学校順位試合
次の日、秀達は学校の広場に来ていた。
まるで格闘技場の様な場所で、周りには生徒が沢山座って始まるのを待っていた。
「秀...なんだか緊張してきちゃったよ...」
「初戦だもんな...しかも、こんなに人が居るとは...」
しばらくするとアナウンスが始まる。
「始まるな...」
秀達が居る反対側には、美玲が立っている。
手にグローブを付けて堂々としたよう様子で秀達を見ていた。
「よーい、、はじめ!!」
美玲が始まりと同時に秀達に向かって走ってくる。
「早い!...『操術・五の舞『石畳』』
秀が術を送り、りつが地面を殴る。
地面から巨大な壁が生え、その上にりつが飛び乗る。
「こんなもの!!」
美玲が拳を握り、壁を殴る。
物凄い威力で、壁が粉砕した。
「っ!どんな力してんだよ!!!」
美玲は、見た目は華奢なのだが、術によって上げられた力は物凄いものだった。
「りつ!こっちからもいくぞ!」
「はい!」
崩れていく壁から飛び、上から蹴りを入れるが
掴まれてしまい、振り回され、
助けに行こうとした秀に向かってりつは飛ばされた。
「いてて、、りつ大丈夫か?」
「私は大丈夫!...やっぱり強いね」
スキが全くない構えで秀達を待っている美玲。
「もう終わり?」
「まだまだ!これからだ!!りつ、あれやるぞ!」
「ええ!?秀、大丈夫なの?」
「俺の事は気にするな!いくぞ!『操術・零の舞「朱雀」』」
りつの身体が紅く光り出す。
「...うぅ...き、キツイ...」
「はぁはぁ...りつ...大丈夫か?」
りつに大量のエネルギーを送ってる為、秀も体力がギリギリなのである。
「自滅ですか?...今楽にしてあげます!」
美玲が腕に力を貯め走ってくる。
これを食らったら2人はやられてしまう程の力を。
「いくぞ...りつ!!!」
「はい!」
2人は美玲に向かって走り出す。
美玲が秀に向かって拳を振る瞬間、秀がしゃがみこみ、それを避ける。
「なに!?」
「くらえええ!!」
秀の足払いで倒れる美玲。
そこへ、りつが飛んでいき、溝内に肘を入れた。
「ぐはぁ...」
あまりの痛さと苦しさに、美玲は気絶した。
おお!と湧き上がる歓声の中、秀とりつは倒れ込む。
「やったな...りつ、よくやった」
残った力を振り絞り、りつの頭を撫でる。
「えへへ...ありがと、秀...」
試合は、秀達の勝利で膜を閉じたのだった。
最近、ポケモンGOをサボってしまって弟にレベル抜かされそう...




