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こいつと一緒に  作者: ヨシ海
9/12

正人との実戦練習

実戦練習が終わった次の日。

生徒達は、また実戦練習に明け暮れていた。

秀とりつは、その日は正人との練習だ。


「りつちゃん強えなぁ...まぁ、負けないけどね 」


状況的にはりつが押してるのだが、正人も負けてはいない。

巧みに人形を操り、りつを攻撃する。


「っと、そろそろ来ると思ってたぜ!! 」


「っち、かわされたか」


指示を出している正人に忍び寄り攻撃を繰り出す秀だったが、かわされてしまう。


「厄介だよなぁ、二人して攻撃するなんて」


「りつは基本的に、自動操縦だからな、サポートなしでも充分やれるぜ!!」


「秀!油断しないでよ!」


「わかってるって!!...って!りつ危ねぇ!!!」


こちらに気を送ってたりつに攻撃を仕掛ける人形。

当たると思い、防御に入るりつ。

しかし、りつに攻撃は当たらなかった。


「ん?...!秀!」


「ったく、どっちが油断してんだよ...」


人形の腕は秀に止められていた。


「流石、足早いねーありがと!」


「おう!りつ、これからだ!いくぞ!」


りつが人形に向かって走っていく。


『操術・二の舞「花時雨」』


人形に当たる寸前の所で飛び上がり、頭に向かって踵落としをする。

前のめりになった人形の背後に着地し、背中に蹴りを入れ、続けて横腹にも蹴り。

そして、手を地面に付けて回転させ足払いをし、体制を崩した人形にとどめの踵落としを食らわした。


「り、りつちゃん...容赦ねぇな」


「えへへ、また勝っちゃったー!」


「夜桜君、神崎さん、ちょっとこちらに来てくれ」


先生に呼びだされ向かった先には、先生の他にもう一人生徒が立っていた。


「2人共、とてもつ強くなった。それで、そろそろ学校順位を上げる為の試合をしてみないかと思ってね」


「試合...ですか?秀、やってみようよ!」


「あぁ、先生!やりたいです!」


そうそう言うと思ったよと、先生は隣に居た生徒を前に出す。


「はじめまして、私は学校順位66位の『美玲』よろしく」


「明日、この子と試合をして貰う事になる。勝てば君達は学校順位が一気に66位になる。頑張ってくれたまえ!」


「「はい!」」


ついに始まった学校順位争い。

2人は勝つ事が出来るのだろうか。

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