茶番三十七話 ソフランちゃんが色々する話
ソフランちゃんの視点で見た話を書いてみました
私は目覚める…いや、身体をゆらされて起こされるわけなのだが…?
「ほーらっ、ソフランちゃん!もー9時だよ!良い子は起きてる時間だよ!」
「む〜…わたし、わるいこじゃない…」
お姉ちゃんに起こされる。
なんで…9時に起きたんだろ…?
んゆ…お姉ちゃんのしっぽ…?
あ、そっか。私、お姉ちゃんのしっぽ、もふもふしながら寝たんだっけ…
しっぽ…お兄ちゃんにも、ツリス姉さんにもあるし…私にない…羨ましいな…
だから、たくさん触っちゃうんだよね…みりょうされちゃうよ。
「ちょっと遅いけど、ご飯食べよっか。ソフランちゃん。」
「ん、はーい。」
お姉ちゃんの美味しいご飯。
今日は…げ…私の苦手ななすがはいってる…たべたく…ないけど…お姉ちゃん、いつも私のことをおもってつくってくれる…
のこしたら、悪い子は、わたし。食べなきゃね…
パクっ…
〜〜〜!むぐぅ……〜〜〜〜〜!うへぇ…
……
よ、よし…嫌いなのも、全部食べたよ…!
「ご、ごちそうさまっ!」
「お粗末様でした〜。」
茶碗を、いつも茶碗がおかれてるところにおく。それをするだけで、お姉ちゃんは
「ありがとね〜♪えらいえらい♪」
と言い、撫でてくれる。
「えへ〜♪」
なでられるのは、すなおにうれしい。
とつぜんだけど、私の家族しょーかいをしよう。
お姉ちゃんは、ツリスさんみたいに魔法も使えて、ご飯を作ることもできる。私…ソフラン、もしけっこんするのなら、お姉ちゃんをおよめさんにしたい。
お兄ちゃんは、楽しそうなふんいき。
いっつもお姉ちゃんに振り回されてるけど、なぜかたのしそうなんだよね。そして、私にはだれよりもあまい。
しっぽをもふらせてくれるし、私が寝ているときにはなでなでをしてくれる…ってお姉ちゃんが言ってた。お姉ちゃんも、ツリス姉さんもそうなんだけど、だけど、一番大好きなのは、お兄ちゃん!
ツリス姉さんの、たくさんの知識。
ツリス姉さんは、私たちのおねえちゃん…でもあり、ちきゅーの神様…らしい。だから、頭も良くて、はくしき。
お姉ちゃんよりすごい魔法もつかえるらしくて、わたしの治癒魔法のれべる?もかるがる超えている。
しっぽもはえてて、だけど時々お姉ちゃんに甘えるそのすがたは、お姉ちゃんの1個下の、いもーとみたい。
しっぽは無くても、私には治癒魔法…?がある。今まで、お兄ちゃんの怪我をなおしてる。
『傷、なおれ!』って傷に向かって念じれば、何かが抜けていく…けど、それとひきかえに、いたいのが治っていく。
最近は、お姉ちゃんの指の傷を見て、なおれー!って念じたら、ちょっと何かが抜けていったけど、傷が治ってくれた。そしてお姉ちゃんになでなでされた。たくさんうれしい!
………
「お外であそびたーい!」
「んゆ?ソフランちゃん?」
「こーえんであそびたーい!」
ずーっとお家にいるとひま!ひま!
この前、お兄ちゃんが『ずまほわれだぁあ…』って泣いていたから、なでなでしてあげた。
(スマホ割れたのは実話です辛い)
なんか天の声さんがなにか言ってた気がするけど、いいや!
とにかく、公園で、遊びたい!からだ、動かしたい!
「ん〜…んじゃ、公園行こっか!」
「わーい!!ヽ(=´▽`=)ノ」
やったぁ!遊べるぅ!
今日はどんなひとがいるのかな!ワクワクする!
