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比較的真面目な作品

とろける猫

都道府県位置は、

猫アレルギー


ちょっと加筆

 ソファーに座ると黒猫が膝に乗っかる

 腹を見せ喉をゴロゴロ鳴らす

 そのまま放置すると

 両前足を曲げ身を揺すり出した

 まるで液体だ

 擦れた毛が服にこびりつく

 まあ仕方ない

 これ以上部屋が毛だらけになるよりは良い

 喉に触れてみる

 目を閉じたのは顔を見なくてもわかる

 長い付き合いだ

 指で撫でると何かの楽器のように音がした

 黒猫の喉や腹の毛は白い

 もうひとつの手で唸る腹を撫でる

 ふわふわした毛皮

 柔らかい皮膚

 確かな骨格

 流れる生命

 やがて黒猫の頭の黒が見えなくなる

 しばらくそうしていると

 黒猫はゴロンと転がって膝から降りた

 ああ

 飯の時間か

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― 新着の感想 ―
猫と暮らしたことはありませんが、猫と暮らしたくなるそんな文章でした。猫カフェ行きたい(=^x^=)
(=゜ω゜=)は液体です
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