第1話始まりの日
新作でしばらくはこちらを勉強の合間に書こうと思います。
「おーいマリア、イリア朝ごはんだぞ!早く起きろ!」
俺は、何故か男からはヤンキーと間違えられ
女からは、俺のことを知っているのか良く握手とサインを求められる。
俺は妹に相談して返ってきた言葉は「見た目が特徴的すぎるんだよ私達」
と返ってきた。
確かにここ日本では銀髪で珍しいだろうが…
うちの家系は代々銀髪でたまに金髪がでる家系だ。
だが妹は『銀髪の聖女』と呼ばれるのに、何故俺は
『銀髪の死神』なのか良くわからん…
「それはねお兄ちゃんが目付きが悪いからだよ。」
と、イリアは言った。
「そうか?というより心を読むな」
「ほら心がこもってない」
心がこもってない、いつも言われる言葉だ。仕事の時はそんなこといまれないんだがな…
「…」
そんなに、心がこもってないか?ちょっと悲しい…
「あっ!お兄ちゃん仕事忘れないでね!じゃあ私友達と遊びに行ってくるから、行ってきます!」
「いってらっしゃい気をつけろよ!」
「気をつけますよ!」
ガチャ…
そんな音だけ置いて妹はいった…
「俺もそろそろ仕事か…行くか、イリア行ってきます。」
「いってらっしゃい」
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「失礼します」
「おっ、来たか早速だが………
はぁ…終わった。今何時だ? 22:48
?!やべぇ!急がないとあいつらがお腹を空かせてる!
「きゃーーーー!」
?!くそこんな時に限って悲鳴がなにが起きたんだ?!
「どうした!」
「く…熊が…なっ!」.ヤンキー?!」
「ヤンキーが悲鳴を聞いてくるか!ちっ!この熊興奮してやがる…」
しかもなんで東京のど真ん中あるここにヒグマがいるんだよ?!
「おい、女俺後ろにいろよていうか警察に電話しろ!間違っても背は向けるな!わかったか!」
「え…え…?」
「わかったか?!」
「はっ、はい!」
「うおぉー!邪魔だ!くまぁー?!」
「大丈夫か君た…なっ…熊が倒れてる…はっ!そんなことより大丈夫か君たち!」
「私は大丈夫です!それよりこの人が?!」
「うぅ…早く帰らないと妹たちに飯を食わせないと…」
「家族には私が電話しておく教えてくれないか
おいお前たち!お前たちは救急車を呼べ!」
「***-***-****です…」
そこで俺の意識は途絶えた…
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それから数週間後退院した。
「ふぅ、今日が入学式か」
これでも俺は頭がいい全国模試では常に1位だ。
スポーツも人並み以上だと自負している。
今回の入試も1位で終わった。
高校生になったら友達ができるといいな…
「ねえ、あんな子いた?」
「あれ、今年の1年のネクタイだよ」
「うちの学校どうしちゃったの?ヤンキーなんか入れてさ…」
「でも大丈夫でしょ、うちらには生徒会長がいるんだから」
「確かにそうね」
妹達よ兄はもう心が折れそうです…