表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつの間にやら憑依され……  作者: イナカのネズミ
21/395

第二十一話 ~ 帝都からの訪問者② ~ 

 第二十一話 ~ 帝都からの訪問者② ~ 序章



 今日も朝の教会の鐘の音で目が覚めた。


 まだ少し眠い……それもこれも昨日、帝都からやって来たあの帝国アカデミ-の大きなお姉さんのせいだ。


 あれから、何時間も質問攻めに合い爺の手助けもあり夜中になってようやくお引取り願えたが勉強熱心なのはよい事だが今日もあの調子だと思うと正直滅入る。

 「あ~お前さん、大丈夫かの」

と爺が話しかけてきた。


 「なんとか、少し寝不足だけどね」

と私は欠伸をしながら答えた。


 「しかし、猛烈な質問攻めじゃったのう」

 「勉強熱心で如何にも研究者っていう姉ちゃんじゃた」

と爺が感心したかのように言う


 「勉強熱心なのも限度があるよな」

と私が言うと


 「そうじゃな……誰かさんと足して二で割ったら丁度良いかもな」

と笑いながら言う


 「どうせ、私は勉強嫌いの脳タリンですよ」

とふてくされたように言うとドアを叩く音がした

 「ヒィ~!!まさかっ!!!」

と私が怯えて慌てふためいていると


 「大賢者様っ! 食事の用意が出来ています」

 「それと、先ほど町長さんの使いの物が来まして頼まれていた物が入ったそうです」

宿屋の主人の声だったのでホッと安心した。


 服を着替え部屋を出て食堂に入るとシルビィとアネットが食事をしていた。


 アネットの目の下には大きな隈が出来ていた。

 私はアネットをみて、随分と絞られたんだなと思った。

 「おっ、おはようございます、大賢者様」

と気まずそうにシルビィが挨拶をすると


 「おはようございます、大賢者様」

と死にそうな声でアネットも挨拶をする

 なんだかアネットが気の毒になってきた。


 「大賢者様なんて呼び方はもう止めて、これからはマノンでいいよ」

と私が言うとシルビィの顔が笑顔に変わるとその横でアネットの死にそうな顔が少しニヤついた。

 「そういえば、昨日来たルシィさんは」

と私が聞くと


 「あ~、ルシィさんだったら部屋で食べるとか宿屋の主人が言ってました」

とシルビィがよそよそしく言う


 「そうなんだ」

と私がいうとシルビィとアネットは顔を見合わせて

 「あの~大っ……マノン、昨日の夜に大変だったでしょう」

とシルビィが私を見て言う


 「どうして……知ってるの?」

と私が聞くとシルビィはルシィさんの事を良く知っているようで彼女の事を教えてくれた。





 第二十四話 ~ 帝都からの訪問者② ~ 



 シルビィが言うには、暫くの間シルビィの教育係をしていたことがあり医師としては非常に優秀ではあるものの自分が興味のある研究以外に何の興味も無いちょっと変わった人物で王立アカデミ-でも変人として有名らしい。


 何か気になる事があったりするとそれしか目に入らず没頭してしまい研究室に閉じこもりトイレの時ぐらいしか外に出ない。

 女性らしい気配りや身なりなどには一切無頓着で風呂にすらロクに入らない。

 日常的に締め切り前の漫画家のような生活をしているそうである。

 それなりに身支度すれば綺麗な人だとシルビィは言う。


 「暫くは、部屋から出てこないでしょうね」

 とシルビィが言うと


 「それまでは安泰なんだね」

と私は少しだけ安心した。


 「今日は、これからどうされるのですか」

とシルビィが聞いてくるので


 「今日は、死熱病の薬が残り少ないので薬を作るのと……もう一つ作りたい物があるから」

 と言うと


 「私達もご一緒してもよろしいでしょうか」

とシルビィが言うので


 「いいよ」

 「材料は、町長さんに頼んで用意してもらってる」

 宿の外に出ると兵士が十人ほど待機していた。


 「おはようございます、シルビィ様、お供いたします」

と隊長らしき人物が言うと隊列を整えで私たちの後について来る。


 私は昨日、浴室でシルビィの言っていた事を思い出していた。


 そうこうしていると町の庁舎に到着した、ここの一室を貸してもらっている。

 

