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こいつと一緒に  作者: ヨシ海
12/12

桜田の提案

「りつ、上だ!」


「てぃや!!」


秀とりつは、順調に順位を上げていき

今では20位まで上がっていた。


「いやー、凄いなお前らはww」


正人が試合が終わった後、控え室にやって来て

一緒にご飯を食べる。


「何言ってんだよ、正人だってもう23位じゃねーか。追い抜かれそうでビクビクしてるさ」


「次の試合、秀達に挑もうかなーww」


「いつでもかかってらっしゃい!w」


3人でワイワイ話しながらご飯を食べ終わり、

正人と別れた2人は人気の無い所まで行った。


「りつ、俺達の目的の為には...まだ力を付けないといけないかな」


「そうだね...相手は拳銃を使うんでしょ?遠距離の攻撃対策も考えないと...」


学校生活を楽しんでいる裏では

本来の目的である復讐への考えをまとめる2人だった。


「おっと、こんな所に居たの」


2人で話していると桜田がやって来た。

この学校内で、唯一復讐の事を知っている人だ。


「朗報があるのだけど...神崎さんを殺した相手がわかったわ」


「「!?」」


「でも、残念な事に今のあなた達では返り討ちに合う確率が極めて高い...だから、これに参加でき、優勝出来るほどにならないといけないと思うの」


2人に渡されたのは年に2回開催される大会のチラシだった。


「この学校いて、わかったと思うけど。この業界では、人殺しは当たり前なの。常に殺意を持った人達が、その大会に集まるわ...。最悪の場合、殺されてしまうかもしれない。それでも出たい?」


桜田の話を聞いて考える2人。

2人は、既に何回か挑戦者を殺してしまっている。

殺されそうになった事も何度もある。


「人殺しの大会か...」


「そういう事になるわね...まぁ、何処にいたって殺意の的になるのは変わらないだけどね」


「秀、一緒に出ようぜ?」


「正人!?いつから」


秀の手からチラシを取り、一緒に出ようと言ってくる正人。


「霧渡君、質問に答えなさい。あなたいつからそこに居たの?」


桜田が正人に歩み寄る。


「最初から...ですかね。話は聞かせてもらいましたよ。秀達の事も。」


正人は、秀達の方に向き直し


「俺も協力する。友達が困ってるんだ、助けてやりたいんだよ!」


「正人...」


「秀、出ようよ!私なら大丈夫!強くなったんだからきっと勝てるよ!」


りつが秀の手を握り、自分の思いを強く伝える。


「わかった...桜田さん、俺達その試合に出ます!」


「いいのね?」


「大丈夫ですよ、桜田さん。秀は俺が守りますから!」


お前に守られるつもりはねぇよ!と秀が笑ってつっこむ。


「わかったわよ、気をつけて行ってきなさい!

ただし、殺られるんじゃないわよ!」


「「はい!」」


こうして、秀達は大会に出ることになった。

犯人を見つける為。

そして、仇を打つために。

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