保険があるからこそできること。奴隷?だが無理。誰が引き受けるかっての。
サタン「なっ、消えた!?」
よしよし驚いてる驚いてる…ふっふっふ、極小氷を極限まで尖らせ目に放とう。効くといいな。
あー、でも目はやめよ、過剰防衛って言われても困る。やっぱ体かなー。
よーく狙ってー、ズドン!
サタン「痛ったぁぁ!!」
ふふふ、いい気味だね。
ツリス(バッチリ証拠取れたよー。あんたも大変だね…てかごめん、初仕事があんな奴がいる仕事場の偵察って。)
いやいーよいーよ。目の前であいつが痛がっているのを見れたわけだし。
てか、引き上げてもらっていいかな?このままいると閻魔さんになんか言われそうだし。
ツリス(ういふーい。あ、後で閻魔に言っといてあげるよー。)
お、それはありがたいね。では引き上げてもらおう。
…
…
…
…
非雨「ただいまー姉貴」
ツリス「なぜ姉貴と呼ぶ…いやまあツリスでも姉さんでも姉貴でもママでもいいんだけどさー。」
ママとは呼ばん、ママとは。
非雨「じゃ、報告よろしく〜。」
ツリス「りょーかーい。あ、今日呼び出してゴメン、あっちの世界で一日経ってんだよね…」
非雨「…ウォナテさんに後で謝っておこ…」
ツリス「いやほんとごめんて…ま、一日中寝込んでたってあっちは認識してんじゃないかな?」
非雨「そーだといいんだけどねー。」
ツリス「じゃ、異世界に送りなおすわ。おやすみ〜。」
非雨「おやすみ〜。」
私は意識を手放す…
俺のリア友ならわかるかもだけど、実話を少し練り入れてます。