 今日はここで薬と「エマの書」にあったある物を作るつもりだ、下準備はもう済んでいる。

 庁舎に着くと町長と数人の役所の人が出迎えてくれた。

 「大賢者様、おはようございます」

 「御注文の品は部屋のほうに運び入れております、何か必要な物があればお申し付けください」

 と町長が丁寧に言うと


 「ありがとう、助かるよ、死熱病の患者はどうなっているの」

と私が聞くと


 「おかげさまで、あれから一人の感染者も出ておりません」

 「町の者たちも安心しているようです、住民一同本当に心より感謝しております」

と言うと他の人も一緒に深々と頭を下げる


 私とシルビィとアネットは町舎に入っていった、御付きの兵士は庁舎の近くて待機するそうである。

 部屋に入ると必要な物が一通りきちんと机の上に並べられていた、私は荷解きしながら品物を確認する。

 

 シルビィとアネットは薬の生成に使う器具や材料となる薬草を物珍しそうに見ている

 「ここにあるのが死熱病の薬の材料なのですか」

とシルビィが聞くので


 「そうだよ、何処でも手に入る薬草なんかだよ」

と私が答えると


 「こんな物で本当にあの死熱病が治せるのですか」

と驚いたように二人が言う


 「初期の状態になら治せるよ」

 「かなり悪化した状態でも時間はかかるけど死ぬ確率は相当下げられる」

と私が言うと二人は心底驚いたようで興味深く私が薬を作るのを黙って見ている。


 私は薬草を調合しながらその効能や加工法と調合法の理屈を「エマの書」と爺に聞いたウンチクをそのままに説明すると二人は黙って聞いていた。

 言っている本人も実はよく分かっていないがウンチクと製法はしっかりと覚えている。


 「原料の配合これで完成だよ」

 「個々に調合した原料から二~三十分煮出してその抽出液を配合して個々に加熱反応させてそれを混ぜて更に加熱して脱水した物を冷ませば出来上がり」

 これから、やるから見ててねと私が言うと


 「はっはい……分かりました」

と二人は返事をするがその顔は呆気に取られている。


 「この抽出液を配合して反応させるのがこの薬の重要な所だよ」

 「沸騰させずに加熱する沸騰すると有効成分も一緒に蒸発しちゃって台無しだからね」

 「すると徐々に色が変わってくるだろう、色が澄んできたらこれでこれは完了」


 「もう一つの方は半分になるぐらいまで沸騰させて終わりと……」

 「それから二つを混ぜ合わせて攪拌したのをこの容器に入れて今度はゆっくりとコトコトと沸騰させると蒸気と一緒に蒸発した有効成分がこの管の中で冷やされてここに溜まる」

 「で……これが薬ってわけ」

 と言うと私は出来上がった薬を小瓶に移して栓をした。


 「完成した薬は一週間ほどで劣化し始め効力が低下するから必要なときに必要なだけ抽出する」

 「抽出まえの原料の状態だと一年ぐらいは保存が利くからね」

 昼になり簡単な昼食を取った後で


 「さてと、次は麦芽飴を作るよ」

と私が言うと

 

 「麦芽飴って何ですか」

と二人が聞いてくる


 「これも薬みたいなものだけど薬じゃないかな」

 「作ってみればわかるよ」


と私が言うと二人はコクリと頷いた


 「米を煮てお粥状態にしたところで一旦火を止めて静置して少しさます」

 「それに発酵させておいた麦芽を荒く砕いて水に入れてかき混ぜろ過する」

 「こんな物かな、後は一日このまま置いておくと……」

と私が言うと


 「何なのですかそれ」

と二人が不思議そうに鍋の液体を見て言う


 「それは、明日のお楽しみ」

 「どうだった、薬の調合法とか」

と私が言うと二人は愛想笑い浮かべた顔がヒクヒクと引き攣っていた。


 私は出来上がった薬を瓶に詰めると教会へ向かい薬を届けた、女生徒の話を少しだけ聞いた後で宿舎に帰った頃にはもう日は傾きかけていた。


 女生徒たちも、もう家に帰ってもよいぐらいだが女生徒たちの御近所の手前もあり気の毒だが暫く教会に留まってもらっている。


 町の死熱病の騒ぎも収まってきているし、そろそろ帰ってもいいかと思っている。

 

