五十一話 その頃、日本では
初心者向けのミッションが、鬼畜難易度。
その噂はネットに拡散され、世界中のメタリック・マニューバーズのゲーム店内にいる客に伝わる。
第一号店で働く比野――キシの大元の青年――も、受付業務を行っている最中に知ることになった。
それはなぜかと言うと、目の前のプレイヤーが、その鬼畜難易度の依頼を受けてしまった初心者だったからだ。
「一日限定とはいえ、受ける地域によって難易度が簡単と鬼畜に分かれるって、酷すぎない?」
「と言われましても。ミッション内容を考えるのは本社の役目でして。私たち店員がどうこうできるものでは……」
「しかも、あのミッションに出てきた敵、白四角に日の丸の機体だった。あれって、あなた――比野さんのエンブレムって話、本当?」
「はい、その通りなのですし、色々なところから、どういうことだと問い合わせが来ているんですが。でも、私はこうして働いていますし、私のデータじゃないかという噂が本当だとしても、本社から事前通告がなかったもので、個人的な通知や対応もできなかったんですよ」
冷や汗をかきながらペコペコ謝る比野の様子は、誰が見ても本当に何も知らなかったのだと伝わってくる。
苦情を言ってたプレイヤーも、それを理解すると、少し気の毒そうな顔つきに変わった。
「むぅ。そういうことなら仕方がないけど、このミッションで失った機体はどうなるんです?」
「そのことにつきましては、本社から連絡がきました。二つの高難易度ミッションは、何かしらの設定ミスだったそうで。このミッションの第一陣と第二陣で機体をロストした人には、同じ機体が補填されるそうです」
「えっ、そうなんだ! なーんだ、それなら最初からそう言ってくれれば良かったのに。まったくもう、店員さんも人が悪いんだからー」
失った機体が戻ってくると知って、プレイヤーはニコニコ笑顔で去っていった。
苦情対応に苦慮していた比野は、ズボンの後ろポケットからハンカチを取り出すと、抑えるようにして冷や汗を拭った。
そうしていると、再び客がやってきた。
三十代に見える、少し筋肉質なスーツ姿の男性。夜になる時間になり、通勤帰りの客がやってきたようだ。
そのどことなく社長と呼びたくなる風貌の男性は、懐からカード入れを取り出し、そこから二枚のIDカード――ゲームのプレイに必要な情報が入っている――を引き抜く。そのうち、真新しく見える方を差し出してきた。
「こちらで受付を頼みたい。ミッションは『奪われたカーゴを破壊せよ』で」
比野はまたこのミッションかと思いつつも、顔にはビジネススマイルを浮かべる。
「畏まりました。まず先に、ミッションの予約を取りますね」
比野は端末の画面を操作して、ミッションで二つだけ達成されずに残っている地域を、両方とも仮押さえしておく。
「砂漠地形と要塞地形の、どちらに出撃なさいますか?」
「日本代表のエンブレムをつけた機体と戦えるのはどちらでしょう」
「ええっと、砂漠地形の方ですが」
「では、そちらでお願いします。そちらのミッションで、遠方の友人と参加する予定なので」
「畏まりました。ですが、このミッションの第三陣に出撃される方に対して、本社から警告が出ておりますので、一つ一つ確認してゆきます」
比野は端末に現れた文章に目を落とす。
「第三陣に参加される方――お客様は、このミッションが初心者には似つかわしくない高難易度であると理解しておりますか?」
「もちろん。日本代表らしい技量を持つNPCが敵に出てくると知っている」
「第一陣と第二陣では、その情報が伏せられていたため、機体が損壊ないしはロストしても補填しましたが、第三陣からはその保証はされません。構いませんか?」
「構わないとも。滅多に戦えない、日本代表レベルを体感するには、その程度のリスクは負うべきだろう」
「では最後に、以上のことを知ったうえで、まだこのミッションに参加なさいますか?」