………
「こーえんとーちゃく!」
「おめでとー!」
公園の地をふむ。
たしか、お兄ちゃんとお姉ちゃんも、そう言ってた気がする。
「さー!はしるー!よー!」
「元気がいいね〜。」
ひとまず、公園をぐるっとはしる。
だけど、半分走ったら、ぜーぜーになっちゃった…つかれた…
さんぽ、しよう。
「あーるこー!あーるこぉー!おさけのざいりょーはあーるこーぉる!」
って、ツリス姉さんが言ってた。
あるこーるってなんだろ。
あ、おばちゃんが居る!お姉ちゃんはいつもあいさつしてたし、私もしよう。
「おばちゃん!こんにちわー!」
「ん、こんにちわ。ひとり?」
「こーえんにお姉ちゃんいる!」
「姉妹で来たんだね。ちょっと待っててね。」
ほえ?と、とりあえずじっとしてよう。
「アメちゃんだよ。お姉ちゃんと一緒に食べな?」
「わー!!おばちゃん、ありがとー!」
「いいってことよ。またおいで!」
「はーい!!(≧∇≦)b」
おばちゃん、良い人だった!
テレビでよく見る、ゆうかい犯じゃなくて、良かった!
あ、お菓子もらっちゃったけど、おいでって言われたら、いやって言わなきゃ。お姉ちゃん、怒っちゃうからね。
あとは、公園をぐるーっとして、お姉ちゃんのところにもどろ〜う。
ん…?あれ…?
みんな、黒い髪と黒目だよね…?
お兄ちゃんは青くて銀色の髪と、空色の目…お姉ちゃんは最近、紫色の目になったし…ツリス姉さんはいつものだけど…
あの子達、白色の髪…ん〜…ろーすい…?これ、お兄ちゃんがよく言う、のじゃろり…ってやつ?
「こ、こんにちわ〜…」
「ん、こんちわっ。」
「こんにちわ〜!」
あいさつをしたら、返してくれた。あんがい優しいのかもしれない。
「ねぇねぇ、きみ〜!」
指をさされた。きみって、わたしかな?
「なぁに?」
「一緒にあそぼ〜!」
「ん、この子のあそびは、たのしいよ。」
「たのし〜?じゃあやる!」
楽しいといわれたのできょうみをもったっ!なにやるのかな〜?わくわく。
「これもって!」
「なにこれ…ひこうき…って、なにこれぇっ!」
ひこーきらしきモノを持ったしゅんかん、身体がものすごく軽くなった!
「ホップ、ステップ、じゃんぷ〜!まってたかいたかい!!」
「すべり台よりとんでる!」
「やっぱり、すごい。」
あれ?だけど落ちるときもふわふわになってる。えーと…これは…
「きょう、ショートパンツでよかった!!」
確かお姉ちゃんが
『今日は動くから、スカートじゃなくてショートパンツで行こうね〜?』って言ってた気がする!
これ、すかーとだったら、恥ずかしかったですっ!!
「び、びっくりした…」
「そう、この子のつくるものは、規格外ってやつ。」
「このひこーきをじょうびして、おいかけっこする、鬼ごっこなのっ!ふわふわしてるから、しんかんかくだとおもうっ!」
ほへ〜……だけど、ふわふわしながら追いかけっこは、いつもの鬼ごっこと違い楽しそうだから、参加しよう!
「わたしもやるー!」
「お、ノリがいいね。」
「だいかんげい!なのっ!ひとりよりふたり、ふたりくださいよりさんにんなのっ!」
「私たちは、かんげいするよ。」
「わーい!(∩´∀`)∩ワーイ」
……
鬼は、目がオレンジ色の、元気な子になった。後ひとりは、目が〜…えーと…ツリス姉さんの髪色の色…?なんだよね。
ひょーげんが、むずかしいのよ。
なまえ…あっ!名前聞けばよかったじゃん!終わったら、ききにいこう。
[こうして追いかけまわるほど20分…]
「ぜ…ぜ〜…ぜ〜…」
「つかれたの…?」
「きゅーけーする…?」
に…にゃんで…にゃんで疲れないの…みんな…すごい…よ…ぜ〜…ぜ〜…
「きゅーけー…する…」
「わかった!」
「あそこのベンチで休もう。」
やすむ…!きゅーそくたいむ…!
人生において、きゅうそくばだいじ…!ってツリス姉さんが言ってた!
「ソフランちゃーん!!ソフランちゃーーん!!」
「あっ…おねえちゃんの声…!」
「おねえちゃん居るの!?」
「うらやましい…」
ふふふ、お姉ちゃんはやさしいから大好きなんだよ…?すごくあまえても、なでなでしてくれるんだよ…?やさしい!
「あれ?君たちは…?」
「ん、この子…ソフランちゃんののともだちなのっ!」
「!?」
友達…!?う…うれしい…!
