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神の愛娘  作者: 春秋
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伝承

投稿はゆっくりですが、気に入って下さると嬉しいです。



遥かな昔から世界に危機が迫りし時に現れし者あり。




額に抱くは神の口付け。

慈愛の心から生まれし浄化の白き花。



風に愛でられる麗しき光宿せし髪は闇夜を照らす優しき月の色。

それは、闇に惑う人に与えられし優しき希望の光。



御子の慈愛の光を宿し、見るものに祝福を与え、あらゆるものを見透す至宝たりし瞳。

その瞳が纏うは異なりし色彩。

豊かな大地の恵みを表す緑は右眼に宿り、全てを照らし出す太陽の光を表す琥珀は左眼に宿る。



世界の恵みたりし色彩を纏う事を許されし唯一なりし者。


それは、慈母神テロフォーヌの偉大なりし力の一片と慈愛を授かりし聖なる者。


その手に抱くは世界樹より産み出され、意志持ちし御子の半身となりし杖。



身に纏うのは神の御子にのみ許されし慈愛神の生み出したる聖衣。



その身を飾り立てることを許されし装飾は世界に唯一の聖銀と聖石より生み出れた麗しき品。

それは神々の祝福を与えられ、祈りを与えられしもの。






その力によりて世界の秩序を守る神の御子たりし者。



神を讃えし人ならぬもの達も彼の者に触れ、その心と思いにに膝を付く。



慈愛神が生み出せし神々もまた彼の者を愛す。


そうして、どこまでも気高き心と強き思いを持ちし神の御子は世界に変革をもたらす。







己が唯一の願いを叶えしために。




御子の心のうちを知る者はあるのだろうか?


始まりの神の御子は初代国王の傍らに。

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