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第一章 4話スキルの真髄④

いままでの話を見直して細かい誤字など修正しました。

何回か見直しても見落とすものですね。


あとは貨幣の値段など世界観など細かいところはおいおい小出ししようと思っています。

全部書いていたらすごい文量になるので…

冒険者ギルドやダンジョンの風景などは他の方の作品でも出てくるような王道なものをイメージしています。

俺は宿屋に帰りいつもの食事を食べ、来月分の宿代をカルアさんに渡して部屋に戻った。


「一泊昼夕の食事付きで銀貨4枚だから今日は銀貨4枚は稼げたことになるな」


たまにボロボロになった解体用のナイフなどを買いに行くこともあるため、そのまま銀貨4枚が儲けとなるわけではないが、それでも初めて消費する金額以上に稼げた事実に喜びを感じた。


「あ、明日はいつもより早くにダンジョン行くからカルアさんにお昼ご飯のこと伝えとかないと」


昼ごはんは持ち運べる軽食を作ってもらっているため伝えるべきだろうと思った。

なぜなら、今日の男の子とに忠告受けたことを教訓としていつもより早くダンジョンに入ろうと思っているからだ。

やっぱりウトルダンジョンでソロで向かうのは目立ってしまうためである。

あそこまでしつこくはないだろうとは思うが、面倒なので人が少ない時に行くべきだろう。


すぐに1階の食堂に向かった。


「カルアさん、明日はいつもより早く出かけるのでお昼のご飯早めに用意していただいてもいいですか?なんなら料金多く払います」


「そうなのかい!私も年で朝早く起きるからお金は別にいいわよ!」


「ありがとうございます!カルアさんはまだまだお若いと思いますよ」


「ハハハ!お世辞にも嬉しいこと言ってくれるじゃないかい!」


カルアさんは大きな声で笑い、嬉しそうだった。

お世辞ではなく、毎日元気に働いている姿を見ると衰えているようには見えないのである。


お昼ご飯のことを伝えた後部屋に戻った。


「ステータスオープン」


-----------

 エリド

 Lv8

 HP  80/80

 MP  20/20

 攻撃力 120

 防御力 20

 魔力  8

 素早さ 116

 幸運  3


 スキル SP7

【レベル還元】

 素早さアップ レベル2

 攻撃力アップ レベル2

 -----------


「お、おぉ〜」


戦っているときにレベルアップしていることは分かっているが、ちゃんとステータスを見ると今までのレベルの上がるスピードとずれているため驚いてしまう。


「あとSP3か…次はHPアップか防御力アップかな?魔法は…まだいいか」


魔法があれば複数体との戦闘でも戦略が広がるが今まで父と剣術の訓練しかしてきておらず、魔法についてはからっきしである。

というよりも、父も魔法関連のスキルを持っていなかったから教わることができなかったというのが正しい。


ステータスにある魔力は魔法攻撃の威力を表しているが、しっかりと魔力操作などの訓練をすれば同じ魔法を使っても魔力操作が上手な者とそうでない者で威力や発動まで時間などが変わってくるらしい。


剣術でも言えることでステータス任せで剣を振る者と剣術を極めた者で戦った場合、ステータスが多少低くても剣術が上手い人が勝つことがあるらしい。


そのため、ステータスやスキル以外の部分があとあと大事になってくると父に教わった。


教わっただけなので全て らしい としかいえない。


初心者や中級者はどうしてもステータスやスキルだけで戦おうとする、上級者の冒険者たちはそういったステータスやスキル以外の鍛錬を怠らないと言っていた。


そう言ったこともあり俺は冒険者になるまで毎日のように剣を振っていた。複数体との戦闘なども父に教わっていたからこうやってソロでもなんとかやっていけている。


そういった経緯もあり、とりあえずはステータス上昇系のスキルを取得しようと考えている。


あとは【レベル還元】で気になっていることもあるため、明日ダンジョンから帰ってきたら試そうと思う。





次の日、カルアさんから昼食をもらい、すぐにウトルダンジョンに向かった。


「よし!誰もいないな」


ダンジョンの入り口の周りを軽く確認してからダンジョンに入っていった。


それからは昨日と同じことを繰り返し、袋に角が入りきらなくなったため帰ることにした。


帰りに冒険者ギルドにより素材を換金して宿屋に帰る。

昨日よりも早くにダンジョンにいったためギルドに来るのも早かったのかセッタはいなかった。

もしくはお金がなくなりダンジョンにいるのかもしれない。

会わなくて済むなら会いたくないのでいないに越したことはない。


宿屋に着きいつもよりも早く帰ってきたためカルアさんがすこし驚いていたがすぐに食事の準備をしてもらい食べたあと部屋に戻った。


「ステータスオープン」


-----------

エリド

Lv11

HP  100/100

MP  25/25

攻撃力 125

防御力 25

魔力  10

素早さ 120

幸運  4


スキル SP10

【レベル還元】 

素早さアップ レベル2

攻撃力アップ レベル2

-----------


「やっぱりレベルの伸びが下がってるな…でも昔と比べたら全然マシか、とりあえず俺予想が正しいか試してみよう」


先にHPアップのスキルを取得する。


そのあと【レベル還元】のスキルに触れる。


――――――――――――


レベルを還元しますか?


はい/いいえ


――――――――――――


〔はい〕という文字を押す。


『レベルの還元を行います。

 レベル10を還元しました。

 エリドはレベル1になりました。

 レベル10還元しているため、スキルレベルを

 あげることができます。』


『どのスキルレベルを上げますか?』


おれはステータス画面を見た。

[HPアップ]のみ点滅している。


「やっぱりそうか」


[HPアップ]を押した


――――――――――


スキル[HPアップ]をレベル2にしますか?


はい/いいえ


――――――――――


〔はい〕という文字を押す。


『スキル[HPアップ]をレベル2にします。

 完了しました。』


それ以降は俺の予想通り声が聞こえなくなった。


「ステータスオープン」


-----------

 エリド

 Lv1

 HP  410/410

 MP  25/25

 攻撃力 125

 防御力 25

 魔力  10

 素早さ 120

 幸運  4


 スキル SP0

【レベル還元】

 素早さアップ レベル2

 攻撃力アップ レベル2

 HPアップ   レベル2

 -----------


「ステータスを見た感じHPアップレベル2はHPが400増えるってことか。やっぱりスキルレベルを1から2に上げるのにレベル10は還元しないといけなさそうだな」


推測ではあるがスキルレベル2のものは点灯していなかったことからスキルレベルを2から3上げるにはレベル20分は最低でも還元が必要だろう。

もしかしたらレベル30分必要かもしれないが、こればかりはまた試すしかないだろう。


「当分はウトルダンジョンでお金を稼ぎながらレベリングしてレベル11になったら還元してを繰り返していろいろスキル取っていくか」

感想なりしていただければやる気が出て更新頻度があがります。


何か気になるところは細かく指摘していただければ今後の参考にし学んでいくのでよろしくお願いします。

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