茶番二十八話 天凛さんが悩みますが雪餅達は平和です
もはやTwitterで遊んでばっかいますがちょいちょい書いています。
「………ん…」
いつの間にか今日も寝落ちしていた。
まぁ…ここんところ新作の人工生命体も順調に出来上がっている。後数日で完成できるだろう。
さて…いつも通りの栄養ドリンクを流し込み、天凛に挨拶しに行く。
「あ!兄ちゃん!おはよう!」
「よぉ、おはよう天凛。今は何時だ?」
「今は8時ですねー。あ、兄ちゃんにとって朗報です!」
「ん?なんだ?新しい機器が届いたのか?」
色々作り出す上で機器は欠かせない。修理したり新調することもある。
今回は今現在生成している人工生命体の人格生成を補助する機械を導入することにしたのだ。
「天凛ー。ご飯ってあるか?」
「ありますよー!だけど、兄ちゃんはもう少し早く起きてくださいよ!夜遅くまで研究して不健康ですよ!」
「あぁ、それについては栄養ドリ…」
待て天津よ。今正直に思っていることを言ったら、天凛を怒らせてしまう。ここは抑えておこう。
「また栄養ドリンクを飲んでるんですか!?」
「すまん、後少しなんだ。これが終わったらしばらくは研究はしないし、普通に過ごすことにするよ。」
「……わかりました。今日のご飯はアジフライと出汁昆布の和え物です。」
「サンキュー天凛。いつもありがとうな。」
…天凛が俺の身体を心配してくれることはありがたいんだが…いざとなったら雪餅んとこのソフランで治してくれる…と思うのだが、それを天凛の前で言ったら、『ふざけないで兄ちゃん!』と、さらに怒られそうなのでやめておく。
それにしても…
「うん!こちらこそ!」
天凛がここまで俺に懐くとは思わなかったんだよな…そして自分も天凛を大事にしようと思ってると言うね。当時から天凛を作り出した自分が見たら驚くんだろな。
さて、静かにご飯を食べるとするか………パクっ…
うぉ、すっごい好みの味だ…!
…………
「へっくしゅん!」
「ソフランちゃん、どうしたんだい?」
「…本で読んだんだけど、こういうくしゃみってわたしの事を噂してるからなのかな?」
「流石にないと思うけどね…もしもくしゃみが続くようなら体温を図らなきゃ…」
と、非雨とソフランちゃんのお話を聞きながら、自分はバニラアイスを頬張る。
…まぁ最近は寒いしインフルエンザも流行ってきてるからね…是非とも非雨とソフランちゃんにかかってほしくはないもんだが…
んーーー…何もすることが無い。どうしようか…今日天津の家に遊びに行こうかな…
「ん、ちょっくら散歩してくる。」
「わかったー。」
「お兄ちゃんいってらっしゃーい!」
「おうよ。暇を潰してくるぜ。」
ガチャン…
さて…今の現在時刻が8時過ぎ…午前中からいくにも早すぎるし…とりあえず糸射出装置で飛び回るか…
「よっ、はっ。よっこらせ…」
自分で言うのも何だが、慣れた手付きでピョンピョンと飛んでいると思う。一回これを扱う上で死んでしまったが、今では権力を使わない重要な移動手段と攻撃手段だ。
「しょっと…」
とあるマンションの屋上に登る。高い。ちょっと怖い。
「んー…」
屋上で座れるところを探し、座る。硬いがいつも小学校の校外学習系でいっつも座ってた…けど、やっぱりちょっと痛い。うーむ。この身体不便。
「誰も見てないよな…?」
誰もいない事を確認し、俺はとある行動をする。
「……おねえちゃん…いっしょに…あそぼ…?んああああっ…!」
恥ずかしい!この前非雨から女児のフリしてやってみなって言われたから、少し真似してみたけどめっちゃ恥ずかしい!凄い!2次元だけど性転換して幼女になっても完璧になれる男性が凄い!
「んあぁぁぁ…やっぱり恥ずかしいよぉ…思いっきし自爆したよぉ…足元にRPG-7をぶっ放すくらいアホな自爆したよぉ…」
多分今の俺の顔は真っ赤だろう…やっぱり凄い。演技とはいえ恥ずかしすぎる…!
