説得するには時として運が絡みますわ!
かなり遅くなりましたが生きてます
「酒場リーム」
ここがゴッゾさんという方が営む酒場ですね、外観落ち着いた雰囲気が漂っています。
「あんたらと店の前で立ち止まってなんか用か?」
急に後ろから声をかけられ振り向くと目の前には2mありそうな筋肉質の男性がいました。
「あ、あなたがゴッゾさんでよろしいでしょうか?」
「あん?そうだ俺がゴッゾだ、お嬢さん等は?」
「あ、申し遅れました。リリーミラレスといいます」
「ミラレス?なんだ本当に良いとこのお嬢様か」
「あの少しお時間をいただけませんか?」
「まぁ別にいいけどよ、とりあえず入ってくれ」
「ありがとうございます」
店内
内装とてもしっかりした作りになっています、それにどこか美味しそうな匂いも
「お嬢さんは運がいいな」
辺り見渡していると突然ゴッゾさんがそういいました。
「お嬢さんは俺にギルドに来てくれって誘い来たんだろ?」
「えっ?知ってらっしゃったのですか?」
「ああ、近辺の連中が口々に言ってたもんだからよ」
「ではギルドに?」
「そう簡単にはいかねぇ、俺だって商売人だ、何個か条件がある」
やっぱり簡単にはいかないようです
「ひとつ目は酒や食材の調達
二つ目は俺はこの店をギルドに移すんだその分の工事費等
三つ目お嬢さんの手腕をみせてくれ」
「ひとつ目と二つ目は分かりましたが三つ目の手腕とは?」
「なに、ギルドってことは冒険者やファミリーがいねぇとなりたたねぇだろ?だから、そうだな10人だ10人集められたらそっちで働くよ」
「まぁ上の二つを簡単にこなせる辺りはお嬢さんは産まれた所の運がいいから行けるだろうが、最後はカリスマってもんを持ってねぇと難しいぞ?」
「・・・・・・分かりましたその条件受けます」
このとき私は内心腹が立っていました産まれた所の運がいいという発言は私を燃えさせるには充分です!
次いつになるかわからないです