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04 暗号解読1

04 暗号解読1


『た か ら 49 ほ し い な ら 51 、 59 り 43 え ず き ょ う 02 07 の ち 02 に 07 け 79 そ こ に つ ぎ の ひ ん 59 が 43 る 。 さ あ 、 せ い ぜ い が ん ば っ て 66 ぶ ん の も と す 36 で 07 た 23 じ 18 う へ 02 15 っ て く れ た ま 15 。』

 好樹は暗号の紙を見ながら頭を抱えていた。

「ううう…。」

 今は受け取ってしまったお金で、宿に泊まっている。バレッタは家で荷造中。

「ああ、どうしたら解けるんだ!」

 好樹はペンを置いて、湯冷ましを飲みに行く。

 湯冷ましなのは、この世界の上水道が安全か分からないからだ。

 戻ってきて、また机に向かう。

「…分からない。どうすれば解けるんだ?こんなことならもっと推理パズルとかやっておけばよかった。」

 好樹はまたペンを置き、立ち上がって布団にドサリ。

「みーくん、分かる?」

「うん。こんなの簡単だよ、ミント。」

「え?!分かるの!じゃ、じゃあ、どうやって解くの?」

「これは多分、この数字に対応した文字があるんだよ。ほら、いくつか同じ数字があるでしょ?」

「あ、ほんとだ。」

 02とか07とかいくつもある。

「そして、この場合、この数字が示しているのは何文字目か、と言う事だと思う。」

「なるほど!」

 早速やってみる。

「02は『か』、07は『い』、15は『え』、18は『ょ』、23は『ち』、36は『ん』、43は『あ』、49は『が』、51は『ば』、59は『と』、66は『じ』、79は『。』…できた!」

「よくできました。」

 好樹はもう一度紙を見直す。

『た か ら が ほ し い な ら ば 、 と り あ え ず き ょ う か い の ち か に い け 。 そ こ に つ ぎ の ひ ん と が あ る 。 さ あ 、 せ い ぜ い が ん ば っ て じ ぶ ん の も と す ん で い た ち じ ょ う へ か え っ て く れ た ま え 。』

「この文章、なかなか上から目線よだね。ミント。」

「そうだね。『宝が欲しいならば、取りあえず教会の地下に行け。そこに次のヒントがある。さあ、せいぜい頑張って自分の元住んでいた地上へ帰ってくれたまえ。』…だってさ。」

「今日はもう遅いし、寝ようよ。」

「そうだね。もう寝よう。」

 ベッドに入り、すぐに寝た。



*暗号等に不備がありましたら、報告をお願いします。

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