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007

なんかユウよりもツバサの方が主人公してる感じしますが、チート具合では五分五分な感じです。まぁ、今はちょっと弱いですが………………

毎度の事思うのだがあの鼠は何処からかやって来るのだろうか。そして何処へ?今度見かけたら………


「ユウ………ユウ!」


「おっと。ごめんごめん。なんだっけ」


 鼠に想いを馳せていたら駄目だな。無駄な時間が取られるだけだし。


「いや、なんかトリップしてたみたいだったから放置してただけだけど。大丈夫?」


 だ、大丈夫………ねず公への恨み?で頭がいっぱいになっただけだし。ほ、ほんとだぞ??


「大丈夫かな…」


「で、話戻すけど、今後の方針はどうする?」


「えーっと?方針?そのまま第二の街まで行くんじゃ無いの?」


 そう言えばこのゲーム始めてから、目的がいまいち把握できてないな。ストーリーも特に無い?みたいだし魔物狩るゲーム??なのかなぁ???


「なんかはてなが何個も並んでるけど、このゲームちゃんとストーリーもあって、クエストもあるゲームだぞ。チュートリアルでメインクエスト受けてないのか?」


「めいんくえすと?」


「はぁ………駄目だコイツ早くなんとかしないと…」


 そう言いながらもなんだか楽しそうだ。ツバサとゲームをした事がこれまで無かったからこそ、こうして一緒にゲームしてるのが楽しいのだろう。


「薬草10個納品するクエなんだけど、まぁやらなくても良いか。このゲームの概要を伝えるクエみたいなモノだから。」


「ふーん。でもそれだけじゃないでしょ?メインクエストって言ったらサブクエストもありそうだし」


「はぁ……なんでそう言う所は鋭いのに他は鈍感なんだか…」


 む、なんだか失礼な言い方。


「あのな、メインクエストはやサブクエストは主にオフラインプレイヤーがするクエストだから俺達がやっても報酬は薄いんだよ。本来なら俺達が合流する前ユウが進めててもおかしくないクエストだ。」


「なんかすいません……」m(._.)m


 ツバサのやれやれキャラが浸透してきてる気がする……ごめんねツバサ。


「其れを通り越して行成ユニーククエストに辿り着くなんて意味不明だよ……然も放置して来てるし」


「だ、だってツバサとの約束があったし、あんな意味分かんない場所行ったら帰りたくもなるよ……」(/ _ ; )


「あー、そりゃそうだよな。なにせスライムだし?不安にもなるか。」


 そう。忘れてもらっては困る。俺はスライムなのだ。某作品みたくチートを期待してもらっても困るのだ。俺のクオリティでは何百回も死ぬくらいが精一杯なのだ。


「そのまま昇天してもおかしくないくらい死んでるよね………病院勧められてもおかしくないよ…」


「そう?」


「本人がこれだしな。もう手遅れかもしれん……」


 でも割と楽しめてる。死んでるだけだけど!!


「ん?あぁ、俺もログボきたわ。うめぇうめぇ…」


「ツバサも俺のログボと同じだった?」


 と、伝えてもらったログボはこうだ。


ランダムボックス☆4×5

ランダムボックス☆3×10

ランダム武器☆4×10

ランダム武器☆3×5

星晶石×110


 だいぶ違う。スクロールの部分が武器に変わっている。良いなぁ……俺は武器を装備できないのだ。ツバサが羨ましい。


「今は聖霊ガチャか、悪霊ガチャと特定武器ガチャしかやってないか………精霊は……ユウがいるからいらないし。特定武器ガチャでもするか……」


 クソぅ。俺もガチャ引きたいけど後になってから引くと決めたんだ。今は引かない!引かないぞぉぉ!!


