戸棚
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:戸棚
僕の家には戸棚がある。
でもお父さんとお母さんは
「絶対にその戸棚を開けちゃいけない」
と僕に言う。
なんでだろう?とやっぱり子供心に疑問に思う。
そんなある日。
お父さんとお母さんがいない日をねらって、
僕はあの戸棚を開けてみた。
この戸棚は、書棚の下にある小さな開き戸付きの棚で、少しかがまないと開けられない。
うんしょ、と開けてみたところ、何にもない。
がらーんとしている。
「なんだ、何もないんじゃないか」
なんて思いつつ、またその戸を閉めようとした時、
「ん?」となった。
下の板が違う色になっている。
何かカバーのように見え、僕はそのカバーみたいな板を少し剥がそうと思った。
バリバリバリ、とやっぱりその板は剥がれ、
中にちょっと大きな穴が見えた。
その穴を見た瞬間…
小人「助けてくれぇぇ…」
「うわあ!!」
中からまず白い手が出てきて、ぐぐぐと上半身を持ち上げるように
小人が出てきたのだ。おっちゃんのような小人。
僕はいちどその戸をバシン!と思いきり閉め、
少ししてからまた開けてみた。
でももうあのおっちゃんはおらず、
不思議なことに、剥がした筈のあの板も見つからない。
これはかなり前の話だけど、
未だにあれは何だったのかよくわからない。
お父さんとお母さんには話してない。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=lNlmFsIKs3o
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