力
今回はかなり短いです。すみません。
その後、俺はメイドさんにまた部屋に案内してもらって待機している。
「コンコン」
ん?誰か来たみたいだ。
メル「ルカさん、夕食の準備ができましたよ」
「分かった」
どうやら夕飯ができたらしい。
城の中をメルの後ろについて歩いていく。
広すぎだろ……。よく覚えれるなぁ。
メルにつれてこられた場所には、グレイもいた。ってか、王族専用の食堂かよ………。
グレイ「よくきたな、さきほどの模擬戦は見事だったぞ」
「まぁ、全力じゃなかったがな」
グレイ「なにっ、あれでまだ全力でないのか?!」
俺が全力だしたらこの国なくなってるぞ?たぶん……。
とまぁ、世間話をしながら夕飯を済ませた。
−次の日−
知らない天井だ。どうやら俺は捕まったらしい。はたしてここは何処なのか、そして元の場所に戻れるのか、明日は晴れるのか!?
「んぁー」
とかいいつつ背伸びをする。ちょっとシリアルっぽく言ってみたが、別に何もない。昨日はグレイと夜中まで酒を飲んでベッドにダイブしたはずだ。主人公補正のせいか5樽飲むまで酔いはじめなかった。何しよう……。
朝飯は逃しただろうな……。能力でなんかしてみるか。
中庭っぽい所に出てきた。
「ってか使い方とかしらねぇしなぁ……」
なんとなく使えるには使えるが、誰かに習ったわけでもないのに出来るわけがない。
「まぁ、物は試しだな」
左目に集中する。するとゴールドの光をうっすら帯び、瞳の色も金に染まる。
「朝飯とか創造できるんかな?」
出始めにりんごを創造してみる。
「創造!」
すると、右手に粒子が集まったがすぐに四散してしまった。
「食べ物は無理なのか?それとも俺の神力が弱いのか……」
ちなみに動物も無理だった。でも剣や斧などは創造することができた。しかしあまり大きい物も粒子が四散してしまった。
「神力の種が育つのを待つしかないか」
しばらくしといると辺りがもう薄暗くなってきた。
今日はこのへんにしてまた明日するか。
そしてルカは夕食を求めて食堂に向かった。
読んでくださった方々、感謝感激です。
風が強いですね。皆様気をつけてくださいね。