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3. ICBMの製作と最初の試み
設計図を頼りに、主人公は村人たちと共にICBMの製作を開始する。現代の技術がない中で、魔法と手作業で巨大な兵器を作り上げるのは並大抵のことではない。しかし、主人公の指導のもと、村人たちは一つ一つ丁寧に作業を進めていく。
完成したICBMは、予想をはるかに超える巨大なものであった。主人公は、この兵器を手にし、高揚感と同時に不安を感じていた。果たして、このICBMは世界を救うことができるのか?
そして、いよいよ最初の試射の日が来た。主人公は、ICBMの発射台に立ち、深呼吸をする。
「行くぞ!」
主人公の合図と共に、ICBMが発射された。巨大な火柱が空に舞い上がり、地鳴りが轟く。目標地点は、村を襲っていた魔物の大群だった。
しばらくして、轟音が響き渡り、空がオレンジ色に染まった。主人公は、望遠鏡をのぞき込み、その光景を目にする。ICBMは、見事に魔物の大群を殲滅していた。