「ん…ぁあ……うぅ…くそぅ……」
恥ずかしさに身を悶ながら立ち上がる。大丈夫、見られてないし聞こえてない。
「本当に凄いよ…幼女だけど中身はすごい強い暗殺者の人…流石俺のリスペクト先…どこぞの吸血鬼に憧れる人風に言ってみたいと思うけどやめたー…」
それを言ってどうすると脳内ツッコミをしておく。気分はどっかの可愛い妹さん。ほら、1.5Lコーラをがぶ飲みするあの子。
よーいっしょっと…
ブランコのように振り上がりながらも移動する。結構暴れているがバレないようにしてるからね。
「さて次は…」
目の前には森に茂る一本の木。これを力を入れずに切ってみよう。
まずは糸射出装置で囲みますー。そして1周したらただ木から離れるように歩きます。そうすると…
バギギギッ!ドカーーン!
「…『権力』。」
この大きな音を無かったことにし、倒れたはずの木を復活させる。見られても、いつものように見た人の記憶を消去消去。
んー…天津から俺の権力について色々話したときもあるけど、『お前ってその5手でこの世界では何でもひっくり返せるよな。』と言っていた。まぁ男の時はこの回数制限はなくなるんだけどね。
さて権力の話になってしまった。倒れたはずの木だが、本当にただ歩いただけでもうスパンといった。しかも結構硬い木を選んだつもりだ。(まあ木に関しては初心者だけどね。)
それを引っ張るわけでもなく、ただ歩くだけで切れるって浪漫がある…よな。うん。ある。
さて…と、初めてこの装置を触っていた時に、怪我とか負いながらなんとか性能チェックしたんだよね。一回怪我ですまなかったけど…
さってと…性能チェックも済んだことだし、帰りますか。
……………
一通り機器を整理し終わった。さて次は…
「兄ちゃん!天津兄さん!」
「なんだなんだ急に名前プラス兄呼びで…」
「これありますよ!すごーい!」
と、天凛が持ってきたのはPS4だ。機器を買うついでに、天凛とのゲームの時間を作ってやろうかな…と思って買ったものだが…
「これ、開封していいですか!?」
「あぁ、いいぞ。俺はもう少しこの機器を整理してるから、テレビにつないで好きなゲームでもやっててくれ。」
「わっかりましたー!」
さて、もう少しで終わるから、さっさと整理を終わらせて天凛とやるか。
……
これはこれ…この機器はあれととっかえて…よし、終わった終わった…少しで済むといったけど、30分くらいかかってしまったな…
さて、天凛の様子でも…
「………(ぷるぷる…)」
…なぜか天凛がスライムのようにぷるぷると震えながらこたつに突っ伏してる…なんでだ…?
「……あ、兄ちゃん…私…人類の文明機器が発達したら…壊されてしまうんですか…?」
「いやいや待ってくれ、何があったんだ。」
ふと気になってテレビを見た。身体が機械と人工パーツで作られた人工生命体が人間に破壊されながらも、人間との共存を目指すゲームをやっていたらしい…
いや待て待て、ゲームに触発されたのか…?
「お、おい天凛、これはゲームなんだぞ?現実とゲームは違うんだぞ?」
「…そうですけど…いずれ私も壊されてしまうんじゃないかって…」
…そうさせないためにたまにメンテナンスをしてるんだよね…初めて作った生命体だし、大事に思ってる。
「それに…兄さんが私を作ったように、近い未来、私と似たようなのが作られてしまって…それで見捨てられてしまうんじゃないかって思って…」
「そんなわけねぇじゃあねぇか…俺は天凛の事を大事だと思ってるよ。」
「……ほんと…?」
目をうるうるしながら顔を上げた…雪餅だったら今の状態の天凛を見てどういうのだろうか…?
「おう、大事な家族だ。」
「………ありがとうございますっ!」
「うおわぁっ!?」
急に俺の胸に飛び込んできた。すんでの所さんで倒れないように体制を立て直す。
「大好きー!」
「……照れるな…」
と、その後俺らは二人でそのゲームを攻略していって、無事ハッピーエンドを見れたのだった。
…なぜか天凛がめっちゃくっついてきたが、離れたら拗ねるだろうな、と思ってやめておいた。
……もう一回言おう。雪餅だったらどんな反応してたんだろうか…
……
………ぴかーん!
