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東方無月才花譚~A Flower of Malevolence Planted in Another World~  作者: たると林檎
異変の始まりは幻想郷の端っこから
3/30

第二話 少女転生

――――……

神に最後、爆弾を投下された俺は少しの間、放心していた。


俺「…俺、女性になってるのか…?」


そう言った俺は自分の声の幼さに、そして高さに驚いた。

どうやら本当に女性、しかも少女になっているようだ。

…そうだ、バッグとか色々持って博麗神社に行くんだった。早く行かないと。

辺りを見回すと壁にリュックサックが掛けてあり、その隣に本、その上に眼鏡が置いてあった。

――その本を読んで、眼鏡を掛けて、袋を持って博麗神社という所に行くんだ。

あの神はそう言った。なら読んだほうがいいだろう。ついでに眼鏡も掛けよう。

俺はその本に近づいた。

すると、眼鏡の下に紙が挟まっているようだ。

俺は眼鏡をどかしてその紙を見た。

そこには何やら文字が書かれているようだ。


俺「えっと…――わざわざ私のために転生してくれてありがとう。最後に伝えることを一気に言うことになってしまったことは謝る。だからそのお詫びにそこの背負い袋の中に一つ袋を入れておいた。博麗神社で役に立つだろう。有効的に使ってくれ。――使えるものは何でも使わせてもらうか…」


そう言うと、俺はどかした眼鏡を付け、本を読んだ。


俺「何々…――この本にはあなたのことについて、あなたの持っている道具のことについて、出会った重要人物について、この世界のことについてが書かれています。――ふむ、じゃあ自分のことについて知ることにしよう。」


今、俺は俺ではなく一人の少女なのだ。名前が名乗れなければ怪しまれることだろう。

幸い、次のページは自分のことについて書かれていた。


俺「えっと…俺の名前は〈稲見いなみ むぎ〉、種族は人間、能力が…」


ーーーーーーー

少女確認中……

ーーーーーーー


麦「よし、大体確認が終わったぞ。」


軽く確認が終わったところで俺は本を閉じ、リュックサックの中に入れた。

え、俺のもう一つの能力が知りたい?…まだ内緒!

俺は眼鏡を掛け、リュックを背負い、元いた家から出た。


――それからの旅路は順調だった。

なぜならば、今掛けている眼鏡、千里眼鏡せんりめがねにはナビゲート機能がついていたからだ。

道中、村みたいなところに来たが、怪しまれてはいなかったようだった。


ーーーーーーー

少女移動中……

ーーーーーーー


――移動後。

博麗神社の階段で俺はへばっていた。


麦「ハァ…ハァ…ハァ…」


村から出発したのはいいものの、道中は完全な獣道で流石に疲れた。(それにその後階段も登ったし…)

眼鏡のおかげで妖怪にも出会わなかったしそこはいいのだが…(妖怪が出ることは眼鏡が教えてくれた。)

しかし、今までで少し時間がかかり過ぎたのか、気付いた頃には日が真上まで昇っていた。


麦「…そろそろ行かないとな。」


それなりには体力が回復したため、俺は階段の一番上まで登った。

階段の上にあったのはまだ新しめの神社と綺麗に咲いた桜の花だった。


麦「これが博麗神社なのか…?」


桜の中にぽつんと佇む神社。

…中々に綺麗だ。

神社の本殿に向かって歩いていると、誰もいないはずの右横から声が聞こえた。


?「博麗神社へようこそ、参拝客。」

麦「!?」


右を見ると、そこには箒に乗ったいかにも魔法使いらしい格好の少女がいた。

今回は主人公について軽く書きました。

主人公の詳しいことはこれからどんどん開示されていきます。

…最後にはお馴染みの魔法使いさんが出てきましたねぇ。

乞うご期待!


登場人物紹介

稲見 麦:しがないサラリーマンの転生後の姿。

能力はこれから活躍する。

女性的な喋り方にするか悩んでいる。

能力は『エラーを起こす程度の能力』と、『何事も平均以上にこなせる程度の能力』と、『???』。

『何事も平均以上にこなせる程度の能力』は、その言葉の通り、大体何でも出来るようになる。器用貧乏。

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