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005

主人公はゲーム知識0でやってるので、時々知った風な口調になってても実際は何も解ってません。なので主人公の動きにモヤモヤする方もいるでしょうが、真面目なねず公と共にご視聴ください


ねず公「ちゅちゅちゅ!」(><)

『転移システムを作動しました。


転移石が有りません。転移できません。


 ねず公に邪魔されて帰るに帰れなかった所、あのねず公俺が行く道を尽く邪魔していた。様に見えてとある一本の道を示していたのだ。


 無限の間は本当に無限だと思える程道が長く初めの道場以外の道は迷路みたくなっていた。


 そして示された場所に行ってみると……薄く蒼く光る模様?に警戒もせずに触ってみたらご覧の通り。石が足りないらしい。俺の意志も足りないケド。…………寒くなってきたな。スライムの俺も冷えるらしい。




『特性:探求により、権限の使用が可能です。


転移システムのメインメニュー表示により使用できる権限を一覧します。



≪転移システムの独占

≪転移システムのアップグレード

≪転移システムのクラスアップ

≪転移システムの………






 ん?なんだこれ。ゲーム知識ゼロの俺で解る物など一つもない!!


 取り敢えず今出来ることをやっていこうかな。今出来るのは転移システムの独占のみだ。

 独占などして恨みを買わないのか?そんな奴等に言ってやろう……………………本当にすみません。草生やして謝っときますねw



『無限の間、転移システム01の独占を完了しました。以降システム操作に関する情報は、システムメッセージよりご確認ください。』


 

 システムメッセージには何も連絡が入っていない。って事はつまり今のところは出来る事が無いって事か。



『無限の間転移システム01ーー何処へ転移されますか?


・第一の街


・第二の街


・第三の街

【ロックされています。現在操作できません】



 さ、流石に都合が良過ぎないか?はっ、まさか俺はねず公に操作されている??此処に至るまであのねず公が出る時はなんらかのアクシデントの直前、詰まり、このまま第一の街に行ったらねず公に…………考えるのも恐ろしい。


 ま、行くけどネΣ੧(❛□❛✿)


出てくるなよ。ねず公。ネタじゃないからな。


*第一の街に転移します。転移前は蒼い線の前まで下がってお待ちください。それ以上前まで出ますと………


出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出るな出る


「ちゅ?」


あ、



『転移事故で死亡いたしました。プレイヤーyuuは死亡いたしました。リスポーン位置の設定を第一の街に設定されました。リスポーンまで.10……………9……………8………7、












「くっそー、あのねず公め!!大道芸じゃないんだから変なタイミングで出てくんな!」


「ね、ねず公??」


「そうだよ。あの手この手で俺の行く手を邪魔しやがってこの〜っ」


「まぁ、よくわかんねーけど、おもしれーなお前」


 あれ?俺誰と話してるんだっけ………ええと…何方様ですか……


…いかにもやりこんでいそうな銀髪のイケメンに話しかけていた。


「あ、名前の表示方法分かんない?コマンドでプレイヤー、そして上部に目を向けると名前が出る。」


 目の前の人の名前はZero。何処かで見た名前だなぁ……うん。何処かどころじゃないな。もう一度見直してみても変わらない。


「あ?どうした?急に固まって。魔物プレイヤーは珍しく無いゲームだが、スライムは珍しくてな、なんせ超ハズレキャラだから」


 「だからこそ話しかけているんだ、面白くなりそうだからな。くくっ」と親しみやすい笑みで笑った。何が面白くなりそうだ。俺はこのままプレイするのは辞めねぇぞ!おら!!


 むん!とZeroを睨むと、くくくとまた笑った。よく笑うキャラなのだろう。俺はよく知っている。こいつ、いや、この人は、ゲーム実況者の『Zero』だからだ。


 有名何処のゲームや、そうで無いゲームまで数多くのゲームでTOPを占領し、且つそれを維持する事が出来ている人工知能でないか疑われている人物だ。


 俺がこのゲームをしようと思った理由のひとつでもある。何せZeroがメインでやっているゲームがこのゲームだからだ。つまるところですね、俺はこの人のファンでもあるわけで……



「特性:探求……か。お前と戦える日を楽しみにしているよ。ユウ」


「??!!?」


 何故特性の事を??


 そんな事よりも、ゼロが最後見せた肉食獣の様な笑みが強く、強く印象に残った。


 踵を返したゼロに何の言葉も出せないまま後ろ姿を眺めるだけだった。








 こ、怖えぇ。ゲーム知識ゼロの俺でも解るわ、あんな奴と闘ったら負けるって。


「ちゅちゅちゅー」


な、なんだ?何のつもりだねず公!


「ちゅ!ちゅ!」


な、撫でるんじゃねぇ!慰めなんかいらねぇんだよぉおぉおおおお!!!


「ちゅ!」




=============================









ねず公「ちゅちゅちゅゅゅー!」

ちょーっとまったー!!そこの

ちいかわねず公と思った方!

ねず公優しいww

やべ、作者ねず公に頭侵食されてるよwwと思った貴方です。よろしければそんな方からの感想 レビュー ブグマ 評価待ってます。


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