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【02 投票機能】

・【02 投票機能】


マスター「投票機能、始まりました」

長谷川涼「マスターから喋ること、あるんだ」

ダメグラ「3票、カスのアカウントの割にやるじゃん」

長谷川涼「マスターをカス扱いすな。あとたとえマスターがカスでも、投票してくださっている方々はみんな優しいんだから3票入ることもあるでしょ」

ダメグラ「いや涼もマスターをカス扱いしてるじゃん」

長谷川涼「たとえ、って言ってるじゃん」

ダメグラ「いや公式発言だった」

長谷川涼「というか俺のほうが今のところ得票数が多いから」

ダメグラ「2-1、まだまだこれからだよ」

 文句ありげに拳を握り、これから言い出す気満々の涼がここで声を荒らげた。

長谷川涼「というか俺の説明文なんだよ! 『髪の毛を水色にしているだけの凡人、心身共に貧相で涙。』って!」

ダメグラ「おう、オウム返しおつ」

長谷川涼「じゃあちゃんと言うけども、心身共に貧相って語彙がかっ? 語彙なのかっ?」

ダメグラ「いや全部」

長谷川涼「だろうな! めちゃくちゃな悪口だし、最後の涙って何だよ! ダメグラの主観いらねぇよ!」

ダメグラ「いやでもオレだったら涙」

長谷川涼「貧相じゃねぇからな! そもそも! 潤沢だわ!」

ダメグラ「パンツの中が」

長谷川涼「パンツの中が潤沢なヤツはオシッコ漏れてるヤツだろ!」

ダメグラ「それかチンコに真珠埋め込んでるヤツ」

長谷川涼「ならまだオシッコ漏れてるヤツのほうがいいわ! こっちは普通に書いたのにさ!」

ダメグラ「あぁ『ダメ人間グランプリ優勝、略してダメグラ。』な、普通過ぎて票伸びてないじゃん」

長谷川涼「こっちは異常過ぎて投票1個取り損ねてるんだよ!」

ダメグラ「1票漏らしたって言うな、潤沢かよ」

長谷川涼「言ってねぇわ!」

ダメグラ「まあそれはそうと3票で止まってるなぁ、マスター、別垢で1票水増ししておいて。オレに投票でいいからさ」

長谷川涼「何サクラを混ぜようとするんだよ!」

ダメグラ「枯れ木も山の賑わいって言うじゃん」

長谷川涼「マスターの1票を枯れ木って言うな」

ダメグラ「だってそうじゃん」

長谷川涼「そうだけどさ」

ダメグラ「マスターって基本、別垢からしかXあんま見ないんでしょ? リストとかも別垢にたっぷりあって」

長谷川涼「じゃあもう潤沢って言え」

ダメグラ「潤沢は涼のおパンツ用語だから」

長谷川涼「やめてくれ、パンツと潤沢は相性が悪いんだよ」

ダメグラ「だからさ、投票の確認を逐一するためにマスターは別垢で投票しなよ」

長谷川涼「じゃあ便宜上ダメグラに投票してもらうけども、それは勿論ノーカンな」

ダメグラ「勿論、おこめに二言は無い」

長谷川涼「ダメグラはおこめじゃないから二言の可能性もあるなぁ」

ダメグラ「とにかくマスター、オレに投票しておいて逐一チェックしてくれよ」

マスター「分かりました」

ダメグラ「やたー」

長谷川涼「やたーって、昔のネット過ぎるんだよ、ダメグラは」

ダメグラ「じゃあというわけで、とりま投票が動くまで待機な」

長谷川涼「そうだな、第2回もこの辺で終了」


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