三話 神様による口止め料
「で、要望をなるべく叶えてくれるんだよね?」
「できる限りでね。」
お、おぉ。そうかぁ。
「じゃ、さっき雷出したよね?」
「うん。」
俺の願いその1。魔法が使えることだ。
だけど、ラノベとかでよく見るチートじゃない。生活が便利になるような魔法が欲しい。魔法レベルカンストした人が魔法を打ち間違えた日には…この世が終わることは馬鹿な俺でもわかる。
「という訳で、生活が便利になる魔法を現実世界でも使えるようにしてくれ。」
「私だったらそんなこと気にしませんけどね〜指定は受けなかったから全属性魔法小っていうやつにしとくよー。」
「俺が気にするんだよ…まぁいいや、ありがとう。次の要望言っていいかな?」
「いいよ」
全属性の魔法か〜使え間違え無いようにしとこう。
「次の要望…俺を獣人にしてくれ。」
「そんな人地球には…ってあなたケモ耳大好きだったの思い出したわ…」
えぇ!?俺の死ぬ直前の思考すら読んでたのかよ…神様スゲェな…
「もっと褒め称えなさーい!っと指定は受けなかったからこちらで決めていい?」
「あぁ、ダメダメ、出来れば猫と狐の獣人にして欲しいなぁ。」
「え?どういうこと?」
「あ、獣人にするなら耳は猫耳で、尻尾は狐のやつにして欲しいな」
「あぁ〜わかったわ。って学力と身体能力が低いわね、これじゃ獣人の名折れだよ。引き上げておくけど、いい?」
「え?いいの?ありがとう!」
「じゃ、あと一ついい?」
「えぇ〜めんどくさi」
「神様最高!可愛い!永遠の17歳!」
「きゃ〜ありがとう!いいわ!もう一つ要望を聞くわ!」
神様がこんなちょろくていいのだろうか。(哲学)
「じ、じゃあ、髪の色、目の色。性別を自由に変えれるようにしてくれない?」
「いいよ〜♪」
やったぜ。まぁこれくらいで十分だね。
「じゃあそろそろ帰すわね。」
「あぁ、色々ありがとう。」
そういうと俺の体が光に包まれる…
「あ!おまけに耳と尻尾を自由に出し入れ出来るようにしたよ!」
おっいいじゃない!
ありがてぇなぁ。流石。
「じゃあな。死んだらまた会おうな。」
「じゃあね〜」
それを聞くと意識がぶつって切れる。
本当に気が向いたら投稿します。
ちなみに現実世界をモチーフにした世界です。前回指摘をくださりありがとうございます。