この世界が仮想世界だと気づいたきっかけ1
私がどのように仮想世界だと分からされたのかについて書く。正直このことはあまり書きたくない。家族すら理解してもらえなかった。多くの人がここで離れていくだろう。明確な根拠がない。つかみどころがなく大変難しい。説明したところで理解できない。しかし私にできることはこれぐらいしかない。少しでも多くの人にこのことを知ってほしい。藁にもすがる思いで本書に取り組んでいる。どのように分からされたのか、一言でいえば統合失調症である。神が暴力や嫌がらせによって私を精神疾患患者のようにしたのだ。2年間迷路を彷徨い、目印を追いかけたら仮想世界という出口に導かれたのである。
最初は盗聴と仄めかしだった。どう考えても自宅などプライベートが盗聴されてるとしか思えない会話を職場の人間がするのである。ある日イタリアンに行った翌日、職場の人間がその店の話をするのだ。プライベートで恥ずかしいことがあれば、それを馬鹿にしたような会話を職場で次の日にされるのだ。これは大変気持ち悪く不快感と恐怖感のある嫌がらせである。人間である以上、欲や打算や好き嫌いがある。そういった恥ずかしいこと、悲しいこと、隠したいことなどを取り上げて、全て知っているぞと言わんばかりに同僚がネタにして嘲笑するのである。私がこのことに気付いたとき恐怖のあまりに声も出せなくなった。盗聴探査機を購入して必死に探し、調査会社にも高額で依頼したが何も出なかった。職場の人事や病院や警察などあらゆる場所に相談したが解決しなかった。必死になるほど精神疾患患者のように扱われ気が狂いそうだった。私はこの嫌がらせの正体や理由が全く分からず会社や同僚をひどく憎んだ。そうして2年前に退職に追い込まれたのが始まりである。