「急に頭に電球が現れたような顔してどうしたのさ?」
「俺の脳内でいい見た目のキャラクターが思い浮かんだんだよね!いいぞこれ!」
「どんなキャラクターなのさ。」
「中性寄りでー…」
「うんうん。」
「身体がスライム族と人間のハーフで…」
「……ん?」
「んで、普段は人間の見た目をしてるんだけど、心を通い合わせた相手にはちょっとずつ人型スライムになるキャラ!これよきじゃない!?よきよきだよね!?」
「んーーー…ちなみにその子はどんな産まれ方したの?女性が強制的にスライムに襲われて産まれたって感じじゃないよね?」
「いやいや、その世界ではスライム族と人間が共存してる世界で、そっからハーフが産まれたって感じだね!」
「ご都合主義ってホントステキ。」
「セヤナー。」
真面目に恋愛物語を作るのであればご都合主義はそんなに作っちゃだめだと思うんだよね…!一時期俺も物語書いてたけどね!
ちなみにいま現在の時刻は2時。ご飯を食べてソフランちゃんがお昼寝している途中だ。
「んーーー…眠い…」
「雪餅も寝る?」
「寝よっかな…」
やばい眠たすぎる…
「今日無理して1時に寝たからかな…すごく眠い…ふあぁぁぁぁあ…」
「それじゃん!ぐっすり眠らないと駄目だよ!?」
「んゆぅ…はんしぇいしてましゅ…(うとうと)」
「ほらほら…私の膝元においでおいで…今日はソフランちゃんと同じくらい甘えさせてあげるからさ…!」
「はぁい…しちゅれいします…」
「ぷはっ…それわざと…?」
「ねむいんじゃあ…」
あぁ、眠りの沼に引きずり落とされる…眠たすぎる…
「んぅ…」
「よしよし…しっぽさわる?」
「さわる…ぎゅーーっ…」
もふもふ…ふわふわ…気持ちいい…♪
「よしよし…いい子いい子…」
「……すやすや…zzz…♪」
「寝顔、可愛いねぇ…」
…………10分後…………
「んゆぅ……おねえちゃん……」
「ん!?」
「ひあ…おねえちゃん…だいすき…すやすや…♪」
この時の非雨さんの心情がこちら。
(えっちょっと待って雪餅が私の事をお姉ちゃんって言ったよ!?記憶がない状態じゃなくて普通の状態でお姉ちゃんって言った!きゃーー!可愛すぎるぅっ!雪餅可愛いよー!!存分に甘やかすよー!!)
と、顔を赤らめながら雪餅を撫でて撫でし、雪餅が可愛すぎると思っていたのであった。
……………
「よし…午後の作成はこれで終わりでいいかー。」
「お疲れさまー!」
天凛が労いの言葉をかけてくれた。結構ありがたい。
「今日は兄さんの好きなものを作りますっ!何を作ってほしいですか!?」
そういや今日天凛を大事な家族って言ったからか、天凛がすごくハイテンションである。まぁその言葉は嘘じゃなくて本心で言ったんだけどね。
「何にしてほしい…かぁ…おまかせじゃだめ?」
「んんんんんーー…だめですね!」
駄目かぁ…特に今はこれ食べたい!と思ってる食べ物がないんだよね…うーむ…
「じゃあカツ丼でいいかい?卵抜きで。」
「かしこまりましたっ!作ってきますねー!」
「おうよ。あ、手伝ってほしいことってあるか?」
「特に無いですねー…私が呼んだら来てくださいね?」
「おうよ、楽しみにしてるわ。」
んで30分後、手伝いのために呼ばれることもなく…
「兄さん!できたよー!」
「んー…おぉーーー!美味そうじゃないか!!」
見た目はテレビとか出てくるめっちゃ旨そうなカツ丼である。
でっかいカツに周りに千切りキャベツ、ソースが掛かっている。
「これはまさに…飯テロッ…!犯罪的だっ!絶対うまい…!うまくなきゃあ困る…!」
「では、召し上がれっ!」
「パクっ……」
…簡潔に言おう。ものすごく旨い。超旨い。大事なことなので2回言いました。
「どう…?」
「もうめちゃくちゃ旨すぎる。どこぞの傭兵風に言うと…うますぎるっ!」
「やったーー!!」
と、無心で食べ進めていき…
「ごちそうさまでしたー!」
「お粗末様でしたっ!」
と、ご飯を食べ終わった後、お風呂に入り…俺は久しぶりに早めに寝ることにしたのだった。
……………
………ら……ほら……おきて…!雪餅!
