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二十一話 ソフランのお手伝い(前編)
本当に短いです
「じゃあソフランちゃん、何する?」
私…いや、私達か。私達は新しく出来た裏人格を家に入れた。『裏人格』だから、多分私の新しい家族になるはず…
「私の新しいお家、ここなのお姉ちゃん?」
「そーだよ〜、お腹空いてない?何か作るよ?」
「じゃあソフラン、お姉ちゃんの1番美味しいと思うご飯が食べたい!」
うっ、そうきたか…指定はないと…
「そ、ソフラン、好き嫌いとかは無いよね?」
「ん?私、お姉ちゃんが作った料理は全部美味しいから大丈夫だよ!」
おぅ…我が裏人格よ、プレッシャーをかけるで無い…
「じゃあ作るから、部屋に行ってて…」
「ソフラン、お姉ちゃんのお手伝いする!」
「ブッハッ!?」
ヤバイ!鼻血がぁ……ソフランちゃんが可愛すぎる…なんとも健気な妹なんだ…
「ひぇ…!?お、お姉ちゃん?大丈夫?」
「あぁ、大丈夫。ちょいとばかし考え過ぎた。」
テストなんて滅んじまえ…
今回短いのはそれが理由。




