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『元』少年は姉妹になったので次女になる  作者: ただの雪餅
本格的に茶番の世界で愉快なぱーりない
137/148

茶番四十話 誕生日としっぽもふもふのプレゼント

非雨の誕生日(この小説の初投稿日)に間に合った!

今日はめでたい日だ。


「「「非雨〜っ(おねーちゃーん)!誕生日おめでとーっ!!」」」

「嬉しいよ♪ありがと〜っ♪」


そう。何を隠そう、今日は非雨の誕生日なのだ。同居して約2年が経つが、今じゃしっぽをモフり合うほど仲良くなった…気がする。


本人曰く、『いつどこで誰が私の誕生日に気づくか、ワクワクドキドキものだったよ〜!』とのこと。


ケーキを入刀して4、8等分する。4人居るのでケーキはf


「非雨ちゃーーーんっ!!誕生日おめでと〜〜っ!」

「おぉ!誰かと思えば天凛ちゃんじゃないか!ということは!」

「よぉ、雪餅、非雨。お久しぶりだな。そんでもって誕生日おめっとさーんっ。」

「天津がきたーーっ!!」


超久しぶりの天津&天凛ちゃんペアが遊びに来た!

ていうか夜に来るのもレアケース…というか初めてだな…鍵は締めてたんだけどな…


「私が天津君達を確認したからこの家に入れたんだよ〜?」


ツリスさんかい()

まぁ招待が知れてよかった。鍵締めてないのかと思ったよ。


「ごめんね非雨ちゃん…今日の昼辺りにね、『あっ!今日は非雨ちゃんの誕生日じゃん!と思って急いでお祝いのご飯やケーキを作ったんだよね…!出来が悪いかもだけど許しておくれぇ…」

「何を言う天凛ちゃん。貴女の出来が悪いっていうのは大抵出来がいいことっていうのがほとんどだからね…!安心して受け取っておくよ!」


確かに天凛ちゃんの作るご飯は俺が作るご飯より美味しい。非雨のご飯とタメを張るレベルだ。


さて2人加わったところで…改めて…非雨、お誕生日、おめでとう!





………





今日、天津たちはこの家にお泊りをするつもりだ。別に楽しくなるのだから大歓迎なのだが、俺は今非雨と天凛ちゃんに挟まれている。


「なんで俺は挟まれているんだ…?俺は非雨に俺のしっぽをもふらそうと思ってたんだけど…?」

「1人でもふもふするのもいいけど、2人でもふるのもいいよね!」

「ウンウン、そいうことで、雪くん、よろしくねー?」



おっふ…まぁ俺のしっぽは8つあるから十分間に合うんだけど…いいか。


「うぉっほん。と言う事で非雨、改めて誕生日おめでとう。俺からのプレゼントは、今日のためにめちゃめちゃ手入れして、モフモフにしたしっぽだよ!天凛ちゃんも一緒にご堪能あれ!」

「やったー!雪餅っ、ありがとーっ!!」

「もふもふさせてもらいまーすっ!」


2人一緒に俺のしっぽをモフる。じょじょにモフモフの速度が上がっていき…非雨が顔をうずめてる。


「んんん〜…雪のしっぽはいい匂いがする〜…すごくもふもふで気持ちいいよ〜…」

「それ、普通のしっぽの人間に言ったら『気持ち悪い』の一言で済むんだけど…今の俺には関係ないよね。ありがとう非雨。」

「雪くんのしっぽ…病みつきになりそうです〜…ふへへ…もっと触っていたい…」

「天凛ちゃん!?ちょっと怖いよ!?」


そうすること30分。俺はウトウトしながらもしっぽをモフられていた。


途中なぜか関係のない…いや、そういう言い方もおかしいけど、ツリスさんとソフランちゃんも乱入してきて、天津が俺の事を呆れた目で見てた。天津よ…今日はしゃーないんや…


その後天凛ちゃんが名残惜しそうな目でこっちを見て、天津の寝る布団に行った。俺のしっぽをモフりたい衝動と、天津と一緒に寝たいという葛藤が起こっていたようだ。



今日俺はいつも通り非雨とソフランちゃんに挟まれて寝ることとなる。非雨とソフランちゃんにしっぽを分けて、抱き枕代わりとして寝てもらう事になっている。


俺も眠気が増していくばかりで…眠くなっていく………zzz……






【寝ている雪餅に、寝ている非雨は無意識のうちに自分のしっぽを絡めていた様子。それを見ていたツリスさんは大変いい意味で悶絶したようです。】





〚非雨 Happy Birthday!〛





超短いですか超短編として見てくだせぇ&非雨の誕生日を祝ってください!


ブックマークや小説の内容やネタを感想で来てくれると作者の雪餅が狂喜乱舞します!

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