【08 投票バトルの今日の途中経過】
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・【08 投票バトルの今日の途中経過】
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長谷川涼「まあ前回と総数は変わらない、と。マスターがダメグラに1票入れて、誘い水状態にしたから」
少し言いづらそうにダメグラが口を開いた。
ダメグラ「何かさ、オレは理解できない」
長谷川涼「俺は理解できてる。ダメグラはマスターの1票だけで、俺が3票得ている」
ダメグラ「いや、あの何だ、ちょっと投票開始するの早過ぎたな」
長谷川涼「マスター曰く、一応noteのネタのほうにnote非会員のスキが一個付いた段階で始めたらしいけども」
ダメグラ「間違いだって」
長谷川涼「投票してくださっている方々に失礼でしょ」
ダメグラ「いやマスターが涼に投票したんだよ、絶対そう」
長谷川涼「だとしても負けてるだろ、2対1で。で、ダメグラに投票してるし」
ダメグラ「せめてさ、投票これで終わってほしいよな」
長谷川涼「そんなことないわ、前回の主人公決めの投票数を越えたいわ」
ダメグラ「いや何かさ、オレ多分泣くぞ」
長谷川涼「そんなハッキリ言われても」
ダメグラ「オレがモテたいんだよ」
長谷川涼「それは知ってる。俺は正直そういう欲は無いから」
ダメグラ「noteのスキも加算していいか?」
長谷川涼「ダメだよ、ダメグラだけ有利過ぎるだよ」
ダメグラ「涼もnoteにネタを載せればいいじゃん、できればおもんないヤツ」
長谷川涼「オモロを投稿するわ」
ダメグラ「いやマジでXの投票やめて、noteのスキ数で決めようぜ」
長谷川涼「いやnoteのスキは少し怪しいって、マスター言ってたよ。非会員や相互の方々からのスキは信用できるけども、それ以外は少し怪しいって」
ダメグラ「マスターの心が汚れているだけだろ、怪しむなよ」
長谷川涼「でも実際8万字の小説、40分でスキ付けられた途端、雪崩のようにスキ付けられたって」
それに対してずっともごもご喋っていたダメグラが間髪入れずに、
ダメグラ「それは怪しいけどさ」
長谷川涼「40分で読めるモノと見なされて、文字数すら確認せずにスキ押された感あるってさ」
ダメグラ「それはまあそうなんだろうけどさ」
長谷川涼「何か『読み途中だけどもこの時点で面白いからスキあげちゃう』って感じじゃなくて、ただただ自分の記事の宣伝感があるってさ。他の投稿サイトと違って、noteは栞機能が無いしさ」
ダメグラ「そうでしかないんだろうけどさ」
長谷川涼「結局今までの経験則から、本当に読んでスキ押してくれた人、その8万字の小説では13名中、1名だってさ」
ダメグラ「じゃあもう誰も読んでないだろ、その経験則も間違いだろ」
長谷川涼「いや最後にスキを押してくださった1名だけは、フォローしているアカウントもお笑い系ばかりでその人が書いた記事もゼロだったから絶対宣伝じゃないって」
ダメグラ「じゃあそうだな、記事ゼロの人から宣伝されることってないからな」
長谷川涼「ちなみにテレビのこと書いた記事は結構ちゃんと読んで頂けたスキだと判断したから、嬉しいらしい」
ダメグラ「知らねぇよ、そっちの話は。今度その雑感まとめて記事にでもしてろよ」
長谷川涼「だからnoteのスキはちょっと怪しんだってさ、その点、ツイッターの投票はマスターの相互フォロー様しか投票していないだろうから、マジでしょ」
ダメグラ「Xな」
長谷川涼「いいよ、俺はツイッターでいくよ。ツイッターは投票機能あるんだから、これでいいでしょ」
ダメグラ「いやでもなぁ、じゃあマスター判断で信用できるスキだけ数えて勝負したらいいじゃん」
長谷川涼「いや俺はそんな、ダメグラと違ってピンネタ無いんだよ」
ダメグラ「オレも今の世の中に合わせて作ってるだけだからさ」
長谷川涼「マッシュアップが今の世の中……まあ確かに昔は無かったけども」
ダメグラ「いろんなところで勝負したらいいじゃん、マスターは各所にアカウント持ってるんだからさ。で、オレが勝ったところが正義っていう」
長谷川涼「正義ってなんだよ、Jリーグ町田ゼルビアの黒田監督の訳分からない言いっぷりか、サッカーにもこれにも正義もクソも無いんだよ」
ダメグラ「次どこでやる? モノガタリーにする? エブリスタにする?」
長谷川涼「モノガタリーはまだしも、エブリスタは完全に小説だけじゃん。さすがに俺、小説書けないわ」
ダメグラ「いや別に文章なら何でもいいんだろ? だって文句言われないじゃん、いちいち」
長谷川涼「そりゃ末端創作者にいちいち文句は言わないよ、運営様は忙しいから」
ダメグラ「まずnoteで勝負しようぜ、スキ勝負、マスターがスキの判断してさ」
長谷川涼「いや面倒だな、結局俺も何かやることになるじゃん」
語気を強めてダメグラは、
ダメグラ「やれよ」
長谷川涼「嫌だよ、そもそもそんな前のめりじゃないんだよ、この対決自体に。もっとゆるくトークするって話だったじゃん」
ダメグラ「じゃあ今週の土日に標準合わせてさ、書くネタのテーマ決めようぜ」
長谷川涼「勝手に進めるなよ、俺はピンネタなんてないんだよ。スタイルが無いんだよ」
ダメグラ「じゃああれでいいよ、涼の本来のスタイルである、3人漫才やっていいよ。仲間連れてやっていいよ」
長谷川涼「いやこんなトーク企画に巻き込みたくないわ、じゃあ俺1人でやるわ」
ダメグラ「決定ということで。テーマは節分でいくか」
長谷川涼「それでいいよ、もう」
ダメグラ「作らなきゃ不戦敗だからな」
長谷川涼「作るは作るけどさ、まだ短歌の投票も終わっていないんだからな」
ダメグラ「大丈夫だろ、もう投票数増えないだろ」
長谷川涼「それはそれで大丈夫じゃないんだよ」