登場人物紹介
登場人物が多くなってきたので、ここらで人物紹介を・・。
果竪
凪国の王妃。十七歳。
生粋の生まれながらの姫君ではなく、元は田舎の農家の娘。
趣味は畑仕事で大根を異常なまでに愛している。
夫が出世しすぎたせいで王妃に祭り上げられ非常に迷惑をこうむった苦労人。
明燐
王妃の侍女長。十七歳。
常に冷静沈着で淡々とした物言いが目立つ美貌の佳人。
美貌、教養、気品、才能、立ち振る舞いどれをとっても果竪に比べてよほど王妃らしい美女。
何気に果竪命の所があり、田舎へと飛ばされた果竪に付き従って田舎に来るぐらいの愛はある。
萩波
果竪の夫で、炎水家直下の大国の一つ――凪国治める若き国王。
眉目秀麗、文武両道、聡明で常に冷静沈着な民思いの王として国民から慕われている。
しかし、現在は愛妾を持ち怠惰な様子が見られ・・。
果竪を王妃にした諸悪の根源。しかも妻との別居中に妾を囲う鬼畜的な人。
宰相※名前未登場
凪国の宰相にして国王とは昔ながらの友人。
麗しい容姿とその人当たりのよさ、また何時も浮かべている笑顔で大抵の者が騙されるが、
実は裏腹に冷血な策士でもある。因みに、明燐の兄。
朱詩
凪国の一等書記官。宰相、王とは昔なじみ。
『海影』の長
凪国国王のお抱え暗殺者。
れっきとした男だが、見た目は超が付くほどの華やかな容姿を持った美女。
また言葉遣い、立ち振る舞いも女性そのものであり、見分けられるのはごく少数しかいない。
切れさせると・・・。
蓮璋
果竪達の馬車を襲った賊の頭領。
柔らかな物腰をした精悍で見目麗しい美青年。人望厚く集落の中心的人物でもある。
聡明で思慮深く、冷静な判断力を持っており、それにより集落を纏めている。
しかし、果竪の馬車を襲った時点で何かが血迷っていたとしか考えられない・・。
現在出てきてる主要キャラはこんな所です。