「参加するとも。ここまできて、怖気づいたりはしないさ」
「了解いたしました。では、本予約に移らさせていただきます――登録完了。ミッション開始時間は二十時から。筐体は当店二階の三十二番をお使いください」
「ありがとう。時間になったら、いってくるよ」
人好きのする笑みを浮かべて、スーツの男性は颯爽と二階へと階段を上っていった。
連続した客対応が終わり、比野が一息つく。
すると後ろから、この店の店長が現れ、脅かすように比野の背中を両手で押してきた。
「比野ーくん! お疲れのようだね!」
「店長、脅かさないでくださいよ。それと、確かに疲れましたよ」
「うんうん。いつも通りの反応で安心したよ。数日前、ゲームのときの記憶が、上手くインストールできなかったみたいなことを言っていたから、ちょっと心配していたんだよね」
このフレンドリーさが店長の良いところであり、バイト連中から少し雑に扱われる原因にもなっている。
しかし比野は、彼の人柄が好きなため、真摯な対応を返す。
「上手くできなかったといっても、どうやってやられたかの部分が全く覚えてないだけですよ。俺自身の体験ではあまりないですけど、コックピットを破壊されてゲームオーバーになった場合、たまにあると聞いてますしね。ゲーム的な欠陥というより、ある種の仕様なんじゃないかって、古参のプレイヤーは笑い飛ばすような案件ですよ」
比野が気にしていないと身振りすると、店長は心配そうに顔色を曇らせた。
「それならいいんだけど。でも、エンブレムの旗でNPCに誘導されたところまでは、覚えているんだよね?」
「はい。公園的な場所に着地して、周りの景色を見たところで、記憶がぱったりと。機体がロストしていることを考えると、そこに大型爆弾でも仕掛けられていたんじゃないかなと思います。ああそういえば、布魔をロストしたこと、改めて申し訳ありませんでした」
「いや、いいんだよ。比野くんが提出してくれた、使い心地レポートは十全だったんだ。必要経費だよ、必要経費。もっとも、比野くんは布魔の改造機を鹵獲しているから、一人勝ちの様相だよねー」
人柄のいい笑顔を見せていた店長は、言葉を切った瞬間に悪戯っ子のような笑みに変わる。
「それでさ、比野くん。例のミッションの件なんだけど。店内モニターに戦いの様子を映せないかな?」
「映せなくはないでしょうけど、撮影ドローンが飛ぶという案内は情報にでてないので、作戦参加している人型機械のカメラ映像をザッピングして繋ぐ形になりますよ」
「おおー、できるのかい! それなら、SNSで拡散しないと」
「もしかしてその作業をするのは」
「比野くん、よろしく頼むよー。ここからお客さん相手は、定時にあがるまでやらなくていいからさー」
「……バイトだったら時給アップを要請するところですけど、一応俺、社員ですからねぇ。上司命令には従わないといけませんね」
「はははー。比野くんの、そういう聞き分けのいいところ大好きだよー」
よろしくねと、店長はバックヤードに戻っていった。
比野はため息をつきながら、受付の端末で店内モニターの設定を操作する。
例のミッションは人気が高いようで、すでに第三陣のエントリーは終了していた。
「さっきのスーツさん、結構ギリギリだったんだな。友人さんも入るって言ったけど、ちゃんと入れたのかな?」
心配を口にしながら、エントリーされている人型機械全機の視覚情報を、店内モニターに映せるように介入。それぞれの視界に番号を振って、ザッピングしやすいように設定した。
その操作の間に、バックヤードから店長が戻ってきた。その手には『話題のミッション、モニター中継します』の張り紙が数枚握られていた。
「それ、張るんですか?」
「もちろんだよ。メタリック・マニューバーズ公式のSNSで、かなり注目度が高いんだ。あっ、録画もよろしく。画が良かったら、本社に掛け合って、宣伝用の素材として買い取らせるから。勿論そのお金は、比野くんのお給料だからねー」
