表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とぼくらのまち  作者: エツが征く
2/3

第2話 女の子を助けようとしたらトラックにひかれて死んでしまった俺だが異世界に転生して最強チートの勇者になり ヨメをもらって タダイマ帰りました!後編

 粉雪が舞う、人気の少ない小さな橋があった。道路部分は雪が地面ギリギリまで削られており、手すりの部分に至ってはすっぽりと埋まっていた。

そこに、中心あたりから強烈な光が円錐状に飛び上がり。月を隠している雲をくっきりと照らしていた。

「コォォォォル!」

 真っ黒い夜空の中に奇声が走る、近くにあった電信柱の街灯が激しく点滅する。その中からすぅーっと現れる、赤・ダークブルー・白、一見原色のままと見えるがよく見ると銀色の刺繍が入ったフード付きのマントを被り、顔の見えない3人組が立つ。

 その周りを大きくて美しい羽を羽ばたかせる40センチほどの小さな少女が宙を舞う。全員はゆっくりと光から外に出始めた。

 「・・・・・・・・・・すぅー・・はぁー・・・・この空気・・・あ”あ”!帰ってきたんだ”!やったんだ!ついにぃ!」

「ここが「地球」と言う世界なんですか?」

「ハックチンッ!ずず~」

「・・寒い・・うううう」

「そうだな、皆オァ!」

 白が足元から勢いよく滑る、ぐるっと回り脳天に直撃「お”お”お”お”お”お”」と唸りを上げながら両手を頭に抑える。

「ちょっと大丈夫?ごっつぉんと鈍い音なったわよ!馬鹿ね~」

「本当に地元なの・・?」

「アラッ!大丈夫デスか!」

 赤・ダークブルーと少女はあきれ顔でも手を貸して何とか立たせる、「ありがとう」白も照れながら感謝をする。

「~~~~つぅ~すまないなぁ、少し浮かれてたみたいだよ、ワリィワリィ、ハハ、よし、行こうか」

そういうと白は我先にと歩き始めた。周りも多少不安げについていった。

橋から離れると、円錐の光も優しく消えた。彼らは暗い道から人が明るくて人が集中している場所。

 駅へと向かってゆった。ゴッツォン!  お”お”お”お”お”お”お”お”!




==駅の入り口付近で女性が通りがかる人たちにビラを配りながら訴えている==


「3年前に行方不明になった息子を探しています!よろしくお願いします!当時の身長175センチ、細形で赤みがかった髪、失踪する前は私立高校の制服を着て赤いリュックサックを背負っていました。もし少しでも情報をお持ちの方はこのビラに書いてある連先にご連絡くださいどうかよろしくお願いします!名前は 神崎かんざき 徹とおるって言います。よろしくお願いします!」

 通りかかる見ず知らずの人に垢切れした手をまっすぐ伸ばした、涙目の瞳にしわが走る、隣に立っていた警察官も業務的に片手にビラを持ちながら聞き込みを始めている。 絶対見つけて見せる、決してあきらめないと妻「神崎 静江かんざきしずえ」その横で妻を黙って見ている「神崎かんざき 幸太郎こうたろう」の姿があった。


=====================================




「灯の道 雪国キャンドルパークin七神 2月24日開催」

そう書かれたポスターが商店街のシャッター、町や郵便局の掲示板に至る所に張られている。

 豪雪地で有名なこの「七神町しちがみちょう」ならではの町全体で行う大イベントである。少ないところでは50センチ、山沿いの村だと2~3メートルをも超える大雪になる、当然雪が多ければ除雪車が起動音と巨大なタイヤにチェーンが付けられており、ジャリジャリ鳴らしながら道路に積もった雪を押し出していった。

 「トオル様!あれはいったい何デスか?黄色い物体が雪を押し出してるデス。ゴーレムの類か何かデス?」

「はは、違うよ、レイティー、あの黄色いのは道の上に積もった雪を削るために動いてるんだよ。そうすることで車が走りやすくする車なんだよ」

「くるまぁ?」

「う~ん、また後でゆっくり説明するさ(ああいうタイプの車はなんて言うんだっけ?)」

男の腕に優しく抱き上げられている首輪を付けていない白いチワワは喋った。



レイティー・ワーグナー


種族 妖精(羽は蝶の羽に似ている)

生まれ カイの村出身

職種 賢者 メイド 薬士

性格 普通

年齢 3歳 性別 ???

