エピローグ ―― お……大鏡!?
それから数日が過ぎた。――
幸い、あたし達のミッションが世間にバレた様子はなかった。パトロール車両に追いかけられた件も、有り難いことに何事もなく済んだみたい。
何もかもが一段落すると、あたしはまた、卑弥呼様に会いたくなった。
テーブルに置かれたネックレス。翡翠と真珠が一七個ずつ連なっている。
その傍らには、「親魏倭王」と掘られた金印紫綬。そして銅鏡。……
卑弥呼様に、改めてお礼を言いたい。――
それにまだまだ、教えて貰いたい事もある。卑弥呼様の後継に指名されたあたしは、今後どんなことを学ぶべきなのか。この国を立て直すために、何をどうすれば良いのか。疑問だらけである。
(よし……)
あたしはシャワーを浴び、着替えて髪を乾かした。そして部屋に戻るとイイ香りのお香を焚く。
うん、準備万端。あたしはベッドに寝転がるとパ○ツを膝まで下ろし、その……いわゆるいつものアレをした(恥)
いや、だってさぁ、卑弥呼様も同じ事をしながら神の声を聞いたんだよ。だからあたしも……ね(笑)
ずんぐりむっくりミオスタチン欠損彼氏に抱かれ、あ~んなハズカシい事やこ~んなハズカシい事をされつつ大いに興奮しているシーンを妄想しながら、あたしは自らの紗耶香ちゃん(笑)を愛でる。
あっという間にアレアレ~な状態に達し、頭が真っ白になった正にその瞬間。……
ベッド脇に突然、謎の白髪老人が二人、現れた。
「わぁっ!!」
悲鳴を上げつつ、慌ててライムグリーンのパン○を引き上げる。
「わはははは。○んずり中、邪魔してスマンのう」
「おおぅ。眼福眼福♪」
老人二人は愉快そうに笑う。
「だ、誰!? ……ってか、なんで卑弥呼様じゃないの~っ?」
「おぅ、我らの事か? 我が名は大宅世継じゃ。して、これなる御方は、夏山繁樹殿」
なにそれ~!?
どゆこと!? 意味わかんないよ~(号泣)