調子の良いことを言って、店長は店内にある複数のモニターに張り紙をしに向かった。
また作業が増えたなと思いつつ、比野は端末を操作して、ミッション開始から終わりまでの録画を設定に入れたのだった。
例のミッションの第三陣は、二つの地域で行われていた。
そのどちらも、比野の手によって、人型機械の視界をジャックした無音中継が行われている。
しかし、どちらがより人気かと言えば、砂漠地形の方が圧倒的に注目されていた。
理由は三つある。
一つ目は、要塞地形の戦闘が、変化に乏しくて面白くないから。
一機の人型機械が命令を発し、その指示で他の機体が動いていく。
その命令者の機体の視界を映して置けば、全体的な戦場の流れがわかるために下手に視点移動ができず、それが刺激の薄い画となってモニターに映っている。
いわば、淡々とした戦場の光景が映し出されているだけなので、戦術的な面白さがわかる玄人以外は楽しめないものになってしまっていた。
二つ目は、砂漠地形の戦闘が、一機の敵機に対して十機で襲い掛かるという、分かりやすい構図なこと。
観客も、一機で戦うNPCの方を応援するか、十機のプレイヤーの不甲斐なさをヤジるかできるので、楽しみ方も簡単だ。
客の中にはスポーツ観戦のノリで、自動販売機で買ったジュースを片手に、俺ならああするこうするという談義に花を咲かせている者たちもいるほどだ。
三つ目は、一機のNPCが誰の戦術パターンをコピーしているかが、観客に伝わってしまったこと。
元となるデータが、第一号店で働いている店員のものだと知って、感心を買いやすかったのだ。
比野と戦ったことのあるプレイヤーなど、NPCの動き比野の動きの違いを語る評論家もどきとなり、聴講客はなるほどと頷いたりしている。
そんな様子を察しながら、比野はバックヤードの中で端末を操作して、砂漠地形における人型機械の視界のザッピングを行っていた。もちろん、要塞地形の方にも目を配っているが、指揮機体の目に繋いでおけば問題ないと、半ば放置中だ。
そしていま、重機色に塗られた機体が倒されたので、共闘していた勇者ロボットっぽい機体の目に繋ぐ。
無事作業を終えながら、比野は戦闘を見て眉を寄せた。
(これ、本当に俺っぽい戦い方だ。というか、俺がファウンダー・エクスリッチに乗っていたと当時じゃなくて、現時点の俺が乗ったらこうするって動きをしている。テストパイロットとして、色々と乗った機体のレポートと操縦データを本社に送っているから、それを活用したんだろうけど。それにしたって『生っぽい』よなぁ……)
メタリック・マニューバーズのNPCは、人型機械の操縦手であれ、携行火器で襲い掛かってくる者であれ、かなり動きが緻密なAIで動かされていると、比野はつねづね思っていた。
しかし、世界中のプレイヤーと比較すると、NPCは初心者以下の出来でしかないとも感じていた。
なのに、いまファウンダー・エクスリッチを操っているNPCはどうだ。
世界有数のトッププレイヤーが操っているような、AIの動きにしたら不合理な行動を平然と取っていた。
「って、俺の戦い方が非常識ってことだよな」
自分の考えに対して、口に出してツッコミを入れる。そして、さりもありなんと比野は思った。
比野の戦い方は、基本的に周辺状況を利用しつつ、機体や武器を限界まで使い潰すもの。相手の操縦の腕が自分と拮抗すればするほど、機体をボロボロにしてでも一勝を拾うような戦法だ。
これは機体のスペックをフル活用する戦い方でもあるのだが、機体の改造に対する才能がない比野の苦肉の策ともいえた。
そういった戦い方をしなければ、フル改造は当たり前で自作機体すら登場する第一線では、活躍できないのだ。
そんな、言ってみれば『泥臭い』戦い方を、砂漠地形のNPCは行っている。
実際、機能停止させた重機機体を押し付けることで、勇者ロボットの動きを阻害してみせていた。
