レベル上げ
49
Lv上げの日々が始まった。
まず<遺跡>を攻略。
都市の遺跡で都市防衛のゴーレムだけが機能しているようだ。
ここのボスキャラは大きいゴーレムで体を分離させて攻撃してきた。
「鋼〇ジーグかよっ!」
「なによそれ?」
という会話もあったが、難なく周回しLv34になった。
次に拠点をリュドへ移し<廃坑>を攻略した。
ここのボスも大きなゴーレムで体組成物質が<遺跡>のボスよりも上位物質だった。鉄⇒銀になり斬りやすくなったが魔法防御力が高いゴーレムで体を分離させて攻撃してきた。
「また鋼〇ジーグかよっ!」
「何なのよそれ?」
「知ってる人は知ってるんだよ」
「あっそ」
あら冷たいのね、サーラさん。
という会話があり、ここも難なく周回しLv37になった。
更に拠点を王都近くのマルガに移し<鉱山>を攻略する。
ここは現在も採掘が行われている鉱山で、冒険者と一緒に入る採掘者もいた。
ここのボスも前回同様、銀⇒金になったゴーレムだった。
「はいはい、鋼〇ジーグでしょ?」
「お!分かって来たね」
「全く分からないわよ。レッドが毎回言うから」
さいですか・・・
そんな会話もあり、順調に周回しLv40になった。
ツィガに到着してから王都へ着くまで約2か月を要した。
この2か月でモッチョ氏も忙しく動き回っていたようだ。
5か国にまたがって商売をしている為、細かいところにまでは中々手が回っていなかったようで、売り上げの低いところに細かく指示を出し売り上げを伸ばしていった。
中には不正を働いている者も居たようで水戸〇門の様にガイさん、ギブソンさんを伴って潜入捜査をしていたらしい。
「やっとガイアまで来たな」
「そっすね。ガイアになんかあるっすか?」
「ないよ。ただヨルダを出て、反時計回りに回って半分来たからさ。なんとなく言ってみた」
「言われてみればそっすね」
「それにしても凄いな、地中に都市があるなんて。反対側まで遠くて見えないぞ」
実際に東京23区くらいの大きさだ。そりゃ見えませんて。
王城を中心に大木の年輪の様な城壁が幾重もあった。防御面は心配なさそうだと思ったが、そんなに強い敵は居ないっしょ、とも思った。設計した人は、どんな魔物を想像していたのだろう・・・中央大陸のレイドボス・・・それも上位プレイヤー用であろうか。だとすると、こんな城壁など役に立たないぞ。魔族は空飛ぶわ、結界なんて上位魔族には意味ないし、中に入り込まれたら逃げ場無くなるじゃん。
あれだな、何もやらないよりはマシみたいな。無理矢理解、五字熟語作りました。
「それにしてもあれねぇ、ガイアはどこも白一色ね」
「そうだな。地中でも少しの光で反射して明るいし、理にかなっているのかもな?」
「みなさん、ここで話すのもあれですし、宿屋へ行って今後の事を相談しましょう」
モッチョ氏の意見にみんな賛同した。
案の定、ロイヤルスイートでした。有難うございます。
部屋を確認したあと、みんなでラウンジに向かった。
「さて、計画について話し合いましょうか。フレサンジュさんお願いします」
「では、まずダンジョンについてですが、<砂丘>は王都北東部のリーゴという街の近くにあります。そこでレッド様たちは私達とは別行動をとっていただきリーゴを拠点にしていただきます。そこまでで何かありますか?」
「リーゴへの出発はこちらで決めていいのか?」
「それは、後ほどモッチョ様とご相談していただきたく」
「わかった」
「では続きを。私達モッチョ商会はガイアでの基盤強化を行います。ランドで成功を収めた銀行業及び服飾関係をこちらでも展開していきます。もちろん、スラムからの雇用、学校創設も行います。以上が凡その流れとなります」
「俺たちはいつも通りだな。Lvを上げる、それだけだ。俺はモッチョ氏と相談があるからひとまず部屋に戻っていてくれ」
ラウンジには俺とモッチョ氏2人だけになった。
「で、話ってファング系の事だろ?」
「さすがレッド様。ガイアで常駐できる人物を探していたところ思わぬところで見つかりまして」
「へぇ、モッチョ氏が言うなら間違いないんだろ?」
俺達を裏切らないが第一だ。
「はい、私が保証します」
「誰なんだい?」
「私の護衛ガイの兄です。ここ王都で下請けがメインですが腕は問題ないそうです。ただ」
「ただ?」
「酒癖が少し・・・」
うーん、酒が好きで飲むか、酒に逃げるどっちなのかな?
「どっちなんだ?」
「どちらかというと、自分の不甲斐なさに苛立って飲むタイプですね」
後者か。さすがモッチョ氏、俺の聞きたいことを答えてくれる。
であれば、きっかけがあれば酒なんかに逃げなくても良くなるな。酒が好きだと何があっても飲んでばかりになるし、体も壊してしまう。
「なら大丈夫。それで俺に指導してほしいと?」
「そうです。リーゴへ出発する前に1週間ほど教えてやって欲しいのです」
「わかった。ここの在庫を作るためにウッドも一緒で良いか?その方が女子組も安心してくれるから」
「もちろんです。それもお願いしたかったので」
「いつから始める?」
「明日からでお願いします」
やる気満々だな。嫌いじゃない。
「よし、明日から頑張るよ。案内は?」
「ガイとライラにやらせます。宜しいですか?」
「了解だ。じゃ明日迎えに来てくれ」
「承知いたしました」
のんびり書いていきます。