「ん…?いまなんじ…?」
「今は午後7時だよ!寝すぎ!」
「そうだよお兄ちゃん!夜寝れなくなるよ!」
…ソフランちゃんまで言われると何も言えねぇ…
「っと、雪餅、ご飯だよ。食べなー。」
「はいはーい…ねむ…」
「いただきまーすっと…」
「いただきます!」
ソフランちゃんが元気に手を合わせていただきますを言う姿は、まぁなんと微笑ましいことか…要するにかわいい。
さて自分も食べることにしますか…今日は麻婆豆腐だ。非雨が俺とソフランちゃんのためにそんなに辛くないのを作ってくれたらしい。ありがたやありがたや…
「おいひぃ…!はふはふ…あちち…」
「ほらほら、落ち着いて食べるんだよ?舌を火傷しないように…「あっちぃ!げほっげほっ…!」
あまりにも美味しいもんで急いで食べたら舌を火傷してしまった…ヒリヒリする…
「……言ったそばから…ほら、キンキンに冷えた麦茶飲みな…」
「ぷはぁ…旨し…」
「まったく…ソフランちゃんは雪餅みたく舌を火傷しないように注意して食べてね?」
「うん!ふーふーして食べてるから大丈夫だよ〜!」
「そっか、なら安心だね!」
……まぁソフランちゃんが舌を火傷しないように気をつけることは良い事だ…
「ごちそうさまでしたー。」
「ごちそうさま!」
「お粗末様でした。さて、まだジュースとか飲むかい?」
「あぁ、飲む。」
「あいさー。」
と、非雨が皿を片付けている間に……
「ねぇねぇお兄ちゃん。」
「ん?なんだいソフランちゃんや。」
「舌、やけどしちゃったんだよね?」
「おう、それがどうしたんだい?」
「やけどしちゃった舌、なおすから舌を出して!」
「……はぇ…?」
いやいや、いくら何でもソフランちゃんに舌を出すわけには…だけどNOって言ったら拗ねるかもだし…うーむ…
「えっと、非雨に治してもらうから…「だめっ!ソフランがなおすの!」
…これ、多分ソフランちゃん本心は悪気があって言ってるわけじゃないよね…そうだと信じたいけど…まぁ顔がいかにも俺の事心配してますっていう顔だし…
まぁ…これはしゃーないよね…?
「お、おうわかった、出してやるから、そんなムキにならないで?」
「じゃ、治すねー!」
俺が舌を少し出して、ソフランちゃんが手をかざし治していく。徐々に舌のヒリヒリが治っていき、いつもの感覚が戻る。
「治ったよー!」
「おうサンキュ。ソフランちゃん、ありがとうね。」
「いいのいいのー♪」
褒められたからか、それとも怪我を治した達成感かは知らないが、ソフランちゃんが上機嫌である。この状態のソフランちゃんはすごく可愛いから好きだ。
「おにーちゃんっ!お風呂一緒に入ろうよ!」
「ファッ!?」
まさかの予想外過ぎる回答に変な声出ちゃったよ!何処ぞのゲイの方向の淫乱じゃねーんだから!
っと…まぁ…これは…うん。
「非雨…一緒にお風呂に入るか…」
「お、雪餅から進んで言うとは珍しい。」
「実はカクカクシカシカ。」
「なるほど。ソフランちゃんと一緒に入ろうと言われたんだね?」
「イエス。まぁ万が一俺らに何かあった場合対応できる人が居ないと…ね?」
「そうだね。じゃ、私も準備するから待っててとソフランちゃんに伝えておいてー。」
「はいさー。」
とまぁソフランちゃんにもカクカクシカシカした所さんで…非雨が俺とソフランちゃんの着替えを出してくれるっぽいんで、俺は風呂の湯加減を確認しに行くとする。
さわさわ…ふむ、ソフランちゃんでもちゃんと入れる安全温度!例えるなら100人乗っても大丈夫的なやつ!