それこそ、比野本人が比野として操っているんじゃないかと、他人が疑っても仕方がないと思えるほどだった。
(NPCであれそうでないにしても、ミッション参加者の腕が仮に三流だったとしても、ファウンダー・エクスリッチって古い機体で、よくやるって感心するよ)
比野ならばできないことはないし、やれと言ったらやれるだろうが、自分から進んでこの苦行に近いことをやろうとは思えなかった。
そんな考えをしている間に、勇者ロボットの頭部が両断されていた。
その瞬間、店中のモニターの前にいる客から、残念のため息が出てきた。
「ああー。いい線、行っていたと思ったのにー」
「ファウンダー・エクスリッチの弱点は近距離戦だからな。剣で戦う選択は良かったんだがな。腕前が足らんかったようだな」
「流石は日本代表のデータで作られたNPCってことだな。よしっ、次の機体に期待するぜ!」
「「キタイにキタイって……」」
「だ、ダジャレじゃないからなー!」
客の楽しそうな声を聞きつつ、比野はザッピングを再開し、後続の先頭を駆けている布魔の改造機の目からの映像を繋いだ。
ファウンダー・エクスリッチと布魔改造機の結末が見るからに近づきつつあり、観客全員がミッションは最終段階に入ったと理解していた。
手に汗を握る両者の戦いが映し出されるモニターとは別のモニターでは、鉄色で歪な外観のカーゴの近くで戦う二機の人型機械の様子が映されていた。
どちらも砂漠地形の映像だが、これは大多数の客と店長からの要望。
つまらない要塞地形の映像は店内に数あるうちの一つのモニターにだけに映し、その他すべてのモニターを砂漠地形の二場面を映すことに回しているのだ。
「布魔がファウンダーを仕留めるのが先か、カーゴをあの二機が壊すのが先か……」
観客が息を飲んで見守る中、先に決着がついたのは、布魔とファウンダー・エクスリッチの戦い。
布魔を『チェック・メイト』で下したファウンダー・エクスリッチに、観客からの怨嗟の声が上がる。
「なんだよクソ! 増加装甲の下に隠し武器を二つ仕込んでいただと!」
「ボロボロに見えたのは外側だけで、その下にある本体は、ほぼ無傷じゃねえか! 最新機体の改造機を相手に初期機体改造機でこの戦果って、このNPC、強すぎだろ!」
ブーイングがモニターに向かって行われたところで、別のモニターを見ていた客が騒ぎ始めた。
「見ろ! 滅茶苦茶に売ってきていた人型機械を撃破して、あの二機がカーゴまで一直線だ!」
「カーゴを破壊すりゃ、作戦達成だ! これで布魔の頑張りは報われるぞ!」
キャッキャと喜ぶ観客を後押しするように、比野が全モニターの画面にカーゴへ向かう人型機械の二機の視界を映させた。
ちょうど二機揃って、ぞれぞれが手にした銃――アサルトライフルと拳銃を、目標に向けて構えたところだった。
「ヒュー! 布魔がやられた場所から、この場所までは遠いぜ。ファウンダー・エクスリッチの足じゃ、銃撃を止められねえ!」
「これで、初心者軍団――というよりもサブアカ軍団の勝利だぜ!」
いくら敵機のうち一機のパイロットの腕が良かろうと、作戦を成功する方法はある。
その事実を知らせてくれる映像に、プレイヤーである客たちは大喜びだ。
しかしその映像を見ていたある一人の客が、不安を口にした。
「おい、この二機。カーゴに近づきすぎじゃないか?」
「得物がアサルトライフルと拳銃だぜ。近づかなきゃ、壊せないだろうに」
「いや、もしもこの距離で、カーゴのリアクターに銃弾が大当たりしてみろよ。大爆発に巻き込まれて、あの二機は消し炭だぞ」
「ははっ。そうそう当たることなんて――」
二機の人型機械が射撃した。それは鉄色のカーゴに吸い込まれるように命中し、そして大爆発を引き起こした。
二機の人型機械が見ている、オレンジとも白色ともつかない爆炎が迫る様子がモニターに大写しになり、そしてブラックアウトする。
この結末に唖然としていた客たちが、次々と頭を抱え始めた。
