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今 一人なのは変わらないとしても

作者: 朝焼 悠

直接 その手を取れる訳でもないし

直接 肩を貸せる訳でもない

厳密に言えば

友達や仲間とだって言えないかも

それでもさ

僕はこうしているから

どこに行ったとしても

多分こうして

あきらめの悪い言葉を綴っているから


もし どこにも行くアテがなくなった時には

どうか あなたの何かに役立つ事を祈ります


どんなに凄い人の力を借りたって

どんなに偉い人の後ろ楯があったって

自分の意思 それ以外に

自分を立たせて 進ませてくれるものはないから


悲しいけど 制限時間はあって

もう間に合わない事も沢山あって

でもそれを理解した上で

今じゃないって 判断なら

無理しなくてもいいんじゃないか?


僕がこんなにみっともなく

傷付いた 傷付けられたって喚いているのは

この世間に傷付けられるほうにも問題があるって声が

あまりに多過ぎるから

耐え切れず逃げ出したやつを弱者と罵り

何故か甘えだって 全てを横一列に語り 切り捨てられるから


そうですか

なら

殺されるほうにも問題があるって事で 弱いって事で

片付けられるんですね?


そんな反論すらできない優しいあなただから

与えられた罵声の全てを飲み込んで

自分ほど弱い人間には生きる資格も力もないと

思い込まされて


僕は直接その手を取れる訳じゃなくて

肩も貸せないし 仲間や友達にだってなれないかもしれない

それでもさ僕は どこかで

そんな事ないって 叫び続けているから


もし どこにも行くアテがないのなら

この声が何かの役に立つ事を祈ります


悔しいな

もし僕が成功者だったり 何かを成し遂げていれば

こんな文句にも少しは説得力や箔が付くのに


つまりはさ 少なくても僕は支えられてんだよ

周りの人は勿論

見えない人や声に

今 こうして僕の言葉にふれてくれているあなたに


支え合いだ 傷の舐め合いだなんて

呼び方なんかどうだっていい

同じ道じゃなくても 交わる事のない道でも

互いに 生きてさ

自分の意思で立ち上がって進んでいけるように

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