温泉くらいの温度では火傷しないとは分かってるんだけど、まぁソフランちゃんをなるべく優先して…ね?ソフランちゃんは我が家の癒やしなのだ。
後はバスボムを開封して、ゴルフのゴール的な感じなやつに入れて、いつでも湯船に入れれるようにして…よし準備完了。
さて…先にシャワーでも浴びてよっかな…?と思い、自分の服を脱ぎ始める。
大体下着あたりまで脱ぎ終わったところで…
「あ、非雨、やっほー?」
「着替えるの早くない?」
「まぁ暇だったもんで…ソフランちゃんはリビング?」
「うんそだよー。先に身体洗っててー。あ、湯船に勝手に1人で入らないでよ!」
「いやもう大丈…「ダメだからね?」
「……はひ…申し訳ないです…」
「うむ、これでヨシなのだ!じゃ、ソフランちゃんを呼んでくるねー。」
……非雨が俺とソフランちゃんの事を大事に思ってることは分かってるんだけど、若干過保護気味では…?と思っている。
この前、足滑らして溺れかけて、非雨達にめっちゃ心配かけた俺が言うのも何だけどさ…
さて、シャワーを浴びる。紫色の髪の毛を解き、長い髪を泡に包ませながら洗っていく。
もう慣れたこの作業。正直言って性転換したての頃は女性の髪の毛事情舐めてました。すいませんでした。
さて…洗った後は髪の毛を整えて…次は身体…
「ん…あぅ……」
やっぱり慣れないしくすぐったい…この肉がほんとに邪魔…重さには慣れたけどくすぐったさにはまだ慣れてないんじゃ!もう性転換してから結構立つがな!
と、身体を洗ってる途中で非雨達が乱入。非雨が来たからもう湯船に入れるね。うん。
さっさと泡を洗い流し、湯船にザブンする。少し波が出て面白い。
と、湯船に入っても少し気を付けることもあるんだよね…何度も言うけど、非雨さんたちのスタイルが結構いいから、目のやり場に困る。目をそらしながら温まることにしよう…
そして非雨達も身体を洗い終え、3人で入る事にする。少しキツキツだが、これもまた一興。
そしてみんなでお風呂から上がりソフランちゃんが俺と一緒に身体を拭きあいっこするのはもはやこの家での恒例行事と化している。
ソフランちゃんにはくすぐったいところは拭かないで、と言っているので、ちゃんとそこを拭かないようにしている。偉い。
まぁ自分もソフランちゃんのくすぐったい所には気をつけて拭いている。正直この身体が羨ましいです。自分は体型がロリながらも胸が結構大きいので結構キツイです。
そして身体を吹き終わり、ゆるふわなパジャマに着替える。もうこのパジャマにも慣れましたよ…だけどたまに非雨が猫柄のパジャマを着せてくるから怖い。普通にもふもふの無地のパジャマでええやんか!
今日はとりあえずとして着せられなくてよかった…そして風呂上がりからあっという間に1時間が過ぎ、就寝時間である。
今日の寝るときの陣形は非雨を中心として俺とソフランちゃんが脇にいるって言う形。
偶にソフランちゃんが『お兄ちゃんと寝たい!』と言ってくるので、その時は非雨が俺とソフランちゃんの頭をなでなでしてくれる。地味に俺もそれを楽しんでたりする。
……べつにいいじゃん!この体型なんだし!中身が男でも外見がロリなら撫でられるのは合法なのだよ!だよだよ!
と…眠たくなってきてテンションもおかしくなってきたし…寝たばっかのにまーた眠くなるのはこの身体だからか…
「…ふああぁぁぁ…」
「雪餅、眠い?」
「凄くねむい。ソフランちゃんは?」
「私の腕の中でぐっすりと熟睡中。相変わらず寝るのは早いからねこの子は…」
「そだね…俺も寝ていいかい…?」
「ん、大丈夫。ゆっくりねんねしなー。」
「俺は幼稚園児じゃないっての…おやすみ…」
と言い、目を瞑る。非雨が『身体は幼稚園児並みだけどね。だけどそこも可愛いから…!』とか言ってたような気がするが、眠りの沼に引きずられてた自分は聞く暇もなかったのだ…
若干題名詐欺な気もしますが気にしないでください()
不定期投稿になりつつある。2日に1個投稿とは何だったのか…




