☆三十七話 受付嬢にお料理伝授(後編)
色々やってたら月曜に投稿出来なかった…
その理由は最後の方に…
私はギルドに着いた。受付の所はいつもの受付嬢…ウォナテさんは居ないな。今日有休取ったらしいから当たり前っちゃー当たり前なんだけどさ。ウォナテさんの代わりに他の人が居るな。これも当たり前だけど。
私は依頼の紙が留められている所に行く…
ゴブリン退治…鉱石採取…ん?さっき貼られたばっかりの紙があるな…えっと何々…重体の息子を助けてくれだって…?んー、私で出来なかったらソフランちゃんの出番だねー。んで時間が余ったらゴブリン退治でもするか。
ユキヒア「これお願いしまーす。」
よく見たら代わりの受付嬢さんは若々しい女性だ。
受付嬢A「へー、この子が噂の女の子ねー…名前なんて言うの?」
ユキヒア「えーと、ウォナテさんに聞いてないですかね…」
受付嬢A「あー、あの人ねぇ…凄く真面目で私は苦手なんでなぁ…名前聞いてねぇや…」
ユキヒア「そーですか、じゃこれ見てください。ついでに依頼の認証もお願いします。」
受付嬢「ほー、ユキヒアちゃんねー…ウォナテが居ない間は私が居るから気楽に話しかけてくれや!後私のことはローズと呼んでくれ!」
あー、名前聞いてないのに勝手に教えてくれたな…ローズさん。薔薇なのかな?
ローズ「ほい、認証完了したよ!怪我人の治療ねぇ…ちゃんと癒してやるんだよ!」
ユキヒア「ま、頑張って来ます。」
私が無理だったらソフランちゃんに頼むけどね。それでも無理だったら諦めよう。
私は依頼主の家に行く…
…
…
ここが依頼主の家かー、とりあえず入るか。
ユキヒア「すいませーん、依頼を受けてやって来ましたー。」
依頼主「おお!…って子供か…いや、そんなことはいい。今すぐ息子に高度な治癒魔法をかけてくれ!」
依頼主さん、今さらっと期待外れな顔しましたよね?その後すぐ期待の視線をむけてきたが。
ユキヒア「息子さんは何処ですか?早く症状を見たいもので。」
依頼主「わかった、こっちだ!」
私は依頼主さんについていく。
依頼主「息子は昨日はなんとも無かったのだが、今朝に急に血反吐を吐いて倒れ込んだんだ!どうにかしてやりたいが医者は苦い顔で『現時点では治療は無理なので、安静にして下さい』って言ったんだが、医者に診てもらった後にさらに酷くなったんだ!」
…まず医者、諦めんな…それ自分が治療出来ないから患者を放ったらかしにすんなし…もう医者辞めちまえ。
っとこの場に居ない人を侮辱しても何も始まんないから、今私が出来る治癒魔法をかけてやるか。
ユキヒア「ー癒しの精霊よ…この人に安らぎを与えよ…ー………だめだ、治んねぇ…」
依頼主「なんだって!?」
いやー、治んねぇか…いや、今掛けた治癒魔法もまんざら無駄でも無いみたいだ。その息子さん、顔が青ざめていたのに、顔色は良くなっている…が、根本的なやつ…手強い病原菌までは完全に駆除出来てない。そして私にそれを駆除出来る能力も無い。
ユキヒア「でも、顔色は良くなっています。しかし、多分息子さんは重い病気にかかってますね…ちょっと待ってください…」
私は治癒魔法のスペシャリストにおいて妹…すなわち、ソフランちゃんを呼ぶ。
ソフラン「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!んてお姉ちゃん、何すんの?」
うん、ソフランちゃんはいつも通り可愛い。流石私の裏人格だ。
ユキヒア「あー、この息子さんの病気治してやって。私でも無理だったから手強いと思うよ?」
ソフラン「ありゃ、お姉ちゃんでも治療は無理だったか…こりゃ相当手強いね。頑張るよ!」
依頼主「あの、突如現れたこの女の子、誰なんだ?」
ユキヒア「あー、一言で言うと、『治療のスペシャリスト』ですね。」
依頼主「すぺしゃりすと…?」
ユキヒア「うん、今のは忘れてください。っと、そろそろ始まりますよ。」
ソフラン「お姉ちゃん、もうやっていいの?」
ユキヒア「ありゃ、まだやってなかったか…もう、いつでもいいよ。治しちゃって!」
ソフラン「分かった!
ー癒しの精霊よ…彼に極上の幸を与えよ…ー
よし、成功したみたい!」
依頼主「え?」
ソフラン「治りました!まだこの子は寝ているみたいだけど、数時間もすれば元気にはしゃぐと思う!あと、この子の中に居た病気、凄く手強かったよー、魔力がもうすっからかんだよ…」
ユキヒア「よくやったソフランちゃん!ゆっくり休みな!」
ソフラン「わかったぁ…zzz」
ありゃ、疲れて寝たね…今度、たくさん褒めてあげよう。
依頼主「ありがとうございます!報酬は後日ギルドで渡されると思います!ほんとに息子を助けてくださりありがとうございます!」
ユキヒア「お礼は私じゃなく、ソフランちゃんに言って下さい…ってもう寝てるので後で私が言っときます。では、さようなら〜。」
私は依頼主の家を出る…
…
…
…
よし、ギルドに言って依頼完了の判子を押してもらった後、まだ6時間経ってないけどウォナテさんの家に戻って来た。ゴブリン退治は…面倒だな…今度やろ。
ユキヒア「ただいま戻りましたー。」
ウォナテ「お、ユキヒアちゃん、まだ6時間経ってないけど戻ってきたの?」
ユキヒア「はい、とりあえずウォナテさんと一緒に灰汁とか取ったりして、なんか話しましょうや。」
ウォナテ「そうですねー。」
5時間後…
ユキヒア「ありがとうございます、夕飯までご馳走になって。」
私はウォナテさんに料理を伝授完了した…ふぁぁぁぁ…眠い…
ウォナテ「いやいや、ユキヒアちゃんが教えてくれたので、ささやかながらのお礼です。」
ユキヒア「いやー、照れる…な…」
本格的に…眠い…落ちる…
ウォナテ「ん?ユキヒアちゃん?ちょっと!ユキヒアちゃん!」
私はそのまま、謎の強い睡魔によって、なすすべもなく深い眠りの沼に落ちていった…
さて、何故遅れたのかと言うと、非雨さん(女体化)を書いてました。
しかし、絵を描くのがド下手な私は、試作非雨を書いて絶望し、サイト等で上手く描く方法を見まくって色々と模索しまして、悪戦苦闘すること2時間…ついに出来た!
その結果がこちら!↓
こ れ は ひ ど い
いやー、何が酷いって、バランスの悪さ、影、手の悪さよ…一応ピクシブのイラストレーターのjimmy様の書き方ナビを見て書いたり、絵が上手い人の書き方のやつを見て必死に真似したんですが、画力なんか無いので、こんな酷い結果に…
だけど、この非雨を美化して小説を見てくれれば幸いです!こんな下手な絵でもよければ他メンバーも書く予定です!
では、長文失礼しました。ではでは〜