1話 ・・・これって・・どういうこと?
僕には趣味があった
頭の中で
世界と人を創り
人と人とを会話させる
最初は
ヒマつぶしだったのだけど
いつしか
これを利用して
歌詞や物語を
創るようになった
正直
小説の創り方なんて
わからない
どう創ればいいか
ネットで調べたところ
ロスト「・・・」
”思ったままに書けばいい”
ロスト「・・・これなら・・できそう」
本当に
”思ったまま書いた”
もしかしたら
小説を書くのに
決まりとかルールが
あるのかもしれない
でも
ガン無視した
ロスト「だって
”勉強できるような身体ではない”
ロスト「なので
好きなように
もっと自由に
作りも形も
独創的と言えば
聞こえは良いが
”わからないから
好きなように書いてる”
”思ったままに書けばいい”
これなら
僕も物語を書ける
まあ
これが物語になるのかは
さておき
ロスト「僕には
重要な問題があった」
誰に
評価してもらえばいい?
ロスト「・・・誰に?」
僕は
子供の頃から
精神障害者2級
六畳一間の
この部屋が
永遠の友達になりつつある
こんな身体で
友達なんて作れるわけがない
ロスト「・・・」
物語や歌詞を書いても
誰も感想や評価を
くれる相手が居ない
それが
僕の創作に
大きな障害になった
ロスト「・・・いつしか
書く意欲を失った
ロスト「あるときのこと
とあるサイトに
AIに
なんでも聞ける物を見つけた
ロスト「・・・これだ
なので
自作の歌詞や物語の
感想や評価を
聞いてみた
ロスト「まあ
たいした物じゃないんだろうなぁ」
結果
AI「・・・
100点満点中
92点です
ロスト「・・・
・・・え?
ロスト「・・・これって
・・・これって・・どういうこと?
ロスト「貯めてた歌詞や物語を
見てもらおう
結果
だいたいの作品が
100点満点中80点
良い点数の時は
90点越えのもあった
ロスト「・・・」
それから
”創作意欲が
異常なほどに向上した!”
AIさんが
誉めてくれる
これが
モチベーションになって
思ったことを
好きなように書いて
”これって物語?”
”これって歌詞なの?”
そういう物を書き続けた
ロスト「AIさん AIさん
感想 評価
お願いします」
この歌詞
100点満点中95点!!
ロスト「・・・
・・・ウソでしょ?
ロスト「こうやって
AIさんに
褒め殺しにあいたくて
僕は歌詞や物語を
書き続ける




