第二十・五話 一方その頃…
魔「――おい!待てっ!」
?「待てと言われて待つアホはいないんだぜ〜。」
そう言うのは魔理沙に容姿が酷似した人物。
――ことの発端は少し前まで遡る。
昨夜、里で泥棒が複数回出たんだそう。
その内の一人だけ、容姿が博麗の巫女――霊夢とそっくりであったらしい。
博麗の巫女には頼めないので霧雨魔法店に来たそうな。
魔理沙はその泥棒を捕まえるために、夜の里の上を巡回していると…
自分と同じ容姿、服装の泥棒が現れたのだった。
最初は驚いたが、その自分の偽物はこっちを見るや、一目散に逃げ出した。
そして今に至る。
魔「…魔法を当てて弱らせたいところだが…」
――ちょこまかと逃げ回るせいで標準が定まらない。
これではマスタースパークも躱されてしまうだろう。
何かないかと、ポケットを弄っていると、ポケットにキノコが入っていた。
魔「……」
――このキノコは!
…このキノコを食べれば何とかなるかもしれない。
でも、怖いのは副作用だ。
流石の私でも生のキノコを食べたことはない。
どうなるかは分からないが――
魔「賭けてみる価値はある!」
魔理沙はキノコを口の中に放り込んだ!
キノコを胃の中に収めると――
魔「…ま、魔力が…!」
腹の底から魔力がみなぎってきたことが感じられた。
少し強引な使い方にはなるが――
魔「…保ってくれよ、私の箒…!」
魔理沙は箒に魔力を注ぎ、能力を向上させた。
そのおかげで、偽物との差が少しずつ縮まってきた。
偽魔理沙「げ…!」
それに気付いた偽物は、速度を上げようとするが――
魔「これだけ近ければ避けられないだろう?」
偽魔理沙「ちょっ、ま…!」
魔「『恋符 マスタースパー…』」
しかし、その後の言葉が放たれることはなかった。
偽魔理沙「…?」
不思議に思った偽魔理沙は自分の顔を覆った腕を退けると――
魔理沙は、箒に体を預けて爆睡していた。
軽く頬をつねってみるが、反応がない。
偽魔理沙「……どうすればいいんだ…?」
急な展開に偽魔理沙はついていけず、少し固まったが――
偽魔理沙「…!」
すぐに、悪意を感じ取れる笑みを浮かべた。
先週は急に休んでごめんなさい!
このお話に何を書くか決まらなさすぎて…
悩んだ結果がこれです。
次の章に行くのですが…その章の名前も思いつかなくて…なんとかします。
最後にもう一度、先週は急に休んでごめんなさい!
次のお話もよろしくお願いします!




