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こころのしずく  作者: 月乃(ツキノ)
4/14

貴方を好きになるには

雨の日の香りが好き

静かで優しいところが好き

読書するにはぴったりだもの

珈琲を淹れて、片手に愛読書

優雅な時間を堪能するの


けれど、カミナリは苦手なのよ

雷雨は、心をかき乱すから

ピカッと激しく光を放って

どんぴしゃん‼︎と大太鼓を叩いて

荒々しい雨を降らせるもの


「そらの神様が怒っているのかしら…?」

何か腹を立てる事でもあったのかな

何か悲しくなる事でもあったのかな

雨雲の間を縫って、荒ぶる心を唄うみたいに

強く鳴り響いて

大地に思いを叩きつけるようにして

勢いよく雨を降らせるものだから

何か特別に嫌な事でもあったのかなと考える


遠慮なく人を驚かせる雷鼓が

少しばかり私を怖がらせるから

そんな主張の烈しい彼を

好きになるのには時間がかかるわ

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