レベル 46

ステータス

HP350

MP781

SP240

攻撃力124 防御力220

攻撃魔法735 魔法防御543

回避能力874 持久力306

ガッツ回復力 9(気力の回復速度 少ないほど回復量は早い)

主な装備 指輪 クリスタルビットなど 


戦闘方法

 主にトオルのパーティーの補助を担当、仲間が傷つけば回復魔法を、敵が向かってきた時は自分の羽からでる鱗粉りんぷんの物質を変える魔術「ルロロの法」で まひ粉・どく粉を浴びさせることが可能。また補助魔法にも精通しておりステータス増強・バリア系魔法・ドーピングなど戦いに一味スパイスを付け足すことができる。


経緯いきさつ

 徹とおるが異世界に転生すると同時に生まれ。「トオルを一生付いて行き、尚且つ(なおかつ)メイドとして身の回りのお世話をするのですよ」と命を受けたメイム族の妖精。最初は何度か衝突した者の冒険していくうちに仲はは解消。

現在はトオルがいた世界に付いてきたものの、町の人にいきなり妖精の姿を露あらわにするとパニックが起こると言うことで犬に化けてカモフラージュをしていた。



 「でもトオル様、この体ちょっと窮屈デス、早く元の姿に戻りたいデスゥ空飛びたいデス~!」

「もう少し我慢してくれ、まだ帰ってから1時間も立ってないじゃないか」

 レイティーはこの姿が気に入らないのか抱かれながらも後ろ足でガシガシ首を掻かいていた。

 「こぉら!レイティー、そんなにしゃべると周りの人に怪しまれますよ、メイドはメイド・・・じゃ無くてワンちゃん」

「・・・・寒い・・お腹すいた。ごはぁん」

「ヤヤ!モフモフは好きだけどモフモフになるのは好きじゃないデス!もう(ゲシゲシ)それにエリンは勘違いしてるデス!私は、エリンやエヴァのメイドじゃなくてトオル様のメイドなんだからね」

「~~~っ・・それ、何回目なのよ」

「なんであたしまで・・・・」


エリン・カンザキ(旧名エリン)


種族 人族と幽霊族のハーフ

生まれ 不明、孤児院育ち

職種 魔法剣士 鍛冶

性格 強気 泣き虫

年齢 19歳 性別 ♀

レベル 86

ステータス

HP764

MP370

SP307

攻撃力899 防御力930

攻撃魔法312 防御魔法374

回避能力432 持久力851

ガッツ回復 12

主な装備 両手剣 砥石

戦闘方法

 勇者トオルと共に前線に突撃して敵を薙ぎ払い、大剣に属性魔法を掛けて一振りすればあらゆる特殊属性魔獣にも対応できる、しかし威力は高い物の一度発動すれば4~5分は解除できず、切り替えるの時にもスキが大きいのでなるべく使わないようにしている。幽霊族のハーフということもあり、普通は見れない魂や霊魂も目視・接触が可能なため死者から情報を入手することができる。

 鍛冶スキルは「刃を研ぐ」の一点のみ、その腕は一流。


経緯

 冒険者ギルドの奴隷戦士として働いていた。エレンは偶然にもトオルのいるパーティーに参加。本来荷物持ちは他の仲間たちの世話・警護とひどい扱いされるものだが、肩代わりしてくれたり、時にはつらい気分になった時は真剣に話し相手としてエレンの話を聞いてくれた。

 そんなにトオルの優しさに心を打たれ、恋に落ち「自分を買ってください!」とせがむ、後に最高賞金額クエスト「スフィンクス討伐」を行う(おこなう)のだがそれは別の話。

 現在は、夫の元いた「地球」という世界で新たな人生を進むことになった。ちなみにエレンのお腹の中には双子が身籠っている。フードカラーは赤




エヴァ・カンザキ (旧名 無し)


種族 エルフ

生まれ 暗黒窃盗団「飢餓虎ギガドラ」に拉致されたサキュバスから出産

職種 暗殺者 元泥棒 サバイバー

性格 弱気 冷静沈着

年齢 20歳 性別 ♀

レベル 72

ステータス

HP 921

MP 115

SP 520

攻撃力 637 防御力743

攻撃魔法 568 防御魔法932

回避能力 900 持久力 821

ガッツ回復 6

主な装備  小型ナイフ 弓矢 小盾(両手装備)香料の入った瓶 他:軽い物全般


戦闘方法

 元々窃盗団のため、戦闘よりも相手をかく乱・逃走を優先しており近距離戦には向かない、しかし、

高速ワナ発動・隠密による急所攻撃が得意、弓矢も長けておりパーティー戦闘においては長距離の援護射撃がメインとなる。また、隠密・催眠・洗脳と、情報収集にも長けている。


経緯

 窃盗団飢餓虎ギガドラ時代、商人パーティーを襲撃をして、最後の生き残りからある情報を入手した。「恐ろしく強い勇者(自称)が持っている物がすべて伝説級で破格の価値がある」と、当時の親方は

「いち早く情報収集せよ」との命を仲間たちに与える。居場所が判明すると早速仲間全員で夜襲にかかった。、しかし、トオルの剣の一振りは蚊を追い払うがごとく大半は八つ裂きにされてしまう。最後の生き残りになってしまった女、この時は生まれてから一度も名前を与えられてもらえなかった。復讐を果たそうとストーキングをするのだがそれも別の話。