「よしっ!!取り敢えず☆5は引けたし、後は肥やしとして使うかな。」


そう言って何やら物騒な代物を取り出した。


「お、おいおい!ファンタジー世界になんてもの持ち出してんだ!ぶっ壊れるだろが!」


「え?アサルトライフルのカラシニコフAK-47と、AWMだよ?双銃士はスナイパーとアサルトライフルの二丁拳銃も出来るみたいだね」


 いや、何言ってんのコイツみたいな言い方されても。知らないし、怖すぎるわ。銃見ただけでびくつくとは俺も思わなかったわ。


「えーっと、Ak-47を+9の強化で、AWMを+6の強化かな。お、ランダムボックスも美味いな。Ak-47の強化値を99まで上げられる。まぁ、それでお終いなんだけどね。」


 プラスやら何やら何言ってんのか全く分からない。プロパティ、アクセス、コマンド、強化と連続させて呟いているがマジで何やってんのか分からない。ごめんねm(__)m


「ツバサ、ツバサ!!」


「ん?何?こっちは終わったし、後は、ユウの強化かな」


ん?何するの?つ、掴まないで!!俺はぽよぽよんとしか動けないんだから!!


「えーっと、ユウは武器ガチャないんだし聖霊ガチャで良いか。あーでも、今の幸運値で引いたらヤバめなことに………」


「えっ??ひ、引いちゃった。お、抑えてたんだけどツバサが良いよって言うから」


取り敢えず人のせいにしてしまった。だってツバサだけガチャ引くとかズルいし!!俺だって引きたかったのに何やら物騒な代物を出すしもう!!!


『プレイヤーネームユウ!!luck値が異常検出、げ、限界値を超えました。』


轟々と、急に嵐が吹き荒れた。嵐は暴風雨を連れて雷と共にやってきた。


 それだけに周囲にいたプレイヤー達が逃げ惑うも、何人ものプレイヤーが吹き飛ばされてプレイヤーの残影のみが残りリスポーン時間を教えている。


 や、やばい。何がやばいかってツバサが放心してる。白眼剥いてるツバサなんて初めて見た。


『プレイヤーユウがユニーククエスト≪原始の魔法 古龍の詩篇≫を発現しました。』


あ、古龍って、もしかして………


『我を呼んだのは主だな。スライムなるモノよ。』


「は、はいっ?!」


はい!が、肺が詰まってはいっ?!になってしまった。緊張してる時とかに良くある蛙化現象である。


『ふむ。其方の様な雑魚、いやクソ雑魚なめくじに我と契約を結ぶのも………ぬ???き、貴様はもしや異世界からの探訪者ではないか???』


あれ?なんか急に擦り寄って来たな。


「そ、そうですけど」


「ふむふむ。貴様の名前は結城悠里か良き名だな。よし、決めたを貴様を我が主人としよう!Contract、Command、Fifty-Fiftyの完全契約だ!!」


は?










ハツカネズミだーわーい 


「ちゅちゅちゅゅゅー!(なんてもん呼び出してくれたんだ!!我々では敵わない相手だぞ!!」


混ぜて混ぜてーー


「ちゅちゅちゅ!!(そうやって幼児退行するのもいいが、現実を見ろ。あれは古龍だぞ?Zeroさんが可愛いくらいだわ)」


わーい、きゃっふぅー!!


「ちゅちゅちゅちゅ!(あぁ、コイツもう駄目だ。完全に壊れてやがる…」


えーっと、凄まじいモノが出てきましたね。

最後はユウもヘトヘトで壊れてます。まぁ、振り返ってみれば壮大な1日ですからね。そして未だ1日が終わってないと言う……古龍がガチャから出た理由に関しては死亡時に加算されるLuck値がえげつない数値を保っていた為です。ツバサは安定のチートですね。無駄な文を極力減らしたいので肥やし分のガチャ内容は省きました。さて、今回はお読みくださりありがとうございました。次回をお楽しみに。


あっ言い忘れてましたね。

そこのあなたガシッ(っ*´꒳`)っ()

そう、

ねず公お前………

主人公お疲れ様(((o(*゜▽゜*)o)))

次回もよろしく(∩´∀`@)⊃!

と………思った方高評価、レヴュー、ブグマ、感想等などどうぞよろしくお願いします。今日は2話投稿でしたねー。


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