表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/23

020






 スキル変身は何にだってなれる。    


 つまり、記憶している限りの何にだって変幻自在に変身可能なのだ。


 が、覚えてるものが、この世界にあるものと、味方として存在するものに限られると自由とも言い難い。


 けれども、その強さの本質は、ステータスだってコピーされ、一時的ではあるものの魔法やスキルをも使用可能にするのだ。


 つまるところ、古龍の様に始めから強く、且つユニークなキャラクターに変身して仕舞えば負けることはない。と言うことだ。多少使い勝手が悪くとも、ユニークはユニーク。何億分の1の確率で引ける幸運に勝るものはいない。ユニーク対ユニーク以外は。


「「原始中級魔法!!エクスプロージョンレイン!」」


二対の古龍が発するは大量の爆弾の雨。


これで中級魔法なのだから上級になればもっと恐ろしいことに………


実はエクスプロージョンは中級魔法、火魔法レベル7に位置する。


それを、原始魔法は屁でもないかの如く雨として降らせる。


 そして、damage総量は……


568,742,325damage


 撃ち漏らしはいくつかあったけれど、炎の爆弾はほぼ隕石と同じくらいの威力を放つ。それが実質2倍の量降り落ちるのだ。地獄以外の何者でもない。


「「「「「「「グ、グルゥァ」」」」」」」」


八頭目の首が瞬時に詠唱し首がどんどん回復していく。


はぁ???回復すんの?効いてないよー!今の攻撃でMPカツカツだし、どうやって倒せと……


ピオ?


「原始魔法を舐めてはいかんぞご主人様よ。原始は原初よりいでし最古の魔法。そう簡単に打ち破れるはずもなかろう」


「「「グルァ」」」


あ、死んだ。


 そーゆーことね。今の攻撃を肩代わりして盾役の三体の首が死んだからさっきの攻撃が余程効いてるってわけですか。


 回復役の首、八体目のかなをまず殺さないと話にならんぞこれ。


「グルァアアア」


 でも、ヒュドラもそれをわかってるのか盾役の首で守る様にしている。 


 じゃああとは、スライムキングとエルフで後ろの首4体を対応してもらって、俺は盾役の首と回復役の首を対応すればいい。


「スライムキングは後ろの1、2体目の首を、エルフは3、4体目をお願い」


「ピオは俺ともう1発行こう!さぁ、これで決めるぞ!ヒュドラァァアア!」


 ヒュドラは思い出さんでもいい暗い過去を思い出させてくれたからな。それ相応の最後を遂げてもらう。


「あぁ、ご主人よ。いつにも増して熱くなっておるな」


「そうだな。妹が見ててくれてるからかもな」


「がんばー、お兄ちゃん!」


リリはセーフティゾーンでキャラメルマキアートを啜っている。呑気なものだ。


「「グジァァアア」」


おっと、アイスシャワーなんて野暮な真似してくれるじゃねぇかヒュドラァ?


「「いくぞ!原始上級魔法!ハイインフェルノストーム!!」」


 それは地獄を思わせる摂氏何万度かさえ分からない業火。


 触れれば火傷では済まない。


 当然の如くヒュドラに向けられたそれは身体中を包み焼焦がした。


 もう、ヒュドラが生きているのかさえ分からないほどに悲痛な鳴き声を上げて、倒れてしまった。



124,536,537,685damage


 流石上級魔法。最初からこれやってればよかったじゃんと思うだろう?だが、これにも順序ってものがあってだな。


初めて原始魔法を使うとき、初級、中級、上級と順序だてて使わなければ大きな力は身を滅ぼす。つまり死ぬのだ。何度死んでも大丈夫だろだって?まぁそれはそうだけどな。


「「「「「グルゥアアアア、ぁ、ァ」」」」」


結局は実質ピオと俺の二人勝ちだった訳だけど楽しかったな。こう、血湧き肉躍るっていうか。もう一度やりたい。けど、ヒュドラお前はダメだ。トラウマを思い出させるなんてダメに決まってるからな!!


「やるじゃんお兄ちゃん!こうしてお兄ちゃんもチートの道を歩むのであった!」


「何のナレーション?後チートっていうのやめて、友情と努力の勝利だから」


 ピオの存在がもうチートなので友情も努力もない訳だが、それは置いていて。


「あっ!お兄ちゃん、虹箱じゃん!!」


「虹箱?」


するとヒュドラのいた玉座には虹色の箱が置かれてあった。


早速開けてみると……



==============================


多頭竜ヒュドラの存在核×5

自在剣×1


=============♥︎



「核?自在剣?」


「やったじゃんお兄ちゃんの幸運値はやっぱり桁違いだねー。虹箱の出る確率なんて0.001くらいなのに。」


何だその確率は……ってそれで虹箱出たってことはそれだけの回数死んでるってことだよな.…‥泣きたくなってくるぜ。


「存在核は武器や装備なんかのコアに嵌めたら何らかの効果が付与させれるんだよ。まぁ、お兄ちゃんなんかはドロップとして使えるかもね。吸ってみたら?」


よーし、じゃあ、吸収!



==============================


プレイヤーYuuが多頭竜ヒュドラを吸収しました。


竜種に対する耐性50%UP

竜種に対するLUCK値25%UP

【ソロ勝利時のみ獲得】竜種のユニーク個体に遭遇する確率15%UP

【ソロ勝利時のみ獲得】竜種の肥やし吸収効率を1/10から、1/8へ。


ヒュドラから氷魔法を入手しました。統合して氷魔法(Lv.2)になります。

ヒュドラから咆哮(弱)を入手しました。

ヒュドラから火魔法(Lv.1)を取得しました。統合して火魔法(Lv.4)になります。


ドロップ

ヒュドラ Lv.100

UR 全+1,286,587


==============================



「えーっと……は?」



疲れなのか分からないけど表示がおかしく見える。うん。もう、寝よう。おやすみ


リリには疲れたから落ちると言って、「また次やろう」と約束し終わった。









終わったのだよ?ねず公くん


チュチュ(ログアウトした程度で我が侵略は終わらん!


何を言っておるのやらさっぱりだねぇ


ちゅちゅちゅちゅーー(調子に乗っていられるのも今のうちだ


何?


ちゅちゅちゅゅゅー(何故なら次回からも城攻略なのだからね!ふふふははははぁ!


なんだとぉおぉおお??

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