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一般人以上、勇者未満  作者: 紅月
第三章:カロン王国
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3か月後

 あれから三か月。

 三か月前の大会での表彰式の場で現れた魔族。王国の安全は、王国にいた貴族が魔族と内通することで作られたものだということがその時に発覚した。

 あの時、救世主や、ミルフィアの戦闘員が王国に集中していなければ、王国は終わっていたかもしれない。だが、魔族側も賭けのつもりだったらしい。用意周到に準備をして、勝ちの確立をあげたようだったが失敗した。

 王国が受けたダメージは大きく、三か月たった今でも、復興が終わっていない。一部の大店や政治的に必要な組織は活動を再開したが、国民の生活は厳しい。皇国も援助を出しているが、復興はなかなか進まない。実はまだ魔族が王国にいて妨害しているのではないかという噂はもしかしたら本当なのかもしれない。

 救世主たちは、当初の予定通りノーストリ山脈へ向かった。王国が魔族に襲われないのは魔族との取引だったことが分かったため、魔族の殲滅をすることにしたのだ。

 彼らの進行状況は噂や紙媒体の他、皇国の広報機関によっても伝えられている。彼らは順調に山の調査を行っているそうだ。

 そして。

 今、ニミウスとレイア、シズミの三人は皇国の東にある森へ向かっている。そこにナギはいない。ナギは魔族の襲撃後にいなくなってしまった。置手紙があり、皇国に戻るとだけ書いてあった。ナギが抜けた代わりにレイアが同行することになった。彼曰く、ナギに会いたいからということらしい。確かに、ナギの置手紙には東の森で会いましょうと書いてあったが、果たして本当に会えるのだろうか。シズミが保証してくれたのだから大丈夫だと思うが不安は消えない。

 彼らの旅はまだ終わってはいない。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

作者の紅月です。

『一般人以上、勇者未満』はこれにて終わりです。

俺たちの戦いはこれからだENDです。

当初は最後に魔王を倒すところまで書く予定でしたが、就活や一人暮らしなどがありすっかりモチベーションが下がってしまったというくだらない話です。

ぐだぐだな展開になってしまいましたが、最後まで読んでいただけたのであればうれしいです。

それでは。


2013.5.11 紅月

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