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世界一の武闘家  作者: 作者
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少年の夢

描きたいものを書く

とある都からとても遠いところに村があった。その村では、いつものように一人の少年が叫んでいた。

「俺は世界一の武闘家になる!」

少年の名は、次元 乱鬼 周りの人々からは影で変態と言われている。10歳にもなって武闘家になるなどと叫んでるため、友達は少ない。

「あなた、変態になりたいの?」

少女の名は、 ミルン・アルン 乱鬼の数少ない友達である。彼女は誰とでも仲良く接することができ、かわいいという理由から、みんなに好かれている。彼女は、乱鬼によくわからない感情を抱いていた。

「まぁまぁ、二人共落ち着いて。」

いつものやりとりを見て、止めに入る少年がいた。 少年の名は、 ジェン・シュタイン 彼も乱鬼の数少ない友達の一人である。彼は成績優秀で顔立ちがいいことから、みんなに好かれていた(特に女子) 彼は、ミルンに特別な感情を抱いていた。

「変態と言われようが、俺は武闘家になりたい、いやなるんだ!」

乱鬼の決意はより一層固まったようだ。

話は変わるが、彼に母親と父親はいない。乱鬼が幼い頃に他界してしまったからだ。今、彼は祖父の家で暮らしている。

「ただいま!」

乱鬼は祖父の家に帰ってきた。しかし、祖父はいない。彼の祖父は山菜採りが趣味であるが足腰が弱いためいつも乱鬼と一緒に山菜採りに行っている。

乱鬼はまさかと思い、祖父の靴を探した。

「ない!じいちゃんの靴がない!」

祖父の靴は玄関にはなかった。

(多分じいちゃんは、一人で山菜採りに行ったんだ)

乱鬼は、心の中で無事であってくれと願い。ドラゴンなどが住み着く、山へ入っていった。


「どこいったんだろ、じいちゃん。」

乱鬼はいつも行く山菜採りのコースを歩いていた。しかしどこにも祖父はいなかった。

「もう少し奥に行ってみよう!」

乱鬼はドラゴンの住処へと近づいていった。


「どこにもいないなぁ。食われちったかなぁ。」

日も沈み暗くなっていた。

「ここどこだっけ?」

乱鬼は道に迷ってしまった。どこかもわからない道を歩いていると、何か硬いものに当たった。

「なんだこれ?」

上を見上げてみると、ドラゴンだった。

「あっ あぁぁぁ。」

叫び声をあげることも出来ず足がすくんで動けなくなってしまった。ドラゴンは

「お前うまそうだな。」

と言っているかのように睨みつけ雄叫びをあげた。

「あぁぁぁぁぁぁ!」

叫び声を上げ泣いていた乱鬼。死の間際にみるという走馬灯。彼の脳裏には悪い思い出が、浮かんでいた。

「インパクトブロウッ!!」

謎の男の叫びとともに、乱鬼は意識を失ってしまった。


「大丈夫か、起きろ小僧。」

目を開けると、まだ若い大人がいた。

「誰、おっさん?ここどこ?」

乱鬼は質問した。

「俺はおっさんというより、お兄さんだろ。 はぁ、俺の名は アルバトロス。ただの武闘家だ。そしてここは俺のキャラバン、トロイ号だ。お前は?」

アルバトロスは乱鬼に質問した。

「俺の名は乱鬼。 世界一の武闘家になる男だ!」

乱鬼は胸を張ってアルバトロスに言った。

「それなら、ドラゴンぐらい倒せなきゃダメだろ?」

これが、彼の憧れとの出会い。そして夢との出会い出であった。



久しぶりだから、いつも以上に変。

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