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死後の行き先は…?#2

【いつものパチンコ店】

五時間前…

今日は、平日だというのに早くから20人もの人が並ぶ、そんな中、一般的には強面、ヤクザ顔の男と目が合う。


アタル

「あっ富永さんおはようございます!今日の状況どうなると思います?」


富永

「そうですねぇ昨日は、*Aタイプの*設定が熱かったから今度は、*ATタイプが良いんじゃないでしょうか?」


*Aタイプ 一定の確率で大当たりを引くと一定のメダルを獲得できるスロット型遊技機


*ATタイプ 一定の確率で大当たりを引くとAT(アシストタイム)に突入しそこからの抽選次第で多くのメダルを獲得することのできるスロット型遊技機


*設定 スロット型遊技機には、設定という概念が存在し一般的には、1〜6迄までの設定がある

設定1<設定6のように数字が上がる程大当たりを引きやすくATが続きやすい。(遊技者には、その設定は、把握出来ない)対照的にパチンコ型遊技機では、設定という概念はない


富永は、顔は、今にも人をやってしまいそうな顔だが

礼儀正しい人物であるアタルとは、このパチンコ店を通して話すようになった、所謂常連同士の付き合いという奴だ。


アタル

「ATタイプかぁ、最近負け続けてるんですよねぇ」


富永

「今日のATタイプ確実に出ますよ!」


パチンコスロットに確実あるわけねーだろ!と心の中でツッコミながら入店開始の時間になった。


店員

「前の人を抜かさないで遊技機台にお座り下さい!」


パチンコ店の入店は、まるで大人達が椅子取りゲームをしているようである。全員が足早に歩き目的の台に目掛け、一直線に我が先にと席に座る俺は、富永の忠告通り普段から打ち慣れているATタイプの台に座った


アタル

「アタル集中モード!!」


説明しようアタル集中モードとはワイヤレスイヤホンを着け集中力を極限まで高める事により腕からレバーにかけての乱数を調整し大当たりを誘発させるというアタルの必勝オカルトである!


パキンッ


よし、良い感じだ俺の中の乱数の躍動を感じるぜ


バリパキンッ


あっ大当たり確定じゃ無いか?


バキバキッパキン


変な音が聞こえるな…


俺が音がする方に目をやると、あっては、ならない者が目に入ったバットを持ったおじさんであるパチンコ店にバットをもったおじさんこの時点で最悪なのにもう俺の目の前に立っていやがる。



次の瞬間後頭部に強い衝撃が走り俺の顔面はバット共に、スロット型遊技機の液晶にめり込んだ。

薄れゆく意識の中、富永さんが俺に必死に語りかけてくる。


富永

「………は?…し………ば………は⁈」


なんだ何を言っているんだ


富永

「あ…しょう…ば…は⁈会員証の暗証番号は⁈」


アタル

「くそ……やろ…う」


【空間】

アタル

「そうか……俺死んだのか?」


女の声

「そうあなたは死んだのです!」


謎にテンションの高い女の声が上の方から聞こえてくる


アタル

「誰だ?」


露出度の高い胸元真っ白なベールに包まれ西洋の彫刻のように美しい女がゆっくりと宙を降りてきた


女の声

「私は、乱数の女神ランディム貴方の担当女神です。」


アタル

「乱数の女神?俺が地獄とか天国に行くのを乱数の女神が決めるっていうのか⁇」


女神ランディム

「そうです!私が貴方の世界で言うところの天国地獄を決定し貴方を導きます!」


アタル

「乱数の女神が⁈なんかそう言う行き先とかも乱数…所謂

運ゲーできめるんじゃないでしょうね?」


女神ランディム

「………キメマス」


アタル

「………」



アタル

「嫌ダァァァア!なんでこんな2分の1の賭けをしなきゃ行けないんだ!俺は、いつも勝てる確率が高い方にかけるんだ俺の人生の最後だってのにそんな賭けできるかぁあ!」


女神ランディム

「あーあーうっさいわねぇ人生最後だとか!確率の高い方とか!そもそも死んでるんだし最後もクソも無いでしょ!

男ならパーンと一発勝負で受け入れなさいよ!」



アタル

「あーこれ絶対ハズレ女神じゃん!なんで?こんなのが女神出来るの⁈てか乱数の女神が死者の行き先決めるとかおかしくない?絶対におかしい!俺は抗議するぞ!」


女神ランディム

「言ったわねぇ!これでも上位女神なんですけど⁈エリート女神のさらに数%しかなれない上位女神なんですけど⁈私だって進んで死者の行き先なんて雑用やりたくないわよ!アンタが私の事を崇めるからしかたなーく出てきてやったのにその態度は、なんなわけぇ?」


アタル

「はぁー?誰がお前みたいな女神にぃ………」


【パチスロ店】(アタル生前)



アタル

「マジで今月の食費かかってんだ!当たってくれ乱数の女神様!俺にご加護を与えてくれぇ!」


遊戯台

「バリュュリュ!ブュュュイーンブューイン!フィーバ⤴︎」


アタル

「きたぁきたぁ!乱数の女神様、一生貴方を崇めます!

ありがとうございます!」


【空間】

アタル

「そうか……アレかぁ、でもだからと言って何でお前なんだよ」


女神ランディム

「死者の担当ってのは、そいつが生前1番崇めていた神がやるのよ…もう良い?アンタが嫌って言ってもこっちとしては、何とも出来ないから私の方で適当に決めちゃうけど」


アタル

「おい待て、俺が行き先を決めれるのか?」


女神ランディム

「まぁそこのボタンを押して出た行き先が貴方の死後の行き先よ私の力の一部だから完全に乱数で決まる運ゲーだけどね」


アタル

「……仕方ない、言いたい事は、山ほどあるがコイツに勝手に決められた行き先よりか納得できるか…」


ボタンに手を置き集中する…


アタル

「乱数…乱数を感じるんだアタル集中モォーゥド!

天国 天国 天国 天国 天国 天国 てぇんーごく!」


アタル    女神ランディム

「ここだぁ!「ねぇこのあと合コンだから早く…」[カチッ]」


なにぃ⁈このクソ女神のこの後のどうでも良い予定のせいで押すタイミングが0.48秒遅れただと⁈スロッターからしたら犯罪だぞ⁈


アタル ボタン

「お前なぁ!…」「オオアタリィオオアタリー、グヘヘヘ」


アタル 、女神ランディム

「へ………」



作品を書くのは、初めてでおぼつかない点が多くあると思いますが温かい目で見ていただけると嬉しいです。

ブックマークなど励みになりますので宜しくお願い致します。

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