登場人物メモ①(序章終了までの登場人物)
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リシェルミアナ(RiCheLeMiAaNa) / リシェル(RiCheLe)
リシェルミアナ=アルクレスト。十六歳。聖六文字。
ルミナリア皇国の筆頭貴族、アルクレスト星爵家の令嬢。元神獣調律官。冒盟の一級契約者。
魔獣と会話できる。
面倒ごとが嫌いでお料理とお昼寝が趣味だが、問題を目の前にすると何だかんだ放っておけない。実家とは距離をとって街で暮らしている。
目つきがきつい系の美人だが、本人は自分の顔が怖いと思っている。
ちなみに最初にリシェルミアナをリシェルと略して呼んだのはお父様。
アルシェリオン(ALSHeLioN)
アルシェリオン=アルクレスト。二十一歳。聖六文字。
アルクレスト星爵令息にして正統後継者。リシェルの兄。
稀代の天才ではないが、平時ならば星爵として十分なくらいには優秀であり、良識派。いつもリシェルが心配。
やわらか系イケメン。
カイラン(kCaYRan)
十六歳。聖三文字。
平民。鍛冶屋の息子でルミナリア皇国軍騎士団の騎士。リシェルの幼馴染。
「リシェルを守るために騎士になる」と言っていたら、いつのまにか騎士団に最年少入団していた。
人当たりがよく長身細のマッチョで、ひそかに街で人気。
サラ(SaRa)
十八歳。聖二文字。
平民。三級契約者。冒盟でのリシェルの友人。
リシェルを尊敬しているが、同時にリシェルが良いところの出だと気づいており、世間知らずな彼女にいろいろ教えないと!と思っている。
しかし自覚がないがサラ本人も結構危なっかしい。
レグナス(REGNAUS)
レグナス=ヴァルトハラン。十七歳。全聖七文字。
ヴァルトハラン教国第一王子。王位継承権第一位。王国外の震淵の管理を担う。
神侵病により神獣となったが、リシェルの調律により人間に戻れた。以来リシェルの熱烈な追いかけ。
この世のものとは思えない美形、かつ教国の歴史上最高とも目される軍事的・政治的才能を持つ。
テルマー(TheLMeR)
テルマー=オルトロン。十九歳。聖四文字。
オルトロン華爵家(ヴァルトハラン教国)の三男。幼い頃からレグナスの側近を務める。
レグナスが神侵病に罹った際に見捨てなかったことから絶大な信頼を得ており、他の者であれば許されない軽口を叩く。
王子にとっての隙にならないようには計算しつつ、かなりチャラい私生活を送っている。
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ルル(魔獣 / ジェリー種)
水色。糖分が必要な特殊体質のジェリー。空腹で倒れていたところをリシェルに拾われた。
まったりした性格だが知能はかなり高い。
現状、リシェルの相手としてレグナスとカイランならレグナス推し。理由はレグナスの方が強そうだから。このへんの価値観はけっこう魔獣寄り。
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以前のお話のあとがきに載せた、リシェルミアナ、アルシェリオン、カイラン、レグナスのイメージ図も再掲します。
私が勝手に「こんな感じかなあ」とやってみただけなので、読んでくださった皆様のイメージとはまた違うかもしれません……。
リシェルミアナ
アルシェリオンお兄様
騎士カイラン
レグナス王子
魔獣図鑑に続きます。