表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/40

イベントが終わると新しいイベントが始まる

投稿遅れて申し訳ありませんm(_ _)m



次の日の朝、1階に行くと、既に聖奈がソファーに座って待っていた。

俺は短時間で朝食、着替え、準備を終え、聖奈と一緒に学校へ行く。


教室前で聖奈が女子たちに捕まったのを横目に俺は自分の席に向かった。

優斗と雑談しようと思ったのだが、まだ来ていない。が、その隣の佳乃が読んでいた本を閉じ、俺にしか聞こえない声で


「昨日はありがとう。あ、ネックレスも。ほら」


そう言ってバッグの中から昨日プレゼントしたネックレスを見せる。


ずっと近くに持っていてくれているのに俺は喜びを感じた。

にしても昨日と全然違うな。

雰囲気というか、纏っているオーラというか…

あの時は誰が見ても美少女!という感じだったが今は普通の女の子にしか見えない。それでも顔は可愛い方なのだが…



「怜!金曜の夜集まってご飯ね〜」


女子の中から抜け出した聖奈が戻ってきた。


「集まるってことは悟と椿希もか?」


「もちろん!2人とも空いてるって!」


宮田 悟(みやた さとる)神田 椿希(かんだ つばき)。聖奈と同じく幼なじみで、中学、高校と別だが、時間が空く度に4人で遊んでいた。


「そっかー。ちなみにどこで?」


「いつも通りの場所でいつも通りのことを!」


「やっぱりな…準備しとくよ」


()()()()()とは俺の家でタコパをするという事。外食より気が楽で楽しいということで、ご飯を食べる時は必ずこうなる。




その日の学校が終わり、部活動体験の時間だが、今日は他の用事があり参加しない。


1度家に帰り、着替えと準備をし、用事のある場所に向かって自転車を進ませる。


その場所・・・小さな体育館にはだいたい20分くらいで着いた。

入口の前に見知った顔が立っている。


「遅くなった。待ったか?浜野」


「いや、さっき来たとこ!にしても取れるなんてラッキーだったよー」


ここは無料で貸してもらえる体育館。無料の理由は2つある。

1つは横に大きな体育館(本館)があるから。

もう1つはこの体育館(分館)は本当に小さく、バドミントンコートで2コート分しか貼れない。


しかし少人数なら十分な広さなので個人練には人気の場所で、予約を取るのが難しい。


「7時までだから早くやろうよ!」


今回来た目的は土曜日に買った道具、主にラケットの試し打ち。

体験期間中は先輩のラケットを借りなくてはいけないので使うならこうするしかない。


軽くランニングし、準備体操を行う。

ダッシュは省いたので、20分くらいでアップが終わった。


「よし、早速使ってみようか」


水分補給をしている浜野に声をかける。


「そうだね!軽くラリーしよ!」


位置につき、ラリーを開始する。

先輩たちのラケットと比べて振りやすく、打ちやすい。

グリップも自分で選んだため、滑って手を離したりする危険もない。


使い心地を話しながらラリーをして10分ほど経った時、浜野が試合したいと言ったので試合をすることになった。


11点マッチの2セット先取。

あと1時間半弱ある。一体何試合することになるか…




結果としては、俺が勝ち越した。

男対女なので当たり前かもしれないが、それでも3対2で辛勝だった。

最初は互いに笑顔で、雑談しながら試合をしていたのだが、途中から疲れと負けたくない精神のせいで無言で打ち合っていた。


「あー負けたー。そして疲れた」


浜野が空を仰ぎながらそう呟く。

先に負けたが来るあたりやはり負けず嫌いなのだろう。


「でも楽しかったな。体験行くよりずっといい練習かも」


「でもあっちもあっちでいいよね。人多くて賑やかで」


「そうだな」


3年生も、2年生もとても優しかったし、仲良しな雰囲気がこっちにも伝わってくる。

男女とも仲良く理想の部活と言っていいだろう。





「明日、体験行く?」


「いや、今日の疲れが残るだろうし行かなくていいかな」


「そっかー。じゃあ私も行かなくていいや」


「じゃ、また明後日だな」


「そーだね!また明後日!」


俺たちは途中で別れ、それぞれの帰路につく。



試合、勝った気がしないな。

俺はベッドの上でで今日の対戦を振り返る。

ラストゲームに俺がとり、勝ちはした。だが合計点もセット数もあっちの方が多い。

こっちの点数がもう少しバラけていれば、浜野が点を取られてからの切り替えが早くなれば、俺は確実に負けていた。


力では勝つが、浜野の方が柔らかさがある。

部活をしていく上で力と体力はつくだろうから、そのうち抜かれそうだ。


俺は明日から、筋トレとストレッチをすることを決めて、眠りについた。





次の日、教室に入ると


『来週金曜日、開校記念登山!』



という文字が黒板に大きく書かれていた。






最後まで読んでいただきありがとうございます!!

よろしければ評価、感想をよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