 私は、宿舎に帰ると周りの様子を見計らって風呂に入り自室にこもって久しぶりに読みかけの「エマの書」を読むことにした。


 暫くすると爺の声が聞こえてくる

 「あ~よく寝たわい、もうこんな時間か」

 「お前さんは、眠くないのか」

と爺が聞いてくる


 「大丈夫だよ」

 「もう直ぐ夕食だし今日は早く寝ることにするよ」

と言うとドアを叩く音がすると


 「そろそろ夕食の支度が出来るので食堂にお越しください」

と宿屋の主人の声がする


 私は読みかけの「エマの書」を閉じて鞄にしまうと部屋を出て食堂に入るテーブルに就くとシルビィとアネットが入ってきた。

 「ルシィは」

と私が聞くと


 「部屋に籠もったままだそうです」

 「気が済めばそのうちに出てくると思いますよ」

とシルビィが少し呆れたかのように言っていると料理が運ばれてきた。


 ここの宿屋の料理は結構美味なので楽しみにしている3人で雑談話しながら食事をするのは楽しい。


 なんだか今日はとても平穏な日だったなと思いながら食事を終えると早めに床に入ると私は直ぐに眠りに着いた。


 「うわっ!」

ふと目が覚めたら目の前に何やら巨大な人影か見えた。

 「あの~大賢者様、お聞きしたいことがありまして……」

と暗闇でルシィの声がした。


 「なっなっ、何だルシィか、こんな真夜中に何なの……」

と私は寝ぼけ声で言う部屋のランプを灯す


 「ゲッ! どうしたのその姿っ!」

ランプの光に照らされた彼女は浮浪者のような姿になっていた。

余りの凄さに驚く私に


 「そうですか、部屋に籠もりっきりだったので……」

 「最後にお風呂に入ったのは……」

 「帝都を出てから……かれこれ二週間はこのままですかね」

 「少し汚くなってますけど……」

 「この時期ですから、別に汗もかいていないし、臭くもなさそうなので……」

と平然と言うと

 「そんなことはどうでもいいので……」

 「どうしても、分からないことがありまして、こうしてここに来ました」

と眼鏡を掛け直しながらボソボソと言う


 「かれこれ二週間って、こうしてここに来ましたって……」

 「ダメだこの人、女性としての常識だけじゃなく一般的な感覚もないみたいだっ!」

流石の私も少し引いてしまう。


 彼女が言うには、私の薬が死熱病に効果がある理由がどうしても理解できないらしい。

 そうすると


 「それは多分、化学反応のことじゃな」

と爺の声がした


 「どうしたんだ、やけに協力的じゃないか」

と私が意外そうに言うと


 「お前さんだけじゃ大変だろうし}

 「早く退散願わないとまた寝不足で辛いからの」

と言うと爺はさっさと私と入れ替わって説明を始める。


 「原料の薬草の成分自体は死熱病にはなんの効果もない」

 「しかし、個々の薬草から抽出した成分を合わせて変化させれば全く違った成分が出来る。」

 「例えば、あのランプの油じゃ」

 「一定以上の熱を加えてやれば引火して燃えるじゃろ」

 「簡単に言えば油は熱と光という全く違ったものに変化している」

 「これと同じことじゃよ」

 「あの薬も同じようにして原料となる薬草の本来の成分に熱を加えランプの油と同じように全く違ったものに変化さて作っているのじゃ」

 ルシィは目を見開いて爺の話に聞き入っている


 私も一緒に爺のウンチクを暫く聞いていたが途中で猛烈な睡魔が襲ってきた。

 そう、爺のウンチク話は私にとっては最強の子守唄なのだ。

 だんだんと意識が遠のいて行く……それ以降の記憶は私には無い。



 カ-ン、カ-ン、カ-ンと教会の鐘が鳴る。

 私はいつものように目を覚ますとその横でルシィがあられもない姿で寝息を立てている。


 「えっ……何で!」

 ベッドで寝ているルシィの寝姿は、胸元ははだけて片方の胸は丸見えになり、スカートは捲くれ上がりパンツ丸見えという姿である。

 考えてみれば自分も昔はこんなのだったのかと思うと今更ながら恥ずかしくなる。


と私が昔の自分を後悔しているとドアをノックする音が聞こえる

 「マノン、いらっしゃいますか」

とシルビィの外から声がする


 「げっ! 何で今日に限ってシルビィなんだっ!」

 「ダメだっ、全く記憶が無い」

 「この状況をどう説明すればいいんだ……」

 古今東西の漫画やアニメでお決まりのこのパタ-ンは他人事で観客だから笑っていられるが、自分が当事者だったら笑ってなんかいられないっ。


などと混乱している間にシルビィが少しドアを開け

 「マノン……朝食の用意がっ!」

 私とルシィが二人でベッドに入っている光景を目にしたシルビィの表情が見る見る変わっていくのが分かる。

 シルビィが物凄い勢いでこちらに近付いてくる。

 もはやこれまで万事休す……。


 「ルシィ先生っ!、貴方って人は少しは世間体と言うものもお考え下さい」

と言うと寝ているルシィを叩き起こしベッドから引っ張り出して連れて行った。


 「どうなっているの?」

私が呆然としていたら


 「いゃ~、昨日は随分と激しかったのう」

と爺が疲れたように言う


 「はっ、激しいって何がだよっ!」

 私は記憶が全く無いので焦っていると爺が私に昨日の事を話してくれた。


 あれから、薬の製造法を事細かく話したら。

 結局、納得してくれるまで朝方までかかり、納得するとそのまま眠ってしまったらしい。

 部屋を改めて見ると床には文字や数式が書き込まれた紙切れが散乱していた。

 