「うんうん、ともだち。まいふれんど。」
「ソフランちゃん、優しそうな子を友達に出来てよかったね〜♪」
「じっさいやさしーし、面白いのもってるよ!」
「すごいね〜…!」
友達を2人もつくれて、らっきー以上の幸運…!
うれしい…!うれしい!
「あ!そろそろご飯のじかんだよ!?」
「やばみ。おこられちゃう。」
「じゃあ、ソフランちゃん、また遊べるときにあそぼうねー!」
「はーい!じゃーねー!!」
友達を見送る。友達できてうれしい〜…。あれ…?なにか忘れてるような…ま、いいか!
…………
「ただいまー!」
「おかえりぃ。」
こうえんから帰ってきた私たちをお姉ちゃんが迎えてくれた。あれ?お姉ちゃんも行ってたよね?ん〜…?
ま、いっか。ごはんごはん〜♪
お姉ちゃんが帰ったらごはんをつくるといってたから〜…
私は、皿運びというてつだいをしよう!
「おねえちゃん!わたし、おさらはこびするー!」
「いいの?じゃ、お願いね!」
「はーい!」
たのまれたっ!よし、やってやろう!
茶碗を指定の位置において〜…おわり!すぐおわった…!後は、つくり終わるまで待つだけ…!何ができるかな〜?((o(´∀`)o))ワクワク
「今日のご飯はラーメンだよ!」
「おー!!」
あれ…?ラーメンなら、おちゃわん用意した意味がない…しょぼん…だけど、おいしいからいいや!
…………
むふ〜♪お兄ちゃんのしっぽ〜♪
と言う事で今、お兄ちゃんがかえってきたので、しっぽをもふってる!今日できた友達にお兄ちゃんのしっぽをもふらせてあげたいな〜♪
ん…♪なでなで…うれし…♪
「ソフランちゃーん?」
「んゆ?おにいちゃん?どうしたの?」
「俺と一緒にお風呂入らないかい?」
「いいの〜?」
「いいぜよぉ。」
いえーい!お兄ちゃんと一緒に入る!着替え、よーいしなきゃ!
ぱしゃまぱしゃま〜…あった!ちゃんと、服を出したらたたんでっと…!よしっ!おーけー!
お兄ちゃんと身体を洗い合いっこして、おふろにどぼん!
「あったか〜い♪」
「だな♪」
あ〜…なぜお風呂というものはこうも気持ちのいいものなのだろう…ちょっといやなのは、ゆびがしわしわになることだけどね。ずーっとしわくちゃになるの、くやしい…!
あ、そういえば…いっつも、お姉ちゃんとおふろに入ってたけど…お兄ちゃんと一緒におふろなんて、めずらしい…よね。
「はあぁぁぁ…あったまるうぅ…」
お兄ちゃんのかみいろ、よく見ると…だんだんとかわってきたんだよね…。今は〜…白と青紫を混ぜたような感じ…ふしぎな色だけど…じーっと見ちゃうんだよね…!
「そ…ソフランちゃん…?なんで俺をそうジロジロと見るんだい…?」
「おに〜ちゃんのかみ色がきれいで見とれちゃうから!」
「き…きれいって…ありがと…」
お兄ちゃん、ぶくぶく〜ってしてる〜。私もしよ〜かな…?ぷくぷく〜って。
「ぷく〜っ。ぷくぷくぷく〜。」
きゃははっ♪お兄ちゃんちか〜い♪
………
おふろに入ったら…眠くなってきたんだよね…いっつも…ねむくなる…
「ふあぁぁあ…」
「ソフランちゃん、ねむねむかい?」
「ねむぃ…」
今日は…お兄ちゃんとお姉ちゃん…どっちとねようかな…ん…
「ソフランちゃん、一緒に寝よっか?」
「ん…ねる…!」
お兄ちゃんが一緒にねるって言ってくれたから…一緒に…ねよっと…
布団に…ばふぅ……お兄ちゃんがぐるまで…がまん…
「お待たせソフランちゃん。お隣失礼しますよっと。」
「おに〜ちゃ…ぎゅっ…」
「ふふ…おやすみ、ソフランちゃん…♪」
んふぁ……おにいちゃん…やわらかくて…あったか…おやすみ…
次の投稿日は多分クリスマスになると思います
誤字報告ありがとうございます。
見直してみたら5000文字以下だった…うーむ。これからも頑張ります