 現在は身も心を受け入れ、「地球」と言う異世界で腰を下ろすことに決意をする。

フードカラーはダークブルー



段々歩いてゆくと人がポチポチと増えてきている。通り過ぎる人も一瞬フード姿の彼らを見て唖然とする

、こんな田舎に不釣り合いな格好で物凄く怪しい、そういう視線には全く気付かずに彼らの話は続く。

「ね~ま~だぁ?もう足が痛いよ~」

「寒い」

「だよね、初めての所なんだしこのまま床で寝て凍死ってなるのは嫌だよねー」

「ねー」

「お前えらなぁ、駅はもう少しだから、そこにこいつを換金できる店があるから、金が手に入ればごはんにありつけるぞ!あと2~3分で着くから、な!」

 白い街灯、駅まで並んでいる道路、そのすべてが懐かしい。町並みは転送する前とはさほど変わりはないが、少しは買ったのだろうか?白はフードから艶やから短髪の赤毛を夜風になびかせる。顎のとこの荷は多少無精ひげが生えている、その美しい顔立ちからは普通の者ではないオーラを放っていた。

 「全く変わってねーじゃん」



トオル・カンザキ


種族 人族

生まれ 七神町

職種 勇者 

性格 強気 おおざっぱ

年齢 20歳 性別 ♂

レベル99「最初からカンストだがまだ成長できる。」

ステータス

HP 102「ほぼダメージを受けないので成長する必要なし」

MP 999

SP 10「使う必要がない」

攻撃力40 防御力200 「攻撃はすべて一撃必殺」

攻撃魔法 999 防御魔法0

回避能力 87  持久力400

ガッツ回復 1

主な装備 龍のバンカーソード 雷神メーオーの毛で作ったTシャツ スマートフォン


戦闘方法

 避けない!防御しない!する必要なし!襲い掛かる物は逃げる以外の者には一瞬にして薙ぎ払う道のみ!俺の前では、通れない物はない、壁があったらぶっ壊せばそれでおk。

 魔法は一様使えるけど不器用な所があり、失敗も多い。

 大丈夫!勇者なんだから!なぜかって勇者なんだから!


経緯

 悲劇の死のおかげで(?)異世界に転生してしまった地元の高校生。転生する前に女神様から授かった能力、「勇者」と「限界破城」、この能力のおかげで大半の敵は何とかなった。卍固めと言う素晴らしい説得のおかげで特別に無限に使えるスマホの所持を許して頂き、情報の不便には一切困らなかった。

 数ある死闘、高難易度ダンジョン、ドラゴン、そして勇気ある仲間と共に、最終的にはみんなの力で魔王を討伐。トオルは異世界で「永遠の英雄」となり、歴史に語り継ぐことになる。

 最終的にはエリンとエヴァと言う二人の妻と一緒に極秘魔法「トータル・コール」により、妻たち+妖精と共に「地球」に帰るのだった。



 トオルは眉を潜めながら考える。あと半年で二人の子供が生まれる、保険とか権利とかなんかで金がかかだろう。絶対稼がないいけない、

 魔王討伐した後、異世界で腰を下ろしてそのまま年を重ねることもいいだろうと思っていた。王政にも顔が利き、金貨だって腐るほどもある。場合によれば土地を買ってそのまま王国を建造し、自分の顔が描かれた通貨だって作れる、だけどエレンが妊娠した聞いた時、転生してから初めて背中に何か重い物を背負った気分になった。

 パパ、またはお父ちゃんと呼ばれる日が必ず来る。その中で何も苦労が無い自分の背中を見て育つ子供のを顔を想像できるだろうか?いや、それだけは自分だけじゃなくエレン・エヴァ・レイティーに申し訳が立たない。

 「なあ・・・・みんな・・」

「なに?」「・・・ん?」「デス?」

「(沈黙)あとちょっとで付くから、エヴァ、お前の催眠がカギだから頼むぞ・・・それと、みんなは絶対俺がまもる!何が何でも守ってやる。愛するものために俺は剣になる!」

 「・・・・ブフォ!クククアハハハハハ」エヴァは手をたたきながら爆笑

 「フフフフ・・・グフ・・今らしくないことを言わないでよ!ボフ!そのことをなんで結婚式で言わなかったのよ・・・」エリンも一瞬ギョッとした後に唇を歪ませる。

 「キャッキャッキャッキャッキャW」

 「お前ら・・・ひどい!てかレイティー、犬のままだとめっちゃ怖い!」

 予想以上な反応にひどくしょげこむトオルであった。右手に麻袋をつかむ、中には冒険で入手した宝石、金貨、マジックアイテムが詰まっていた。



俺たちは進む。この町で!

もう迷わない、上を向いて歩こう!

もう一度、彼女らにとってこの「異世界」への旅立ちは始まったばかりだ!

僕たちの冒険はこれからだっと言いたいがまずは金だメシだ!ベットだ!


一行は、金買取センター「石黒」に入店した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