ここはサブタイトルを入力する場所なんですよ。知ってましたか?ちなみにこのタイトルに深い意味はありません。
お早うございます。
今私は高校2年なのですが、なんとか次の学年に上がれそうです。
では、「将来の夢はチート魔王」をご覧ください!
城の方向に歩いてもう30分ほどたった。もう民家は見当たらない。
「こっちはもう家なんてないぜ?」
メル「私の家はありますよ♪」
まさか……。
「そう、そのまさかだったのだ」
メル「どうかしました?」
「いや……」
今俺達は城の真ん前にいる。
メル「さぁ、入りましょう」
普通に入っていったので俺も一緒に入ろうとする。
兵士F「おい、お前、止まれ!」
とめられちまった(笑)
「なんでしょうか?」
兵士F「なんでしょうか?じゃないだろ、許可証がなければ城内には入れんぞ」
んなもんあるわけねーだろ。ってかメル!
メル「その方を通して差し上げなさい」
兵士F「し、しかし……」
メル「その人は私の恩人です、失礼となることはキルシレイド第一王女、メリヘル=ラト=リュベンスが許しません?」
なんか、カッコいいこと言ってるけどそこで疑問ってどんだけ(笑)
兵士F「し、失礼しました!」
なんとか入れるみたいだ。しかしメルはキルシレイドの第一王女だったのかぁ。どうりで風格が違うわけだ。光の国の王女様ならウルトラの娘か。
城に入って王様に謁見するとかで俺はメイドさんと客室に連れてこられた。
メイドさんが正装を御用意しますと言ってきたが、今きているのが正装なので断った。メイドさんも制服をみて納得してくれた。
「そしていまにいたる」
メイドさん「静かにしてください」
「すいません」
いま俺は謁見の間の入り口にいる。かなり立派な扉だ、両側に2人兵士がいる。たぶん扉を開く人だろう。
ここからは俺1人でいくらしい。メイドさんが兵士に何か言った後、2人の兵士は扉を開いた。
知らん人「止まれ」
真ん中あたりまで来た頃に誰かに言われた。
目の前には玉座に座っている王様、ウルトラの父がいる(笑)普通のおっさんだわ。
そのまま突っ立っていると、なんだかまわりが五月蝿くなってきた。
大臣ぽい奴「無礼者!膝をつかんか!!」
あーそゆこと、だが、あいにく俺は知らない奴につく膝など持ち合わせていない。
だからー
「やだね♪」
すると大臣ぽい奴が真っ赤になって突っかかってきた。
王様「静まれ」
その一言で静まった。結構威厳がある。
王様「娘の命の恩人だ、礼儀はいらん」
わかってらっしゃる。
王様「娘を救ってくれて感謝する、名はなんという?」
「俺はルカ、千条瑠禍だ」
王様「わたしの名はグレイグルという、好きに呼んでくれ」
「りょーかい、よろしくな、グレイ」
またしてもあたりがざわめく。王に対して何という口の聞き方だ!とか呼び捨てなど許さん!とかわたしとのは遊びだったのね!とか。
グレイ「静まれ!ルカへの無礼は一切禁ずる!」
そう言うとまわりは静まった。
グレイが親バカってことが分かった(笑)娘助けたことでかなり優遇されてるからな。
グレイ「ルカ、そなたはAランクのモンスターを倒したそうだな?……もしよければこの国に仕えてくれんか?」
「別にいいが、何するかわからんぜ?」
グレイ「はは、御前のすることなら心配ないだろう、娘の専属騎士にでもなってくれ、ちょうど付けようかと思っていたのだ」
専属騎士かぁ、ま、いっか、美女の近くにいられるならな。
「りょーかい」
こうしてテンポよく専属騎士に…………………
?「お待ちください!」
ならなかった。
グレイ「どうした、ウイグル?」
ウイグル「こんなどこぞの犬の骨のような奴を姫様の専属騎士にするのでなく、王国一の魔法騎士の私が専属騎士をするべきだとおもいます」
なんか沸いてきたぞ、なかなかのイケメンだ、死んで良いぞ、許可する。
グレイ「しかしメリヘルもルカが気に入っとるそうだが?それに実力もある」
ウイグル「ならば私と決闘を行ってもらおうと思います!」
グレイ「いや、いくらルカが強くてもお主には勝てまい」
ウイグル「私を倒せるような者にしか姫様の夫はつとまらないと思います」
グレイ「そうか……」
なんか俺の意志を無視して決闘が始まろうとしている。しかも専属騎士じゃねーのかよ!?いつのまにか夫にかわってるし、こいつメルがほしいだけだろ、鼻息かなり荒いし、きめぇ。
ウイグル「ルカとかいったな、私はギルド登録でA+の騎士だ、ファングルなど簡単に1人で倒せる、調子に乗らないことだな」
どうやらAランクのモンスターでも1人で倒せる奴がいるらしい、結構強い奴とかいるのかな?
ウイグル「訓練所にいますぐこい!」
そう言って消えた、瞬間移動か。
毎週日曜日更新です。
ここまで読んでくださった方々、感謝感激です。
最近また寒くなってきましたねぇ。春の前の冬の最後の抵抗って感じがしてしんみりします……。
まぁ私だけですが……。