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第十七話 怪しい少女

優「――えっ?嘘…」


話を聞いたうどんげは、とても驚いた顔をした。


魔「…残念ながら、本当だ。…今のうどんげに、永琳達を操っていた時の記憶は無いんだな?」

優「…何も思い出せないわ。」

魔「うーん……やっぱり、あの契約書に何かありそうだな…」


魔理沙は麦の言っていた契約書に目をつけたようだ。

というか、それ以外にめぼしい手がかりが無い。

あの契約書から読み取れることは、うどんげと契約を結んだ本人がいるくらいである。


麦「ただそれだけ…それじゃあ何も分からないな…」


麦は幻想郷についての知識が圧倒的に足りなかった。

麦はただ悩み、周りが動くまで待つことしか出来なかった。


優「……」


うどんげは、何故か右手を突き出した。

――まるで、誰かと握手をするかのように。


麦「…」


麦は、半ば無意識のうちに左手を差し出し、握手をした。

その瞬間――


優「――ッ!ああっ!思い出した!」


と、大きい声を出したため、麦は驚き、体をビクンと跳ねさせた。


魔「思い出した!?何を思い出したんだ!?」

優「多分…契約を結ぶ前の記憶だと思う…」


うどんげは細かい所まで思い出すように、ぽつりぽつりと記憶について話し始めた。


優「私は――いつものごとく暮らしていたんです。その時…初めて見る金髪の少女と、白髪の狐の妖怪が来たんです。」

魔「……その二人は、どんな感じの関係だった?」

優「…とても、仲が良さそうでしたね。狐の方に()かされてもいなさそうでした。」


魔理沙の問に、ゆっくりと返答するうどんげ。

なおも、魔理沙の質問は続く。


魔「二人の容姿はどんな感じだったんだ?」

優「金髪の人間の方は…なんか…巫女の服みたいな…白と、赤を基調とした服でしたね。妖怪の方は…赤い服で…赤い首輪のようなものをつけていました。」

魔「ふむ…彼らはどこから来た?」

優「普通に…いや、普通じゃないけど…迷いの竹林を歩いて抜けてきました。」

魔「なるほどな…」


そこで魔理沙の問いかけが止まったので、うどんげは話の続きを話し始めた。


優「…彼らは少しの間、永遠亭に泊めてくれないかと頼んで来たんです。師匠の永琳は快くその人達を受け入れたんですけど…てゐはその人達が怪しかったんでしょうか…てゐはその人達に罠を仕掛け、外に追い出したらしいです。」


一呼吸置いて、うどんげは話を続けた。


優「たまたま里に薬を売りに行っていた私は…里に行く途中で、その二人に出会いました。彼らはてゐに外に追い出されたと言うのですから…私もてゐに対する日頃の恨みが爆発しまして。一旦帰って師匠に言いつけたんです。…もう罠にかけられることはないと、私がその二人に言うと、ありがとうと返って来ました。そして、私が…お互い様です。何か困ったことがあったら何か力になります。と言い、金髪の少女と握手すると…謎の紙がいきなり現れたんです。」

麦「謎の紙…」


麦は小さい声でそう言った。


優「私はその不可解な出来事に戸惑っていると…握手をしていた少女の髪の色が、金色から黒に変わったんです。…そして、その少女は何かをブツブツ言った後、私にこう言いました。――お前は私を知り過ぎた。お前には仲間になってもらうぞ…と。…私の記憶はここで途切れてます。」


うどんげがそう言い終わった後は、少しの間沈黙が流れていたが――


魔「…つまり、この異変の元凶はその少女…ということでいいか?」

優「多分、それでいいかと…」

魔「それじゃあ霊夢に報告をしに行こう。うどんげ、動けるか?」

優「もちろん、動けますよ。」


うどんげはベッドから降りた。


魔「麦もついて来てくれ。」

麦「分かりました。」


三人は、霊夢の所へ向かった。


ーーーーーー

少女移動中…

ーーーーーー


霊「――なるほどね。その黒髪の偽巫女をとっちめればいいのよね?うどんげ。」

優「はい、そのような認識であっているかと…」

霊「そうと決まれば早速探しに行きたい所だけど…」


窓の外を見ると、太陽の姿はもう見えなくなっていた。


霊「また明日ね。…魔理沙は?これからどうするの?」

魔「うーん…私はやりたいこともあるし、これからは別行動でいいか?」

霊「分かったわ。」


霊夢は永琳の方を向いた。


霊「そういうことだから…」

永「分かりました。…また、薬などが必要でしたらここにいらしてください。」

霊「…話が早くて助かるわ。」


永琳に背を向ける霊夢。


霊「それじゃ、私は行くわ。麦、行くわよ。」

麦「は、はい。」


麦は、霊夢に続いて永遠亭を出ようとするが――


紫「――待って。私が麦のこと、博麗神社まで連れて行ってあげるわ。」


その麦を止めたのは紫だった。


霊「…何のつもり?」


流石の霊夢も警戒心を強めるが――


紫「ただの良心よ。悪い?」

霊「……」


そう言われてしまうと、霊夢は反論できなかった。


霊「…分かった。でも、変なことを麦にしないで頂戴。」

紫「もちろん、そんなことはしませんわ。――少しだけお話するだけです。さあ、行きますよ。」

麦「…え?」


麦はスキマの中に吸い込まれた。

十一時ぴったりに小説を掲載できなくてごめんなさい!

以後、直して行きます。

お話としては怪しい二人組が現れました。

あの二人組は誰何でしょうねぇ…

次のお話もよろしくお願いします!

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