二十四話 旧友からのお誘い。
私達が目を覚ましたのはいつも通りのツリスの部屋だった。
ツリス「ちょーっと待ってね、会いたい人連れて来るから。」
そう言うと光と共にツリスが消え、そしてすぐに、なんか第一印象はなんか真面目そうな女の人が来た。見た目は桃色の髪と青紫色の眼に普段着と言わんばかりの服だ。
ペルセポネ「ほう、貴女がツリスが言っていた友達か…申し遅れた、私の名前はペルセポネ・ターバマだ。ツリスと同じ世界の神様をやっておる。長いと思うからペルでいいぞ。」
は、はぁ、顔等はあのスロットと凄く似てる…この姿のペルさんも何かくるものがあるな…
ペル「全くツリスの所の愚民共は…私を神話上の生物としながらあんな姿に私をコーディネートするなぞ…許さぬ…」
ツリス「あー…ごめんって、わたしのとこの変態共がね…なんかいろいろハッスルしてあんな発想しちゃったみたい…」
ペル「もういっそあのツリスのとこの変態共を始末してこようかしら?」
ツリス「いやいや、あんたがやると愚民じゃない人まで巻き込むでしょ…」
非雨「あのー、ペルさんや、私達を何のために呼んだのか教えて欲しいんですが…」
ペル「あー、本題を忘れてたわ。んで非雨、あなた、『1ヶ月間』だけ異世界に転移してみない?」
非雨「ふぇ?なんで?」
ペル「あなた、天津という少年と戦い、苦戦したから能力を鍛えようって思っているんじゃないの?」
非雨「あ、確かにそうだなぁ…」
ペル「別に1ヶ月だけだし、その間この世界の時間は進むことはないよ。ただしステータス等はこっちでいじらせてもらうけどね。」
非雨「大丈夫かなぁ…いろいろと。」
ペル「あ?その様子だとソフランちゃんや異世界の力をそのまま持ってくることを考えているわね。別に大丈夫よ。ソフランちゃんはあなたの裏人格だし、力等はこっちが色々いじり直せばいいからね。」
ツリス「というわけで異世界に転移させるよー、転移の日は明日ねー。」
何か、私の知らないところで色々と何か起きてる気がするが、元々私は一回死んでいることだし、そんなのは…多少気にするけどね…まぁ、明日になったら考えるか。
ツリス「あ、明日になるまで暇だから四人でガールズトークしない?」
ペル「あー、さんせー。」
どうやら、その考える時間も無さそうだ。
まぁ、ぶっ飛び設定になりましたが、ちゃんと能力者育成学校の話を書くので安心してください。
もしかしたら章分けするかもしれません。
ソフランちゃんの出番を増やしたい…