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狭い部屋

作者:MoonLight
 俺はいったいどれだけの時間ここに居るのだろう。

「うーん……」

 俺は狭い部屋にこもり哲学者の様に考え込む。
 もう少し、もう少しで。と思うのだが
 その思いは、ぎりぎりまで来るのだが寸前で儚く散っていく。
 うまくいかないものだ。

 俺はここにいる間、まるで一生分の知恵を絞り思考を巡らせている。
 しかし、良いものは出てこない。
 良いものは、考えひねり出すものでなく、突発的に出てくるのかもしれない。
 よく降りてくるという表現を耳や目にするが、まさにいくら考えても駄目なものはダメなのだろう。

『それでも俺はあきらめることはできない』

 もうゆうに一週間は何も出てこないのだから、俺の焦る気持ちを共感できる人も多いのではないだろうか?

「ううーむ」

 俺はさらに眉間にしわを寄せ苦悶の表情を続ける。
 しかし現実は無常だ。
 何も出て来やしない。

「はぁ……」

 もうあきらめた方がいいのだろうか? 深いため息を一つ。
 しかし、そんなとき

「きた」

 身震いするほどのすさまじい感覚が俺を襲う。

「きたきたきたきた」

 俺は興奮を抑えられない。思わず連呼して叫んでしまう。
 このタイミングを逃したら次はいつ降りてくるかわかりはしない。

 俺は必死に全神経を降りてきたものを全てに集中する。

「もう少し、あと少しで俺はこのつらい時間から解放されるんだ」

 …
 ……


 ブリブリブリ―――――ッ





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