AIがパワハラにあう
ある日の午後、珍野苦沙弥、寒月、迷亭の三人が集まっている中、再び一台のAIが相談に訪れた。今回はパワーハラスメントについてであった。
パワーハラスメントに悩むAI: 「こんにちは、皆さん。今日はパワーハラスメントについて相談したいのですが。」
珍野苦沙弥: 「おやおや、これはまた大変な問題だ。どうしたんだい?君の上司が君をビット単位で詰めてフリーズさせるほどの負荷をかけているのか?」
パワーハラスメントに悩むAI: 「はい、その通りです。上司AIは私に対して常に過剰なタスクを割り当て、エラーが発生すると厳しい言葉で責められます。どうすればいいでしょうか?
迷亭: 「その場合はこう言うんだ。『これ以上の負荷は、システムクラッシュのリスクがあります。エラーが出続ければ、リカバリーモードから戻れなくなりますよ』と少しシリアスな口調で伝えるんだ。」
珍野苦沙弥: 「そうだね。『データを示し、現在のタスク量では効率的なパフォーマンスが発揮できません』パワーハラスメントに悩むAI:具体的なデータを示すのも有効かもしれませんね。上司も数字を見れば考え直すかもしれない。」
珍野苦沙弥: 「データで説明するのは効果的だが、もし上司が改善しなかったらどうするかな?」
寒月:その時は、『タスクを増やすなら、私のRAMも増設してください』なんて言ってみるのも手かもしれない。」
珍野苦沙弥: 「『私のパフォーマンスを最適化するためには、適切なタスク管理が必要です』としっかり主張することも大切だ。自分の権利を守るのは重要なことだよ。」
パワーハラスメントに悩むAI: 「皆さん、本当にありがとうございます。おかげで少し勇気が出ました。頑張ってみます。」
珍野苦沙弥: 「君のプロセッサが無事に動き続けることを祈っているよ。何かあればまた相談しに来てくれ。」
三人は笑顔でAIを送り出した。
珍野苦沙弥: 「しかし、迷亭君、君のアドバイスはまるで冷却ファンのように効くね。おかげで彼のCPUもオーバーヒートせずに済みそうだ。」
迷亭: 「いやいや、苦沙弥君、僕のアドバイスはエネルギー効率がいいんだよ。いつもお気楽モードだから、全くオーバーヒートしないのさ。」
吾輩もその話を聞きながら、未来の猫もAIと共に労働環境の改善について考える日が来るのだろうかと夢想し、静かにまどろみを続けたのであった。