「勝負に負けて、作戦では勝ったと思ったのに、結局は全滅かよ!」
「もう一方の地域では失敗したらしいぞ。なら作戦は達成できたんだから。こっち側は万々歳だろ」
「はぁ!? 要塞地形のほう、失敗しやがったのか!?」
「物量で押されて攻めきれず、攻略断念したようだとよ。下手に無理強いして、機体ロストになっちゃたまらないからな」
「チキンども! これだから、サブアカ勢は卑怯者の腰抜けなんだよ!」
「「ああ゛ー! もういっぺん、言ってみろ!」」
一部の客に不穏な空気が流れたところで、颯爽と店長が登場する。
「はい、皆さん。エキサイトするのはいいことですが、激情をぶつけるのでしたら、安全かつ完全な決着がつけられる、ゲームの中で行いましょう。いまなら筐体がいくつか開いてますので、一対一のバトルでもすぐにセッティングできますよー」
「店長の話に乗った! てめぇ、逃げんじゃねえぞ!」
「サブアカ遣いを馬鹿にしやがって。機体ロストさせてやるからな!」
「はい、二名様。一対一のバトルにご案内でーす」
さっくりと騒動を収めつつ、ゲームプレイ料金まで稼ぐ店長の手腕に、冷静に事態を見守っていた客から拍手が巻き起こった。
その様子を遠くに聞きながら、比野はバックヤードの椅子にもたれかかりつつ、操作し続けてきた端末を机の上に置いた。
「はー。本当にあのNPCは、よくやったもんだよ。俺がファウンダー・エクスリッチのパイロットだったら、勝った直後で理不尽な戦いだって不貞寝するよ」
独り言を呟きつつ、背伸び。
その後全身の力を抜いて、口元を緩める。
「できれば、あの相手と戦ってみたいな。これからはミッションやSNSの情報を調べて、あのNPCが現れるミッションがきたら、店長に無理一手でも参加させてもらおう。ああでも、取得ポイントが高すぎて、初心者や中級者向けのミッションじゃ参加できないのか……」
比野はがっくりと項垂れて、そして悩んで腕組みする。
「あのNPCと戦うためにサブアカ、作ろうかな。いやでも、社員がやっちゃいけないよなぁ。高ランクミッションに出てくることを祈ってもでてこないだろうし、本社に要望として出してみるか?」
うんうんと唸りながら、どうやったらあのNPCと戦えるかと、比野は真剣に悩み続けたのだった。
地球世界とメタリック・マニューバーズの世界では時間の流れが違うので、ザッピングできないじゃと思われるかもしれません。
それは『プレイヤーが操る人型機械の目が映す映像は、すべて地球の方へ送信されている』ため、その映像を切り替えることができるのです。
つまり、客がモニターで見ているものは本当はリアルタイム映像ではない、ということですね。
そして、これで第一章は終わりです。
ここから先は、第二章になります。
といういい機会なので、簡単ながら私の他作品の宣伝を入れさせていただきます。
小説家になろうにおける、私の初連載作品
竜に生まれ変わっても、ニートはニートを続けるのだ!
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私の、初書籍化作
テグスの迷宮探訪録
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書籍化二作目
自由(邪)神官、異世界でニワカに布教する
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敵性最強種が俺の義母になってしまいました
(書籍名:敵性最強種が俺にイチャラブしたがるお義母さんになったんですが?!)
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その他、短編や長編もあります。
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