 「あそこまで、熱心にわしの話を聞いてくれるとはな」

 「あの姉ちゃん話が終わったら直ぐに寝てしもうての、図体が大きいからベッドに引きずりあげて寝かせるのに苦労したわぃ」

 と爺は満足げに言っている


 「何も変なことしてないよね」

と私が問うと

 「やましい事はしていないぞっ!」

 「ベッドに引きずり上げる時にパンツがずり下って尻が丸出しになったり」

 「持ち上げるときにちょこっと乳を掴んだぐらいじゃ」

 「あの姉ちゃん、乳も尻もなかなかじゃぞ」

と爺が何事も無かったかのように言う


 「このエロ爺っ!」

と私が言うと爺が話題を変える


 「そうじゃ、あの姉ちゃん、今日は薬を作るところを見たいと言っておったよ」

 「それじゃ、後は頼んだぞっ……わしは暫く休むからの」

と言うと爺の気配が消えた


 「え~昨日、もう作ちゃったよ~」


服を着替え食堂に行くといつものようにシルビィとアネットが食事を取っていた。

 「マノン、昨日もルシィ先生が部屋に押しかけたのね」

 「大変だったでしょう……納得するまでは決して引くことが無いでしょうから」

とシルビィが気の毒そうに言うと


 「うん、納得してもらうのに朝方までかかったよ」

 「そのまま、疲れて眠っちゃって、その……」

と私が言い難そうにしているとルシィが食堂にやってきた


 「昨日は、ありがとうございます」

 「何時頃から薬を作るの見学できます」

と私に待ち遠しそうに私に聞く


 「その前に、お風呂に入って新しい服に着替えてください」

と私はルシィに冷静に言うと


 「大丈夫ですよっ!、後二~三日は余裕でいけますっ!」

と力強く笑顔で言う


 すると、食事を終えて椅子に座っていたシルビイとアネットが無言で立ち上がるとルシィの両腕をがっしりと掴み浴室へと連行して行った。

 「えっ! ちょっと! 何をするんですか」

と浴室からルシィの慌てた声が微かに聞こえてくる


 "あっ、ちょっと、なにするんですかっ!"

 "やめてっ!そこ、くすぐったです"

 "そんなこと……ひっ……あっ……"


 よく聞き取れないが何やら、如何わしいルシィの声が聞こえてくる



 それから三十分程した頃に、シルビィとアネット丸洗いされ一皮向けたルシィが戻ってきた。

 見違えるとはこのことだろう。


 ゾンビ女は瓶底メガネの良く似合うごく普通の大きいお姉さんになっていた。

 少しオタクっぽいけど……。

 

 「信じられませんよっ!、二週間もお風呂に入らないで平気だなんて」

 「私には考えられません、それに着替えも持ってきてないんですよこの人……」

 「少し小さいですがシルビィ様の予備の服と下着で何とかしましたけど」

アネットがルシィを見て呆れたように言うと


 「今回の予定は二週間ほどだったのでこれぐらいだったら余裕でいけると思いまして……」

 「この時期なら最大三週間ぐらいまでならなんとかいけますよ」

とルシイが頭をポリポリと掻きながら笑って言うと


 「いけるわけないでしょうっ!!!」

とアネットが大きな声で言うと


 「服は丈は少し短いだけですが、腰は余裕があるのですが……」

 「その胸とお尻がきつくて……」

 「その……下着(ブラジャー)が小さくて息苦しいですし、カップが小さ過ぎてハミ出そうです」

 「それに、下着(パンツ)も小さくて食い込んできて……その……」

とルシィが胸とお尻を触りながら言う


 シルビィの顔が引き攣っているのがわかる……。


 何にせよこれで外に出歩いても良いだろう。

 あの姿では、一緒に外には出れない。

 そして、ルシィを連れて四人で衛兵と共に庁舎へ向かうのであった。



  第二十一話 ~ 帝都からの訪問者② ~  終わり






 


 


  


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