十一話 ツリスとのガールズトーク
男が作ったガールズトークだから、
文書がおかしくても気にしないでねッ!
(by 女の子になった作者と非雨)
家に着いた。
俺は立って気を失わない様に布団に潜り込む…
「ツリスー家に着いたよー」
俺がそう言うと俺の視界が真っ黒になる…
…
…
…
「おっ、やっと起きたか!気絶状態から目覚めるのが遅いんだよッ!獣人の名折れだよ!」
いや獣人もなにも、今は獣人化してないし…んで、女の子になればいいの?
「うんうん!そうしないと呼んだ意味がないからね!」
はぁ〜そうですか。
俺は体を女の子にする…
「きゃー!可愛い!実際に見るのは初めてだよ!部下が可愛いって言ってだけど、本当だった〜!」
あんたは部下を通して俺を見てるんですか…プライバシーってもんがあるでしょ…
「んで、何を話しますか?」
「声も可愛い…っと非雨に萌えてる場合じゃななかった。いるでしょ、あの…
水光天津っていう男の子。」
「あ、いますいます。今日私の秘密をバラしたら天津がカミングアウトしちゃって…びっくりしたよ。」
俺は男の時と女の時の違いをはっきりさせたかったから、女の子の場合は一人称を私にした。後、ツリスの口調が変わった。
「あの子、特に怪しい動きはないけど、
非雨、自分の約束を破らないとも限らない。これからどうしようと考えていたのよ。」
「あ〜大丈夫ですよ、自分が非雨の秘密バラしたら俺の秘密をバラしたっていいって言ってましたし。」
「所詮は口約束。あの子だって気が変わって秘密を話すかもしれない。それに、秘密をバラされた時のダメージが大きすぎる。私の唯一の友達に悪い気はさせたくないの。だから、部下に頼んで天津の行動を二十四時間体制で監視+心を読んでもらうことにしたの。」
うわ…まじか、見た目15歳にしてはえげつねぇな…
「伊達に長く地球の神様やってないわよ。私だって何度も部下に裏切られたのよ。そうでもしなきゃ、いつ命を狙われるかわからないほど私と非雨はヤバイって存在なのよ。」
へぇ〜そうなのか。あの呑気な性格からとてもそうだとは思わないけどね。
「さて、堅苦しい話は終わり!こっからは普通に女の子として話していきましょう!」
「そうですね!いやー昭和飛翔というアイドルグループが来年から解散ってショックですよね!」
俺は暇な時女の子になり、昭和飛翔のメンバーを見てみたら、キリッとした顔立ち、女の子を包み込むような高身長、
太過ぎず痩せ過ぎずの体型。男の時は、
「へぇーあっそ」とかで済んでいたけど
今はべた惚れ。今なら女の子の気持ちがわかるかもしれない。
そうこうしているうちに昭和飛翔の解散の事で話は盛り上がり…
一時間後…
「今日はもう帰らないといけないから
また明日ね!」
「じゃあ送るよ!またねッ!」
俺とツリスは女の子としての固い友情が芽生えた。これ、男の時にツリスの風当たりが強くならないことを祈ろう…
いやぁ、誤字報告が多いなぁ。
気よつけよう。(早速誤字った)
天津さんが小説を書いたみたいです。↓
https://ncode.syosetu.com/n2203fh/