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新しい生命  作者: ラベンダー畑
4/5

異変③

「あなたは神に選ばれたのですよ。選ばれた子供は全員で七人います。ちなみに私はラースと呼ばれる、憤怒の悪魔」


神に悪魔、まるで安物のラノベみたいな設定。


私はスタンガンを机に置いた。こんなものは今さら役に立たない。


「母さんを殺したのはなんで?」




ラースは首を傾げる。


「悪魔が人を殺すのに理由がいりますか」


なるほど、私はおそるおそるラースに近づいた。


「あなたは普通の人間に見えるの?」


「見えません、触れないし、パワーがある人間だとわかりませんが。まず弱い一般人には認識されないでしょう」


私はこの悪魔と契約を交わさないといけないのか。


ラースは首をゴキゴキならしながら黒い箱を取り出した。黒い箱はふわふわと浮かびながら母さんを飲み込んだ。母さんの体は何層にも減し曲げるように畳まれていく。


不思議に悲しくはならなかった。私は久しぶりに部屋から出た。


そして階段をとんとんと降りて行く。


「絵里ちゃん、凄まじい音がしたけど大丈夫かい?お母さんはどこかな」




母さんの彼氏が半裸で現れた。


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