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ああんっ。周りに聞こえちゃう……(汗)

 雄治は立ち上がってあたしの後ろに回る。

 そしてあたしの胸を包み込むように撫で回しつつ、耳元で、

「仮説を立てたら、即、確認せにゃいかん。そイが研究者の心構えっちゅうもんや。じゃろ!?」

 と囁く。


「うふんっ」

 耳がくすぐったくて、つい、ヘンな声を上げてしまった(恥) あたしって、ホント敏感過ぎるのかも。


「さあ。ちゃんと雄治さんが、紗耶香の恥ずかしい姿を見ちょってやるから……」

 雄治があたしの背後から、あたしの体をあちこち撫で回す。その手があたしの一番敏感なところに到達し、えっちなスイッチを押されてしまう。


 突然、雄治はあたしをひょいとお姫様抱っこし、ラブソファーに寝かす。

「あっ!!」

 と声を上げる間もなく、びっちょんこパ○ツをするりと脱がされた。で、両足を広げつつ持ち上げ、頭の方へ折り曲げる。あたしのすっごく恥ずかしいトコロが、丸見え状態に(超赤面)


 雄治はヤラシい笑みを浮かべ、わざとあたしの羞恥心を煽りつつ、あたしのえっちなスイッチを優しく連打する。

 いやんっ。もうダメ♪……

 あたしは左手でぎゅーっと自らの胸を鷲掴みにし、右手をすっかり露わになった部分に食い込ませた。

(ああっ、ガマン出来ないっ)

 あたしは右手を激しく動かす。


「うわっ。紗耶香、声がデカい(汗)」

 雄治は隣室を気にして、慌ててオーディオの電源を入れた。が、あいにくセットされていたのはワーグナーの管弦楽曲集CD。オペラ「ローエングリン」の「第一幕への前奏曲」が流れ始めた。イントロはかすかに弦と木管の音色が響くだけ。到底、あたしの喘ぎ声を掻き消せるようなボリュームではない。


 ああんっ。周りに聞こえちゃう……(汗)

 ますます羞恥心を刺激され、興奮が一気に最高潮に達した瞬間、あたしはお尻をガクガクさせつつ大いに果てた。


 途端、傍らに、

 ――ぼわんっ。

 と卑弥呼様が現れた。あたしは慌てて立ち上がり、床に転がっているパン○を拾い上げ、履く。ついでに勢い余ってソファにひっくり返る。


 ん!?

 卑弥呼様の様子がおかしい。――

 口を半開きにし、顔はぼけ~っと上向き加減。

 で、両手は股間にあてがわれ、モソモソと動いている。


「卑弥呼様……!?」

 あたしと雄治が呼びかけると、卑弥呼様は、はっと我に返ったようで、慌てて両手を股間から離した。


 あれあれあれ~っ!!

 まさか……。卑弥呼様、今ナニをしていたのかな~(ニヤリっ)

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